花の季節

昨日のショートツーリングがとても気持ち良かったので今日は小清水原生花園へ。気温も25℃とちょうどバイク日和。裏道をぬうように走り原生花園に着くとやはり北海道の風景、馬と斜里岳。

エゾスカシユリも最盛期といった感じでとても綺麗ですが、今年は咲いている範囲が少なく、駅周辺だけでした。これも笹枯れと同じくたぶん雪が少なくて冬を越せない植物がいたのでしょう。でも線路の脇の斜面がこんな花畑なのはさすがです。

色が綺麗なのにシャンとした花がなかなかないハマナス。いい香りなのにトゲトゲ注意。

エゾキスゲはもう数日後が最盛期のよう。

道路の湖側にはヒオウギアヤメが紫に咲き誇っています。

帰路、小清水の裏道の畑の隅で見つけた看板。明治時代に釧路~北見間の道路として標茶にあった監獄の囚人たちを使って開通させたらしい。この下の真っすぐの道路のことかな・・?

その大変な労力をかけて作られたであろう、爽快ロード。今は気持ちのいい道として利用させていただいています。先人に感謝。

 

ベストマッチ=バイク+北海道

ようやくライダー復活!8カ月乗らなかったのにセル一発で始動!この完成度と耐久性の高さにには驚きです。

22℃の快適気温と快晴の知床。(真ん中の樹木のあたりに我が家)これが北海道の6月。最高のツーリング日和です。

海に続く清里ストレートロード。NHKアナウンサーの瀬田ちゅうさんは「宙(そら)の道」と名前を付けてくれました。

さくらの滝のジャンプも最盛期へ。この春に水の落ちる部分がかなり崩れて助走のところに岩でもあるのか流れの太いいい場所になかなか飛べません。滝越えの難易度は上がったかも・・ちょっと心配。

我が家の裏の方の爽快ロード。バイクに乗るとやはり自分の原点を思い出します。それにやっぱり開放感と乗っている乗車感と操作感が最高!今はちょっとバイクバブルのようですが、こんなに楽しく爽快で思い出をどんどん作ってくれるバイクにみんな乗ったらいいのに・・メーカーさんもあんなに高くちゃスマホ世代の若者には買えないからもっとシンプルでかっこよくリーズナブルなものも出してくださいね。

 

清里町探検と登山

昨日は地元、清里町の泉探検。山奥まで車を走らせ、歩き、よじ登りクマザサをかき分けダニと戦いながら目指す泉に向かいました。

何とかたどり着いた泉。10年ぶり以上かな・・岩の間から約5℃の冷水がこんこんと湧き出ていました。自己責任で飲んでみたら最高の水。我が清里町の秘境にこんな素晴らしい場所があることを再認識。

そして今日は斜里岳へ登山道整備。なまりきった体に徹底的に鞭を入れるのには最適な斜里岳。登山ガイドをやっていた時は楽勝だった山なのに今は「チャレンジしてみなさい!」と言ってくるようにハードルが上がってきました。邪魔な枝を払いながら沢を渡る地点や迷いそうなところに観光協会オリジナルの標識テープをよ~く考えつつ取り付けていきます。

登山道上にはあちこちにチシマザクラが咲いています。最後の花見でしょう。

残雪もほんの少し。あと一週間ほどで解けそうです。アイゼンはいりません。

馬の背から上は高山植物天国。ツガザクラを見ると「来たな~」と感じます。

日当たりの良いところではチングルマも満開。

青空と爽やかな気温、最高の見晴らしの中、3人で登山。整備を真面目にやっていたら時間がかなりかかってしまったけどやっぱり何人かで行くと楽しいですね~!

オジロワシとイワツバメが山頂の周りを飛び回っていました。

根室海峡から太平洋側は雲の中。でも大雪山、阿寒の山々、オホーツク海、知床、そして雲の上に国後島の山々までしっかり見えて最高の風景。

国後島の爺々岳(チャチャダケ)の展望。いつか行きたい!

そして我が家も眼下に見えます。いつも眺めている山のてっぺんから逆に家を眺める快感!

