快晴+一面流氷のツアーって今年初かもしれません。それほど今年の天気は不安定。それだけに嬉しさ倍増です。流氷の上にはオオワシたちがなにやら論争しているよう・・山側の斜面には鹿の死体で大宴会が繰り広げられていました。
ポロピナイからの知床連山。
知床岬の彼方まで流氷です。
その上をオジロワシが滑空。
水の中の流氷のブルーが素晴らしい!
今回のハイライト!大分のR君が見つけたクマゲラ。これだけしっかり見られたのは今期初の大ラッキー!
宿に戻るとこんな斜里岳が出迎えてくれました。最高です!
神奈川のHさんの「マシン」。べニア板を曲げ、足を置くところにウレタン、滑走面にはワックスをたっぷり塗った自作のボード。世界の辺境地の旅をプロデュースする彼女は遊び方の自由度が凄い!ボクもどういうスキーなら普通のトレッキングシューズを使って山を滑って来られるかをずっと悩んでいたのでこれは大変参考になりました。物のあふれるこの時代、自分の遊び方に合わせて物を作る、という本来の楽しみを思い出させてくれたHさんに感謝です。
ツアーは再びルベス岳へ。滑落の危険度が高そうな急斜面の下りを回避するため大回りして一度谷へ降りてその分、再び登りでいい汗、大汗。
微妙な天候ながらも太陽さんが体を温めてくれます。山頂では霧氷が発達。樹氷と言えるようになっていました。
ぼんやり見えたり隠れたりの斜里岳へ手を振ってみた・・
今年初の裏摩周へ。雪が少なくラッセルもちょっとなので皆思い思いに歩いています。
ひっそりと氷結。誰もいない裏摩周展望台。
霧氷に囲まれた摩周湖は絶景。今年も凍らないようです。
笹の近くは踏み抜きやすいですよ、と言っている間もなく落ちてます(笑)
冷涼、湿潤で澄んだ空気の森に生えるサルオガぜ。森のヒゲ。
知床には再び流氷が戻ってきていました。ポロピナイにて。
原生林は命の源を多く持っています。ここはキツツキ団地とでもいうのかな。
この日は天気予報が見事に当たり、急にブリザードに!フレペの滝の上の草原(今は雪原)で皆さん地吹雪体験。この後の帰路の運転中は瞬間的にホワイトアウトもあり、ある意味北海道らしい貴重な体験をしていただきました。
今日の藻琴山は樹氷も少し復活し屈斜路湖の上には雲海、オホーツクには真っ白な流氷原と最高の風景でした。が・・
雪原の踏み抜きで苦戦!あちこちで「オワッ!」「ウギャ!」連発。雪が少ないため笹やハイマツの下が空洞になっているのです。
ちょっと曇ってきたけど、気温は氷点下5~8℃なれど風も弱く穏やかな天候。屏風岩前の稜線はやはり絵になります。ウチのふるさと納税の写真はここです。この制度、すごく得なので使ってくださいね。
参加メンバーは皆さん屈強!写真を撮りつつゆっくり登ったのに1時間半で山頂。下りは予想通り尻制動になっている大酒豪Kちゃん。
山頂下から網走側へ稜線を300メートルほど下り、そこからは一気走り!軽快に降りてくる神奈川のNさん、さすがライト級。
そして東京Nさんヘッドスライディング大転倒顔面雪まみれ(笑)
最後は埼玉Mさんのスノーシューが木に引っかかり脱出困難に・・救助の前にまず写真。極上の風景と笑えるツアー、藻琴山はやはり最高です!
ツアー出発前、窓の外を見ると白いまん丸シマエナガが何羽もこちらを観察していました。
この日は知床、原生林を抜けてポロピナイへ。ここまで来るとガイドツアーの人もほとんど無く、流氷の絶景を貸し切りです。
熊の爪痕を見上げる皆さん、口開いてます・・
崖下の流氷の上ではオジロワシがカラスにジャマされつつなんかを食べていました。
オオワシも北風に乗って滑空。省エネモードで獲物を物色中。
今日のルベス岳も薄曇りながら昨日の雪で霧氷が広がり異空間の美を演出してくれました。でも斜度はキツイ・・
斜里岳もようやく真っ白
オホーツクの流氷ももちろん、野付半島も内湾が氷結しているのが展望できます。
山頂からはちょこっとだけど国後島も展望。この山は登山道も無くバックカントリースキーヤー以外は知られていない山ですが、1時間半ほどの登りで大パノラマの広がる素晴らしい場所。今日も清里に住んでいてホントに良かったと感じた一日でした。
昨日、今日と6~8℃まで上がり、まさに春の陽気。これって後でカチカチつるつるになって困るんです・・でも強い南風は吹かなかったので流氷はちょっと岸より離れてばらけたくらい。
暖かく晴天。アンダーウェアー+シャツで歩いています。雪は粉雪から一気に春のザラメ雪に。
男の涙周辺にエゾシカが集まっていました。羅臼岳の雄姿も見事!
今日の藻琴山も極暖。予報より天気が良く快適でした。屏風岩手前では山岳カメラマンのNさんが感性を動かされシャッターを切っています。
オホーツク海側は暗い雲の下。太平洋側は晴れ。見事に藻琴山で天候が分かれていました。
登山口へ下山少し前にやっと見つけた夏の登山道。(よくわからないでしょう・・)あまりの雪の少なさでハイマツの上の雪を踏み抜くこと多数。この登山道を見つけたのでやっと普通の雪道を下ることができました。もうこのまま降らないのか・?
