北西の風と雨で寒く薄暗い今日のオホーツクから、太陽と酪農地帯の広大さを感じるために太平洋側へ。そして目的地の別海町のカフェ・トランク。ここのパンケーキはフワッフワッで美味しい!コーヒーも目の前のサイフォン式で落とした香り豊かなものを入れてくれて至福の時を過ごせます。そして標津町川北の山本商店さんでワインを買って今日は静かに楽しく飲もうかな!
投稿者: wpadmin
鹿注意
天気が良くなったのでニジマス狙いで湖の一番人気の流入河川の流れ込みに出陣。昼前に到着するとすでに10人ほどが竿を振っていました。しかしボクが見ていたかぎりでは誰もウグイ以外は釣れていません。朝は釣れた人もいたとか・・さすがにスレッスレのようですがそれでもこんな自然の湖で釣り堀のように放流もしていないのに毎日誰かしらは釣れているらしくこの湖のポテンシャルの高さが伺えます。また何日か通ってようやく50~60センチの大物をゲットできる、というのが北海道らしくていいですね。本日ルアーフライ二刀流のボクは・・夕暮れ間際にフライで掛けたものの一度首を振られてバラシ・・逃がした獲物は大きい、としておきましょう。
帰路は4回出ました。そのうちの一番慌てなかった一回。写真も撮れました。。こういうふうに道路に並行に向いているときは正面に飛び出してこないのでまあ大丈夫。後の3回はカーブを曲がったら道の真ん中にデカい雄鹿がいたり飛び出してきたり・・ぶつからなくて良かったです。
一気に
初積雪
遡上
やっぱり釣れたときに脳内にいい物質が出るんだろうな・・1週間釣り三昧したのでしばらく竿を置こうときれいに仕舞ったけど、何日かするとまた行きたくなるのが釣りなのです。ということで今日はルアーロッドも持って紅葉もほぼ終わり葉が落ちて明るくなった湖にやってきました。林道は小さくて軽い軽自動車が楽なので女将号出動。(ちゃんと洗いますから)
最盛期の日曜日だけあって釣り人が多い!といってもこの北岸は1キロに3人ぐらい。ソーシャルディスタンスは十分ですがボクも含めて皆さん不調の様子。林道を進みつつたまたま人のいなくなった流れ込みにそっと近づくと・・いました!産卵のために岸際にいる50~60センチぐらいのアメマスが3匹。もう頭や体の一部が白くなっていて天寿を全うしそう。さすがに観察するだけにしてしばらく見ていると・・
サケと同じように水しぶきを上げてこの小さな沢に上っていきました。これから最後の力を振り絞って産卵するのでしょう。キツネや熊や猛禽類にやられないように気をつけてね。
意外に手強いウグイ君。ライズをドライフライで狙うと最初の2匹ぐらいは釣れます。その後はスレてしまってなかなか厳しい・・
4時に日没。夕方までは風も吹き、波もそこそこあって釣れそうな感じだったけどまだ水がぬるい感じ。一人気楽にボケッと力を抜いて湖に立つ一本の杭のようになって過ごしましたがいい時間でした。お目当ては釣れなかったけど。
晴天を見計らう・・
混乱を極めているGOTOトラベルの事務処理をなんとか終えて、今日は暖かい晴天!ということで、すがもり(冬に屋根の端できるつららがダムとなって雨もりがする)対策のコーキング。昨日、高圧洗浄機で掃除しておいた屋根の上はTシャツでいられるぐらいの暖かさで雪化粧をした斜里岳や知床連山を眺めながらの作業です。
写真だとわかりづらいですが板金の屋根のつなぎ目の部分に変性シリコンを詰めるように塗っていきます。とりあえずつららのできる端から1.5mぐらいをコーキングしました。さて、これで2日ぐらい乾かせば完成。・・と思ったらこんな天気なのににわかに真っ暗になりこの2時間後に大雨!(泣)天気が明日まではいいという予報で車のヘッドライトまで磨いて塗料まで塗ったのに・・秋の空は信用できませんね。
フライフィッシングウィーク2020秋
この秋もフライフィッシングを満喫!今年は最終日以外は暖かくいい釣りもできました。まずはいつもの屈斜路湖。この彩の中でロッドを振ります。しかし年々釣れなくなってきているのは自然の摂理か・?・アメマスやニジマスだけでなくウグイとヒメマスも激減・・ウグイはたぶん・・?寄生虫か病原菌のクラスター+パンデミック?ヒメマスは昨年までの春の乱獲の影響の気がします。
で、今年は川でドライフライを楽しもう~ということで十勝へ
しかし一日目は川に下りるポイントがわからなかったり、雨で増水していたりして苦戦。橋の上からフライを落としたりなんかして。もし大物が掛かったら・・そんなことは後で考えます。
晴れて暖かな2日目は地元の方に聞いた情報の川に行くと!さっそくドライでニジを上げた神奈川Y氏。
20~30センチの虹鱒がポイントごとに釣れました!本州のような渓流でこの時期、ドライフライでこれだけ釣れるのは近年まれなこと。型は大きくはないけど最高!