これからどこの整備が必要かを考えながら、せっせと整備しつつ降りていきます。結局山に12時間いました。予定通り体中が悲鳴を上げていたけど達成感はバッチリ。やっぱり斜里岳は最高です。

暑かった・・

用事があり埼玉へ行ってきました。女満別よりの空路は基本的に右の窓側。転勤族だった時代の住んでいたところ、登った山、釣りやキャンプをした湖などを眺めるのがとても楽しみで毎回遠足の小学生のようにずっと窓にかじりついています。今回は昨日までの大雨から一転、快晴でえりも岬がしっかり見えました。また河川はどこも泥濁りで海も沿岸はかなりの濁り。しかしそれが栄養となるのだと思うと循環を感じます。

埼玉は暑かった・・連日30℃とこの地方の人にとっては大したことない気温ですが、清里の30℃とは違い、風も無くアスファルトの照り返しが鉄板の上で焼かれている焼きそばのよう・・でも都会って室内はどこもエアコンで冷え冷えだから少しの屋外は耐えられるのでしょう。エアコンが無かったらもはや住めないんじゃないかな・・?

帰路のAIR DOでのドリンクサービスのコップが可愛い。微妙に絵が違っていて持って帰りたいぐらい。

1週間ほど留守にしているうちに斜里岳の雪が急激に解けました。一気に夏、一気に雑層が・・そろそろ原生花園の花も始まりだしていると思います。

 

道北イトウ釣行2021初夏

10日ほど前、大宴会を開いているイトウを前にほぼ敗北した悔しさから再び300キロ先の猿払を目指しました。そしてまた来ちゃったよ・・のエサヌカ線。猿払までの一般道の300キロは信号も少なく、しかし取り締まりも結構やっていることもあり安全運転で走って5~6時間。景色も最高で気持ちのいいドライブです。北海道の地方の道はホント疲れません。(眠くはなる・・)

今日も道路が逃げ水で無くなって見えます。向うから浮くように近づいてくる対向車。

猿払川にはよく白骨化したエゾシカが沈んでいます。ぬかるむ泥底から抜けられなくなったのか老衰か・・生き物と水と大地の輪廻でしょう。それにしても川にはイトウの姿がかなり減ったと感じます。(データー的には数は減っていないらしい)。2年ぐらい前からエサの小魚やエビの姿もめっきり少なくなりそれに伴ってのことだと思うけど、その原因が人為的なものでないことを願います。

海では釣れるようになったと聞いているのでエサの小魚を探しに海に下るイトウの割合が増えたのではないかと・・河口や海も偵察。ホタテの町というだけあって猿払村の砂浜はホタテをはじめ貝殻でいっぱいです。

2日間の釣行も終盤。迎えてくれたのは野生化したミンクとウグイ君。無心と疲労のあきらめモードで海に向かって、もらった拾い物のルアーを投げていると・・

いきなり釣れました!!久しぶりの大物92センチ。河口の防波堤から釣ったので足場も高く、高波とテトラに走られてダメかとおもったけど、ちょっと強引になんとかいなし、たまたま買って持ってきた磯用の長いたも網(持ってきてホントによかった!)で波の合間を見計らってネットイン。掬って足下に上げた瞬間に”バキッ”と網の柄が折れました。横にすると折れることはわかっていたので慎重に縦に引き上げたけど魚の重さには耐えられなかったよう。初めて掬った一匹のイトウで折れるなんて「あ~あ」という気持ちもあるけどそれより「イトウはやっぱすげえ!」と思いました。(一張羅の竿(モアザン)が折れなくて良かった・・)次は人間を掬っても折れないような網を作るかな・・

まもなく夕暮れ。真っ赤な夕焼けの手前に新しく設置された中型の風車郡が道北らしい。・・防波堤から全力でイトウを持って浜に走ったので胸は苦しく足もつりそうだったけどこの一匹ですべてが報われました。(そのあと2回、足もとの波打ち際で中型がアタックしてきたけどフッキングに至らず)今回も海と川を行ったり来たりするイトウの釣り方もなんとなくわかってきたし野生動物ってやっぱりアナログなんだな、と再認識しました。秋も楽しもう!

