総勢好調!

午前中は地元ガイドとして役場と観光協会の方々とさくらの滝の観察場所の安全性を確認しに行きました。この滝周辺は砂岩でできておりとてももろく、滝や観察場所のすぐ前が毎年のように崩れているのです。

調査のため川に降りて観察場所をのぞくと・・あれま、やっぱり2メートルぐらいえぐれていて今の観察場所ぐらいまでがいつ落ちるかわからない状態です。そのため今シーズンも2メートルぐらい離れたところにロープなどの柵を設置することになりました。パッと見た目は川の近くまで行けそうですが、いつ崩落すかわからない状況なのでどうか皆さんこれから張りなおすロープから出ないようによろしくです。

午後は恒例の湖へ。今日は途中から南風が強くなりポイントが絞りづらい状況になりましたが、さすが知床のガイドE氏。水温や水流など自分の方程式に当てはめ、広大な釣り場の中から魚のいる場所を探し出し連発!見事としかいいいようがありません。

知床K氏も今日は順調。というか・・

なかなか寄って来なくて自分の周りを犬の散歩のように回しているな、とおもったら62センチの大物!コンディションもいいからそりゃぁ引くよね!

K氏はサクラマスもゲット。素晴らしい!羨ましい~!

何時間もウグイしか釣れずに今日はボウズ覚悟だったボクもルアーで今季初ゲット。連発で来ました!写真を撮ろうとするとウネウネッて逃げ出すのはやはりイワナです。

後ろの湖岸では鹿の親子が水を飲みに来ていました。

このオジロワシもここが生活圏。なかなか写真が撮れないけど水面すれすれに飛び、魚を鷲づかみするのは見事です。

苦戦していたM名人も連発ゲットでホッとしています。

フライに戻してワカサギをたらふく食べたと思われる48センチのアメマスをゲット。めちゃ引きが強くてニジマスかと思いました。今日は難しい風向きの中、全員複数匹釣りました。魚の型は25センチから60センチオーバー、少しスキニーな奴もいるけどほぼ素晴らしいコンディションの魚でとても楽しめました。またまた、また行こう!

 

 

たまたま好調!

今日は天気予報が外れて雨もほぼ降らず風も予報と逆の北向き。ここの釣りにはいい条件です。ただ昼前後にはベタ凪となり昼食。そして知床ガイドのE氏にアンダーハンドキャスト・?を教えてもらいました。なんとなくわかったぞ!?あとは練習でしょう。釣りのほうは普通の並ウグイだけなくエゾウグイも混じり始めました。ちょっと重々しい引きで慣れると引きだけで違いがわかります。

ちょっとカッコよく・?エゾウグイを撮ってみました。ウグイが来たらトラウトもいるぞ!という期待と意外にいい引きを楽しませてくれます。

1時間に一匹という感じでアメマスは5匹。ウグイは10匹ぐらい。アメマスは50センチオーバーの産卵後で痩せているやつと40センチぐらいのグッドコンディションのやつに別れるけど、少し小型で体格のいいやつは産卵していないのでしょう。とてもいい引きをしてくれます。まだアメマス以外釣れていないのでそろそろサクラマスやニジマス、ヒメマスの顔を見たくなってきました。また次回!

早めに交換

雪も吹きだまりだったところ以外はほぼ解けてフキノトウもあちこちに出てきました。気温も15℃まで上がり春本番です。

ウチのレクサスの純正夏タイヤは(ラクティスなのに元の持ち主が語呂が似ているのでレクサスと本気で言っていた・・かなり違うだろ~)アルミホイール”風”鉄ホイールキャップ。そのキャップの隙間から見える鉄の部分が茶色くサビていてどうも気になっていました。そこで塗装。まずサビ落としにサンダーの登場。紙やすりを付けて当てるとたちまち本体も削ってしまうほどピカピカに。ちょっとやりすぎてしまうので仕上げ磨きは手でやりました。やっぱり道具だねぇ~

