一部の方はご存知なのですが、宿の横にパン工房を作り(ほぼ完成)、GWから清里町内の道の駅「パパスさっつる」で販売します。店の名は「komugi」。でもボクは経営のほうで、店長兼職人は京都からの移住者のYさん夫婦。開店したらちゃんとご紹介しますが、この二人は美味しいものへの探求心が極めて旺盛で、作る料理も絶品、そして清里産、北海道産の小麦を使って香り高い見事なハード系のパンを焼きます。そしてそれが素晴らしく美味しかったので「パン屋さんやらない?」と誘ったの事の始まり。それにこの周辺にはこういったハード系のパン屋さんが無いので何よりも一番嬉しいのは自分かもしれません。店の中はHPのトップページの写真、このブログの写真は看板です。店内の古材を使った棚やオホーツクでは見たことも無いようなデザインの看板ともこの素晴らしいセンスはもちろんボクオリジナル、なわけはなく、富良野のデザイナーさん(北の国から、の五郎さんの”拾っていた家”を作った方)の作品。さすがプロ!材料の古材はゴミとなる予定のものをもらってきたので、”もらってきた店”とでもいいましょうか。GW、是非道の駅に行ってみてください。(たぶんオープンしていると思うけどやっていなかったら開店が間に合わなかった、ということで・・)
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2011ツーリング開始!
石釜Ver・・7ぐらい
乗り鉄
清里へ来て早11年。実は釧網線の釧路方面行きに乗ったことが無かったのです。そこでお客さんたちから聞いたお得な18切符を利用して家族で根室まで行ってきました。北海道のローカル線の旅というものは鉄道に乗る、ということを目的にしないと車に比べて「遅い、本数が無い、乗り継ぎが悪い、行きたいところに行けない」といった負の面ばかりが目立ってしまいます。でも今回はその「乗る」ことが目的。車窓からの風景は新鮮で、道路からみるのとはまた違った時間が流れていました。
特に緑~川湯間の急勾配とカーブの連続や、川湯硫黄山が見えてくるところ、鹿の飛び出す瞬間、落石岬周辺などは車両の一番前でずっと見ていました。きっと運転主はすぐ横でイヤだっただろうな・・
釧路の乗り換えは約50分。駅前に出てみると「946」の数字が・?・・「クシロ」なんですね・・・
元ヘルパーのNちゃんに案内してもらった根室市街では交差点の地名看板にロシア語での表記まであって最果て感を味わえました。
根室といえばエスカロップ。急な階段を登っていく銭湯の2階にあるこの店はレトロな雰囲気ながらも味はGood!バターライス、カツ、デミグラスソースという脂っこさのトリオながら意外にあっさりしていていけました。
鉄道の旅もいいもです。
雲・知床上空
雪山2
春山・雪山・楽しい山
絶景の日常
連日のツアーでの風景。ルベス岳登頂の次の日、久しぶりに裏摩周展望台からさらに旧裏摩周展望台へ行ってきました。今は禁止されていますが、何十年か前はここから摩周湖の湖面へ降りて水泳などをやったそうです。(昔も禁止はされていたのかな・?)湖面が比較的近いのが特徴でしょう。
季節は着実に春。昆虫類もかなり姿を見せるようになり、今年初の蝶も飛んできました。たぶん越冬したエルタテハという蝶です。気温は日中でも0℃ほどですが、陽射しも強く体感温度で生活している人間以外の生き物にとってはもう春なんですね。
そして今年からはまっている知床、「象の鼻」へ。3月の流氷は海水面もかなり見えてコントラストも強くとてもきれい。まだヒグマもでていないようです。
違う表情の流氷
今年の楽しみは長くていい
一時離れかけた流氷も北風でまた戻ってきて相変わらず期待以上の風景を見せてくれています。まず見つけた遠音別川河口の流氷トンネル。気温は低くてももう春近し。陽射しが強くなってきていて融けて凍ってでツララも発達。車のタイヤ周りにつく氷はやっかいですが流氷はまた違った表情が楽しめます。
鹿たちはちょっと痩せてきて、美味しくなさそう、いや、気の毒ですが彼方まで続く流氷原をバックに絶壁の上にいる光景はなかなかです。
この日の最後は夕映えスポットで知床一人気のあるプユニ岬。いつも最後の日の入りは雲に入ってしまうことが多いですがそれでも流氷原が紅く染まる風景は極上です。それにしてもみんな大砲のような凄いレンズのカメラを持っているなぁ・・