昼飯も食べずに5時間休みなく釣り上がり。途中崖から湧く水を飲むY氏。
ボクとY氏のダブルヒットも!
晩秋なのに瀬にも魚は付いていました。気候や水量、人的プレッシャーなど好条件がそろったようです。
のんびりした浅瀬のライズをとってみると・・なんとブラウントラウト!特定外来生物で駆除対象だったので・・
帰りは3キロの直線道路をひた歩き。北海道らしい釣り。
釧路川水系の川も探りました。これはこの川唯一となってしまった良型のレインボー、をバラシ・・残念!渓相は最高なれど魚影は薄かったなぁ・・ボクは丸ボウズ。
標津川水系にもちょっと・・これもここで唯一釣れた20数センチのニジ。湿原河川は川通しで遡行できるところが少ないのが厳しいところ。しかし逆に釣りづらさが魚の温存になっているような気がします。あとサケがいればそれに付いているんだけどいないし・・今年も不漁のようです。
再び屈斜路湖へ。日増しに葉が落ち森が明るく、そしてカエデの色が濃くなっていきました。
Y氏がいきなりアメマスをゲット。幸先のいい再スタートだ!・と・・しかしたま~にウグイ君が釣れるだけで次のトラウトにはなかなか近づけません。
横を向くと水の中から頭と足だけ出して浮かんでいたY氏、足を滑らせ初水没!全身から水も滴るいい男となっております。「ウェダーを履いていて水の中で転ぶと足が浮き上がってなかなか立てないので慌てないでね」(本人談)。この後一時帰宅→予備のウェダーで釣り再開。
いつ見ても見事!
たまにしか釣れなかったとんがりお口のエゾウグイ君。彼らも貴重な存在になってしまうのか・・
雪虫が水面に落ちてきました。
そして雪のぱらつく中、ドライフライでライズを狙う東京のN氏。
Y氏、N氏に加えてM名人も参戦。最終日の今日は北風で寒く、風裏のポイントへ移動。しかし・・
ジャンプし、いい引きで「こんどこそトラウトでしょう」と上げてみたらシルバーバックの見事なウグイ君で終了。終わりよければすべてよし!?
今回の釣りは川も湖も毎年魚の状況が変わっているということを実感しました。来シーズンは良い方に変わってくれることを望みます。
初冠雪
道北イトウ釣行2020秋
魚には嬉しい人には厳しい悪天候となってしまった今回の釣行で素晴らしかったのは虹。(虹鱒ではない・)道北らしい、ザっと雨→パッと晴れ→再び雨というサイクルのため海から、原野から、川からとあちこちで虹が出ました。
宿の掃除をしてから一般道300キロのドライブ。でも車も信号も少ないこちらでは大して疲れません。いつものエサヌカで撮影していると先に出発したWさんが追い越していき気がついて停車。どこかで追い越したようだけどこんな風景の中で会うのも北海道。
川は魚類全般の魚影がとても少なくいつも見られる水面でのボイルは見られませんでした。しかしひたすら投げ続けていたWさんが見事にカレイをフッキング。意外に獰猛。
そんな厳しい状況の中でもM名人はさすが!中型のイトウをキャッチ。
吹き荒れる風の洗礼。そして時折たたくようにやってくる雨に背を向けて忍耐の投げては巻き。今回はフライの出番はなく重めのルアーで風に抗います。
逆立ちして食事中のハクチョウ。まだ水も冷たくなく、彼らの主食のアマモも生い茂っていて毎回ルアーに掛ってきます。
あちこち歩いてやっとゲットしたイトウ。27センチ・・稚魚ですな・・
根がかりかとおもいきやベリッとはがれるような感触で釣れてきたのは大きいダブルのカキ!鋭い殻でラインはボロボロになったけどこの川の豊饒さをうかがえる一匹?一個?2個?
あまりの魚の少なさに最終日は釣りをせずにゆっくり帰路へ。気になっていた枝幸のウスタイベ千畳岩に寄ってみました。柱状節理の岩場の向うにまたも虹。
名前の由来が書いてあるのがとてもいい!”ホロ”はアイヌ語で大きいの意味。”ベツ”とか”ペッ”は主に川のこと。ちなみに”ポン”は小さいです。
サロマ湖(シャロマ?)も斜里(シャロ)?も語源は同じらしく湿原(葦の生えているところ)の意味。固有名詞は少なくてもともと単に湿原とか岬とか沼とか呼んでいたのを和人が文字を当てはめたのです。
夕暮れ時に斜里岳の麓の我が家に戻ってきました。オホーツクも東のほうは天気が良く紅葉する木も多くて山が黄色く見えました。さて数日休んで次はフライフィッシングウィークです。