スプレーの塗料を使ったけど慣れていないので多く吹きすぎてしまい、なんか泡々に・・薄く吹き重ねるのがコツみたい・・3回吹き付けたらパッと見た目はわからなくなったからまあいいかっ・・

タイヤを出したついでに交換もしてしまいました。今の時期は道路には雪は全くないけどたま~にドカ雪が降ったり、朝氷点下になって凍結したりするのです。そのためもう一台のヴォクシーはGW明けまではスタッドレスのままに。もう雪は降らなくていいかな。

 

日々湖

昨日、今日と連日屈斜路湖に通っています。結論から言うと今年も釣りは苦戦しそう・・だけど一日一匹でもいいから最高の自然環境の中でワイルドのトラウトたちと遊びたいのです。昨日はポツポツと知床K氏とM名人も今期初のアメマスをゲット。

「来た!アメ」という声が聞こえて振り向くと良い型のアメマスをすくっています。

フライのボクはやはりまずはウグイでしょう!?ルアーにはほとんど来ませんが、フライではドライでもニンフでもここの主役です。

やっと撮れたミサゴの魚運び。ダイブの『バッシャーン」という音にはいつもビックリするけど、互い違いにつかんで魚をちゃんと前向きに持っています。

ボクにも待望の初物!55センチぐらいの細長いアメマス。産卵後の体力回復期のため一生懸命にエサを食べるのです。この時期、大物はだいたい痩せていて、45センチぐらいまでのやつはプリプリの体をしたハイパワーなやつが多いです。中型以下のやつはたぶん産卵に参加していないんじゃないかな・・

人間用の秘密兵器。電熱インソール。モバイルバッテリーで2時間ぐらいしかもたないけどほんのり暖かさは水温の低いこの時期のウエーディングに威力大です。

今日はベタ凪の時間が長くて大苦戦。やはり波が命運を握っています。ハクチョウたちはなんであんなに低空飛行するんだろう?

今日唯一の釣果(ウグイ除く)のハイパワーアメマス。ニジマスかサクラマスかと思いました。でもなんとか一匹釣れて良かった!また行こう。

屈斜路湖へ!

今シーズンも楽しみにしていた屈斜路湖の釣りが始まりました!17℃という暑いぐらいの気温なれど美幌峠からのライブカメラではまだ氷残っているなぁ・・今日は釣りができずに偵察か・・?というつもりで初出陣。昼頃着くとなんとか氷の無いところにルアーやフライが投げられるぐらいの解氷状況。氷の板を押しのけ、また風上から流れてくる大きな塊に押しつぶされないように気をつけて氷水の中へ・・冷てぇ~

1時間ほどすると風が強くなり、モーセの海割りのようにみるみるうちに膨大な氷が割れて流されていきました。まるでボクたちのために開けてくれたよう。いつもスノーシューで登っている藻琴山もまだ真っ白で素敵です。

ハクチョウたちもまだけっこういます。後ろの森からはアカゲラやクマゲラ、オジロワシの声も聞こえてきます。

釣果は・・体高も大きさもある良い型のウグイばかり9匹。リールも何度も逆転してアメマスだ!と思ったらすべてウグイでした・・まあ初日はこんなものでしょう。次回はトラウトを釣るぞ!

太平洋へ

釣り竿とカメラと双眼鏡と長靴を積んで太平洋側へ。行ってみたい沼とあちこちの川の下流の偵察、そしてラッコが見たくなったのです。途中、風連湖の砂嘴の先端、湖口へ行ってみました。

テトラに乗って河口を見ると第一級のポイント!イトウでも釣れそうな雰囲気だったけど季節的にたぶん半端なのでしょう。雪代で濁りもあって魚っ気はありませんでした。違う季節にまた来たいところです。

浜中町を過ぎ車の全く通らない絶景ロードの先に太平洋が突然出てきました。これぞ北海道!

