今日の銀河

日中は雲が低く垂れこめ気温も15℃ほどと寒い日が続いています。しかし夜になったらようやく晴れてきて久しぶりの天の川撮影。場所も斜里岳近くからだんだんと離れていっています。ここ数日は月の出が深夜なので21時~22時ぐらいまでが撮影タイム。宇宙ではジェイムズ・ウェッブ望遠鏡が活躍し始めてこれからも未知だった宇宙の姿を教えてくれるでしょう。今夜も想像もできないほど広大な宇宙の大きさをなんとか想像しながらいい夢を見たいと思います。

星の季節もやってきた★

明日の山開きに向けた登山道整備、来週末の自転車の大会の準備、繁忙期になってきた宿業といつにも増してせわしなく動いています。そして心を癒してくれるのは寝る前の星空。30℃を超えた今日は夜も南風が強くブレずに撮れるか・?と思いましたが満足のいく斜里岳と天の川が撮れました。今の季節は斜里岳と写せますが、これから夏にかけては段々と右に離れていき代わりにアンドロメダ銀河が見えてくるのでそれも楽しみ。星空観察なら月が出なかったり出るのが深夜のときがおススメ。月が明るすぎて天の川はあまり見えなくなるのです。そんな時は月見ですが。また山と花の季節も到来。絶景ロードや野生動物に美味い食べ物と、この夏も皆さん最高に素晴らしい北海道を楽しんでください!

湖、春終盤

ここ数日、はっきりしない天気が続いています。でも葉っぱたちはすっかり成長し森が緑一色になりました。午後から湖へ。金曜日の大混雑と違い、だれもおらず広~い一面の湖が貸し切りです。・・釣れないのかな・・?

初夏の風物詩、大型のカゲロウであるモンカゲロウの羽化も終盤でごくわずか。湖面には無数の抜け殻が広がっていました。今日は前回より苦戦・・ウグイとエゾウグイはライズもあり相変わらず釣れますがアメマスをはじめトラウト類がきません。

フライを漂わせたり引っ張ったりと2時間後にやっときたアメマス46センチ。力強い引きで慎重にやりとりし、ネットで掬われても大暴れしていたパワフルなやつでした。これ以降のアタリはパッタリだったけど満足したので早めに終了。さすがにこれから宿は繁忙期に入るので釣りは一休み(かな・・?)。ひと月後にはカラフトマスがやってくるので楽しみにしたいです。ショア―ジギングでブリやホッケ、タラもやりたいな。

混声合唱

カッコウ、キビタキやベニマシコ、ニュウナイスズメなど、かなり小鳥たちが増えてきました。宿の窓際にある電線によく最近よくやってくるのがアオジ。盛んにさえずっていますが隣ではウチに何世代にもわたって住んでいるスズメも一緒に「俺の歌のほうが魅力的だぜ!」というように叫んでいるよう。最近、雷雨だったり霧だったり、急に30℃になったりと不安定ですが、小鳥たちには安定してやってきてほしいものです。

斜里岳の季節

今年も夏山シーズンがやってきました。沢沿いが登山道の多くを占める斜里岳では昨年、一昨年と2年続けて積雪が少なくこの時期ですでにほとんど残っていなかったけど、例年ほどの積雪だった今年はやはり残っていて雪に倒された枝をまたいだりくぐったり。でも断続的に表れる雪の上を歩くのは全体の7分の一ぐらいかな・・

この山に慣れている人は長靴の人もいます。ボクは底が固めの冬期用のものであまりブカブカでないものを使用。雪解け水も多く足首まで水に入らねばならないところも多かったです。

さすが山。今の時期にエゾエンゴサクが咲いていました。

チシマザクラも満開。日本一遅い花見かも。

フキノトウも出始めでした。

登山道上の枝を払ったり標識テープを付けたりしているうちにすでに14時。今回は3分の2ほど登った上二股までで下山へ。帰路の新道コースは振り返っても前をみても絶景。山頂がくっきり見えます。

摩周湖も。東北海道の地図まんまの実写版です。

よ~く見ると我が家が見えて嬉しさ倍増。

海霧が濤沸湖(濤沸湖)から能取岬までの海岸を覆っていました。これを写した山の上は20℃、下山後にあの下に行ったら13℃でした・・

来るときに恐る恐る通ったスノーブリッジは帰路、かなり細く薄くなっていてさすがに通れません。一度沢に降りて対岸に渡り再び雪によじ登ってなんとか下りました。実は登ったのは一昨日なので、今日にはきっとこの雪は落ちているはず。人が落ちなければいいのだけど。このぶんだと26日の山開きまでは少し雪が残りそうなので登られる方は7月以降をおすすめします。

 

 

 

今になって最高の釣果!

今日も昼から湖に。オホーツク海側のウチのほうはどんより曇りで寒かったのに太平洋側のここは晴れ。こんな天気は久しぶりで清々しく人に優しく魚に厳しい釣り日和。こんな日は釣れないだろうな・・

流れ込みのところにはウグイが真っ黒になるほどいました。いったい何匹いるのか・・湖全体で数万?数百万?