この日も極寒。藻琴山へ行ってみたものの氷点下16℃、強風。
屈斜路湖展望台にてカラ元気の一枚。30分ほど登って撤退です。
急きょ神の子池へ。森の中はさすが、風も弱く歩いているときは寒くありません。
しかし極寒。水はほとんど凍っていました。寒いのに氷水補給・・
神の子池もツアーではこんな難所があり、けっこう笑えます!?・・
次の日も寒く、知床の森に入るまでは極寒。しかしエゾシカファームの死んだ鹿を狙ってか、オオワシが流氷に集まっています。
オシンコシンも再びほぼ氷結。ここは日も当たらず寒いっす。
しかし若い参加者の方々はさすがです、活発!
象の鼻では沖にある流氷が近づいてくるのがわかりました。
フレペの滝もほぼ氷結。日によって違うのも楽しみです。
そして極寒の中、藻琴山へ再チャレンジ!寒さの芸術が最高にキレイです。
今回も途中でUターンかな・・と思っていたけど天気も持ちそう・・素晴らし風景の中、写真を撮りながらゆっくり登っていきました。
隠れていた山頂も見えだしてきた!
ついに登頂!嬉しさひとしおです。
谷の駆け下りコースは雪が少なくて断念。急斜面はやはり腰、引けてます。
下りの時にはついに快晴!至高の風景!
海のほぼ全面に流氷が押し寄せていました。いつもワカサギ釣りをしている網走湖、能取湖も一望。
半分凍った屈斜路湖の向うには雄阿寒岳と噴煙を上げる雌阿寒岳。
大雪の山々まで一望できました。
ウチの裏山を見ながら下山。ようやく大満足の藻琴山でした。断念した皆さん、再チャレンジを!
ようやく雪が積もって新雪を楽しめるようになったスノーシューツアーも、お客さんのいない日の休日もかなり充実しています。冬は楽しいなぁ~。まずは久しぶりに外国の方、フランスと韓国からのお客さんを神の子池へご案内。川沿いはまったく踏み跡もなく、ずっとラッセル。でもFさんはだれもいない雪面での転がるのが夢だったといって楽しんでいました。早く言ってくれれば、もっとどこでも寝れたのに・・
昨日は藻琴山の下見。しかし強風、極寒。すべてが凍り付いています。天気もイマイチでこんな日はツアーには行きませんが、下見ということでちょっと歩こうかと・・しかし登りで深雪、ラッセルでゼイゼイしているものの汗もでません。北斜面で北風なので背後からの風のため顔は大丈夫でしたが、なんか肺が冷える感じでヤバイかな~と温度確認。
氷点下18℃・・これで強風、山の中に一人ぼっちで夕方では・・・
そして胸までの踏み抜きとラッセルでハイランド小清水手前で終点。まだ人生楽しみたいのでさっさと下りました。この後は温泉で体を解凍。
ワカサギ釣りのために朝起きて玄関に出ると・・網の中のワカサギと製作中のサケとばが散乱!?・・
2メートル上に吊り下げてある干し網が破かれている!・・足跡から犯人はたぶんキツネの野郎。ジャンプ力とぶら下がったであろう爪の強さ、どうにかして破いた能力には脱帽。ただ悔しいのは食い散らかし。「ここまでやるなら全部食べていけよ!(怒)」
網走湖、女満別側では狙いのトラウトは出ませんでしたが、ワカサギは一日中爆釣!こんなに釣れていいのでしょうか?間違いなく日本一、というか世界一ワカサギの釣れる湖でしょう、今日は。
皆が帰るころにはオジロワシが待ってましたとやってきました。さて明日からも楽しもうっと。
あの真っ赤な朝焼けの後2日間、湿った雪がそこそこ降りました。暖かく雨も降ったので積雪は20センチ増えたぐらい。予報だと猛吹雪!の臨戦態勢だったのにちょっと拍子抜け。町の人たちも吹雪の前に買いだめするようで、パンや総菜などがスーパーの棚から消えていました。そして昨日は小雪+北風にあおられながらなんとかボロいテントを張ってのんびり一人で網走湖へワカサギ釣り。途中の道はあまりのつるつる路面と強い横風で畑に落ちるかと冷や汗をかいたけど回り道して風の少ない山間部を走ったのは正解でした。到着し一度場所を変えて中央部でやってみるとそこそこ入れ食い!やはり悪天候だと釣りは好調です。でもただ釣っていても飽きるので、一回の糸の巻き上げで何匹釣れるか、そして2匹目以降の魚がエサを食ったときのアタリがわかるかを練習してみました。これはたまたま5本バリに5匹きたとき。アタリについては、2匹目が来たのはわかるようになったけどそれ以上は・・?ですね。釣果は5時間で300匹ほど。休憩したり食事したり、また針から魚を外す手間を考えるとこのぐらいが一般的にはMAXでしょう。これでしばらくは甘露煮をお出しできそうです。
そして今日、夕映えの斜里岳はちょっと山頂に雲がかかっていたけど見事!3日ぶりの太陽でした。釣りは難しくなるけど、やっぱり晴れは気持ちいい!