北太平洋シーサイドラインを走り恵茶人沼へ。難解地名で「えさひと」と読むそうです。名前の由来はアイヌ語「エサシ」「エサウシ」山が海岸にせり出ているところ、
らしい。すごくきれいに見えるけど漁網のゴミが壮絶・・沼は浅くて魚っ気は無かったけど・・

クロガモの群れがにぎやかでした。なんか楽しそう。

久しぶりに霧多布岬へ。先端に松浦武四郎の文が書いてあったけどなんだかよくわかりません。ラッコはどこだ?

しばらく探すと「いた!」・・?双眼鏡で見てみるとアザラシでした。結局今日はraラッコはお留守のよう。

再び北上。何度も鹿の群れにぶつかりそうになりました。注意!!

竿を出してみたかった風連川下流。国道下だけあって人も多く、魚もたまにジャンプしています・(ボラか?・・)ルアーで何度かのアタリのあと45センチぐらいのアメマスがヒットしたものの足下でサヨナラ・・フライに換えて流すもアタリ無し。まあいることはわかったから良しとしましょう。今日は1日風景と自然を楽しみつつ、釣りのほうも行ったことのないところにしたため新鮮でした。湿原河川の釣り方はまだよくわからないけど謎を解くようにまたチャレンジしたいとおもいます。

 

 

 

 

 

 

首都圏で釣る

首都圏の川は近年きれいになっていて魚も多く(ヤバいのも含めて種類も多い)楽しいので地元のN名人に案内してもらいました。

ウグイや鯉はいっぱいいた
けど産卵期というだけあってなかなか釣れません。ようやく一匹(スレ・・)マルタウグイを手に取ることができました。意外に臭くなかったのはこの時期だからでしょう。見事な婚姻色です。

バスや鯉もなかなか釣れずにY氏もハゼ狙い。足元の石の隙間にエサを落とすと入れ食いでした。

ちょっと愛らしい。もしかして多摩川に一番数の多い住人かも。

前日に管理釣り場でさんざんニジマスを釣った翌々日、実家から自転車で20分ほどのところにある別所沼へ。ここは市民の憩いの場所となっていて釣りもOK。いいところです。

やりたかったのはシモリウキでのエサ釣り。エサのアカムシを手に入れるのに苦労しました。釣りって流行っているのに釣具屋って少なくなったのですね・・でも高校の時までヘラや鯉、そしてフナやタナゴを楽しんでいたころを思い出しました。仕掛けは極小の立派なものも売っていたけど、ちょっと大きなシモリウキがスゥーと動くアタリを見たかったので、昔ながらの大きさのやつです。

たしかここは手長エビやタナゴが昔釣れたような気がしましたが、クチボソ主体のハゼ少し、周りではヘラブナかマブナを釣っていました。鯉はパンで3度食わせたけどなぜかフッキングせず。原因はアワセの方向、針先がエサのパンからあまり出ていない(小さかった?)、すぐに糸などに気がつき吐き出すなど複合的な要因か?・・リベンジせねば!

物置きを片付けていたら最初に手にしたもらったフライロッドがでてきました。(折れていたのを直して使った)ダイコーで書いてあるな・・ルアーロッドも、ふる~いグラスでめちゃ重い・・両方ともたしか40年以上前のものです。

女満別空港から網走の沖合いに流氷蜃気楼が!まだ沖に少し残っているようです。北海道に帰ってきた感じ。

帰宅すると雪解けが進み、丸太が雪からすっかり出ていて「腐る前に早く割ってくれ」と言っています。

そして今日は1日薪割り。敷地内に生えていたシラカバですが、これが節とねばりがあって割りにくい・・腐りやすいし薪にしてもすぐに燃えちゃって暖かさが少なくあまりいい樹種ではありません。しかし最後まで燃やしてあげねばと不調なチェーンソーでなんとか切り込みを入れてクサビを鉄ハンマーでたたき込み裂くように割っていきました。残り少しで日没、終了。久しぶりの重労働で体中が悲鳴を上げていますが北海道で生活しているって感じのいい1日でした。しばらくは大工仕事が続きそうです。