でもあまり水面近くに魚は多くなかったのでミサゴも狙いを定めるもののなかなかゲットできません。フライを沈めればウグイは入れ食いだけどやっぱりいつもの場所へ移動。

ライズも少なく、こりゃダメだな、と思ったら一投目で良い型のアメマスが来てビックリ!油断していてラインテンションがゆるみバラシてしまったけどもしかして魚が集まってきているのか・・虫のハッチはポツポツだけど。

ほどなく50センチちょうどのアメマスゲット。ニジマスのような走りと引きにビックリ。かなりのパワーでした。

波が細かく、かつうねりもあってインジケーターが見づらいので引っ張りの釣りに変更すると今度は45センチのサクラマス。やはりかなりの引きでした。

3時間で40~50センチのアメマス4,サクラマス1、バラシいくつか。今さらだけど今シーズン一番の釣果でした。15分~30分に一匹のペースでほぼ等間隔で釣れたからたぶん広くない範囲を群れで回っていたのでしょう。前回よりモンカゲロウなどの羽化はかなり少なかったけど魚は多かった・・ワカサギが終わったからか・・ホント釣りはわかりません。またそれが最高に楽しいです。

気温よりも日程か・

今日も北風が強く最高気温も7℃、清里は一日中小雨という寒さです。昼前後の時間が空いたので完全防寒で湖にちょこっと出陣。湖面はうねりが大きくミサゴも標的にロックオンできない様子で飛び込み姿勢を見せても止める場面がありました。

気温は低く強風なのにモンカゲロウとコカゲロウ類の羽化はずっと続いていました。彼らにとっては気温よりも水温と日程が優先されるのか・・トラウトにとっては大きなステーキのようなワカサギを食べたいのだろうけど、この大型のカゲロウが羽化が始まると水面に浮上してくる時や羽化して水面を漂っているときを狙って深場や沖からこの浅場にやってきて一生懸命に食べるやつが出てきます。ワカサギより楽に食べられる、言わば美味しいお米かあるいはスイーツのようなものなのかな・・?

今日はあえて写真は撮らなかったけど、ワンキャストワンウグイ・・少し遠くに投げれば重量級のエゾウグイ、近くだと並ウグイの入れ食い。腕が痛くなるほどウグイを釣ってもトラウトが来ない・・もう帰ろうと思ったらやっとこさサクラマスの50センチ弱がきました。掛けてすぐの重さと突っ走り、体を回転させるローリングで姿を見なくてもサクラマスだとわかります。今日はこの一匹で終了。充分な釣果でした。

ねばり勝ち!

湖の北側の林道が開通したので行ってみました。人気のこの場所はいつもは5人ぐらいはいるのに今日はだれーもいません。必然的に後ろの森のガサゴソ音が気になり熊撃退スプレーを携帯。

いつものようにフライとルアーの二刀流。しかし釣れるのはやはりエゾウグイ&ウグイ。まあ何も釣れないよりはモチベーションを保ってくれます。

気温は7℃。北風で時折小雨。こんな風のときに釣りやすいいつもの場所へ移動。寒々した天候でも大げさなぐらいの防寒対策で快適です。すぐ近くでオジロワシが岸際で産卵のために大群となっているウグイをワシ掴み!でもミサゴより鈍重なのでなかなか成功しません。

岸近くの湖面ではモンカゲロウやコカゲロウの羽化があちこちで始まっていました。これはトラウトの大好物。(もちろんウグイも大好きな虫)ツバメも盛んに食べていてこれは久しぶりに釣れるかな・?

沈めるフライからドライフライに変えて5メートル先に投げた1投目。いきなり来ました!30センチほどの小型のアメマスだけどスゲエ~嬉しい!

3投目で2匹目、40センチ弱。これは爆釣!?沈みかけたフライを投げて引っ張ると2回少し大きいのが来たけどわずかのファイトでフックが外れました・・まあいいかっ。

その後は群れが去ったらしくなにも無かったかのように魚っ気も無くなり終了。沈むやつ浮くやつ、引っ張るやつといろいろやってみたけど釣れたのは浮くやつだけ。たまたま群れが来たタイミングでフライを投げれたのとやはりモンカゲロウが出ているときは食い方が派手で活性があるみたい。今日はねばり勝ち。なんにもいなさそうな浅場で回遊してきたアメマスを2つゲットできて久しぶりに満足です。

寒さでかたまる

今日も10℃にもならないほど寒く冬の服を引っ張り出して着ています。玄関前には動けなくなったエゾハルゼミがいました。捕まえてもほとんど動かず、死んでいるのか?とおもったら急に羽をばたつかせてビックリ。こんなところにいたらすぐにカラスやキツネに見つかるので草むらに放しました。

午後はすっかり緑の濃くなった湖へ。

湖面には多くの燕が虫を取っているのか水面スレスレに飛び交っています。これは魚も釣れるはず!と頑張るも・・

トラウトと間違うほどいい型、いい引きのエゾウグイ。他にも普通のウグイがぽつぽつと・・夕方まで氷雨の中がんばったけど結局ウグイのみ。ただ流れ込みでジッと竿を振っていると2メートル横に70センチオーバーの巨大アメマスがワカサギを追って現れビックリ!そのままフライを流し込んだり、そっとルアーで誘ったりしたけどやっぱり簡単には釣れませんでした。魚はいる、しかしホント釣れない・・どうしたら釣れるのでしょう・・・寒いし心折れました。

 

ハンター現る

屋根に上がり暑さでふらふらになりながらペンキ塗りをしていると昼過ぎにまたもや南からの強風が・・花粉、花弁、葉っぱやほこりなどが飛んできて中止・・なかなか進みません。で、釣りに湖に行くことにしました。踏みそうになったオオバナノエンレイソウ。

釣れたのはウグイばかりだったけど今日のハイライトはこいつ。キタキツネが産卵のために沢の流れ込みに集まっているウグイを狙っています。このあと見事に捕らえてサッと森に消えました。ワカサギも岸よりしているので湖岸はにぎやか。この湖では今の時期はウグイとワカサギが、秋はヒメマスがいっぱい見られます。猛禽類やキツネたちの狩りを身近に見られるのは魚は釣れなくても楽しいです。