 

 

犬走り復活

北海道の住宅には雨どいがありません。(雪や氷で壊れるから付けられない)そのため雨があまり跳ね返らないように犬走りに砂利をひきます。(犬走りとは住宅の周りの犬が走るような小道のこと)北側の雨の落ちる部分は十数年経つと砂利も徐々に土に埋まり雑草やコケが厚く生えてなんか湿っぽいし虫も多くなってきます。そこで今回は砂利の引き直し。

一番の労力はこのコケと雑草を剥ぐこと。毛布のようになったコケは砂利を巻き込み一緒に取れてしまうので砂利を一つずつ取りながらの手間のかかる作業。雑草も厚い皮をスコップと鍬でべりべり剥がすように取りました。

あとは突き固め。義理の父の使っていた突き固め(タコって言うのかな?)でしっかり固めてホームセンターで買ってきた砕石をひくだけ。この砕石は20キロ(600円)を10袋買ってきたけど、ちっとも足りない・・

白いところは濡れていた砂利が乾いたところ。薄くしか引けなかったからすぐに雑草にやられるかも。次回はやっぱりダンプ一台で買った方が安いし運ぶのも楽そう。これからも少しづつメンテナンスせねば。

タンポポ退治

庭や道端はタンポポだらけ。キレイといえばキレイではあるのだけどタンポポは根が深く、花をちょん切っても種になってしまうほど強くて手ごわい相手。農家の人も嫌がります。今日は咲いているものだけでも刈ろうと草刈り機を始動。時間もあるので久しぶりに徹底的に刈りました。

2時間かけて敷地内の半分ぐらいを刈り取り。心地よいを少し過ぎたぐらいの疲労度に満足。残りは次回。しかし半月もするとまた元の木阿弥になってしまうほど雑草は逞しい。そうなりたいものです。

ウグイのち月見

毎回「今日こそは釣れるだろう!」というプラス思考で出陣して1時間ぐらいすると段々「今日も釣れないのかよ~・・」と心折れてきます。そんななかでもウグイ君たちだけは遊んでくれるのはありがたいことです。ウグイばかり釣りすぎてエゾウグイと普通のウグイのだいたいの釣り分けとかかった時の引きで両者の違いが分かるようになりました。(だからなんだ?という感じだけど・・)エゾウグイ君、上唇硬いんだね。

小河川のインレットではワカサギを狙っていつものやつが来ています。ただ例年よりワカサギがかなり少ない・・それも自然のサイクルならいいけど・・

森にはオオバナノエンレイソウ。

雪もかなり解けた藻琴山の夕暮れ時。右奥200mにM名人が黙々とルアーを投げています。他にはだれもおらず屈斜路湖貸し切りのよう。

帰宅すると斜里岳の上に暗いオレンジ色の(カメラで明るく撮った。実際はかなり暗いの皆既月食が見事でした。凄いのは満天の星空が現れたこと。月の明るさがよくわかりました。

数十分後、左上から通常の明るさの月の出。そしてまもなくスーパームーンの明るい満月に戻ると同時に暗めの星たちは見えなくなっていきました。宿の居間のライトを消してお茶を飲みつつの天体ショーは最高でした。

やばい雲

最近、朝は快晴→昼は雨→午後は晴れのち曇りといった不安定な天候。特に今日の昼過ぎには西から真っ黒で渦巻く竜巻のような雲が急にやってきて「竜巻くるかも!」と宿の中でも丈夫な部分に退避することも視野に入れちょっと緊張。このあとは強風、雷雨となり30分後には晴れて一安心。

斜里岳も雪解けが進みました。でも山頂付近の傘雲はなかなか取れなくてやはり不安定な天気は続きそう。湖や海で釣り竿に雷落ちないように気をつけねば。

気質に合わない

ここのようなへき地に住む私らはアマゾンのヘビーユーザー。そしてアマゾンから空箱が送られてきました。・・と、よく見ると箱の底にラップに巻かれた5×3センチぐらいの釣り針ひと箱・・今の時代でも昔でもこれは限度を逸脱した無駄。根本的に日本人気質に合わないしエコだ、カーボンニュートラルだ、SDGsだという流れに完全に逆行しています。いくら世界一の会社でもこのやり方はいかんなぁ・・きっと早急にこんなシステムは改善してくれると思いますが、次回はここから買うのはためらうかな・・