 

 

 

シーズン初めはボウズ続き

網走への用事のついでに網走湖のインレットへアメマス狙いで行ってみました。・・やはり雪が・・

土手に車を置き歩いて釣り場へ。冷たい水の中に入るために全身着ぶくれの身にズボズボハマる歩きでたちまち大汗。車で最後まで行けるのはまだ20日ぐらいかかりそう。

沈めたり引いたりとねばったけど魚のさの字もありませんでした。常連さんらしきルアーマンに聞くとだんだんと釣れなくなってきているとのこと。ここは当たり外れが多い釣り場だけど魚も動いているのでしょう。シーズン初めは魚を探す釣りだからなかなか釣果がでませんが、それだけに最初の一匹は嬉しいのです。早く喜びたい・・

ルベス岳へ

登山道は無く、通常積雪期のみ登ることのできる絶景ポイントのルベス岳。この周辺は地元では有名なバックカントリスキーのメッカではありますが北海道でも人の少ない道東地方、会う人もわずかです。まずは峠に車を停めて樹林帯から安定した雪庇の壁をよじ登ります。ここでアリ地獄のようにずるずる下がってしまうのはお約束。でも先月もツアーに参加していただいたWさん夫妻は慣れていてスノーシューを雪面に蹴り込みうまく登っていきます。

眼前に現れるのはオホーツクの流氷。今年は南風で一気に離れてさようなら、ではなく徐々に薄くまばらになっていっています。

そして急こう配の斜面を下ります。よほど慣れていないと結構恐怖な場所。

そして忍耐の登り。春雪のため沈んだスノーシューが重い・・

気温はちょうど0℃。シラカバが白い霧氷でいっそう輝いていました。

キレイな斜面を登ると風紋と雪庇の稜線歩き。風景も広がり気持ちも解放されていくようです。

知床をはさんで根室海峡側の野付半島も見渡せます。流氷もずいぶん南下しているな。

約1時間半の歩行で山頂へ。雪と空の世界。

山頂で斜里岳を望む。ウチから見るのとちょっと形が違うけどやっぱりカッコイイ山。

帰りは一気降り!きれいな急斜面を走ったり歩いたり。スノーシューの面白さ満喫です。

たまにコケつつ無事下山。峠の車に戻ると同時に雪がかなり降ってきていいタイミングで下りることができました。

今年の冬期スノーシューツアーもこれで終了。宿泊およびツアー参加された皆様、オホーツクの冬の自然を感じることができたでしょうか。私も最高に素晴らしいと毎度ながら認識しました。まだ参加したことのない方は是非おいでください。きっと良い思い出になると思います。

 

外が好き

家の中にいると血行が悪くなるのかどうも不調です。宿のメンテナンスや事務仕事などやることは限りなくありますが、やはりボクには外での肉体労働が向いているよう。今日はワカサギ釣りの道具の片付けや物置の整理、釣った魚の加工、そして来シーズンのための薪の整理。何年か前に動画を参考に作った薪小屋ですが強度が無く、すでにあちこち壊れたり外れたり・・いずれは直すとしてまずは雪の中に埋もれていて伐採し、玉切りだけしてあるシラカバを割って置くスペースの確保のため薪を移動。先れ先出しも大変です。

ときおり吹雪の中、30分ぐらいかけて除雪し掘り出せた細い枝だけ薪小屋へ一輪車で運びました。

夕方は斜里川へ。今季初のアメマス狙いですが、雪が深くたまたま持ってきたスノーシューが役にたちました。枝の間からあちこち投げるもボウズ・・でもやはり外は気持ちいい!釣れなかったけどリバーサイドウォークができてこんな釣りもいいものです。