爪痕

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町へ下ると公園や野球場の樹木がかなりなぎ倒されていました。こんなことはさすがに初めてです。でも薪としてくれないかな。

沼出現

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昨日は強烈な暴風雨でした。我が家の被害はわかっているだけでサッシ周りからの雨漏り十数カ所、煙突トップの損失、タイヤ入れとゴミステーションの転倒、損壊、2か所のコンポストのフタの損壊などです。新築や増築でサッシを購入する方、ガラスの四隅までゴムパッキンがしっかりはまっているものを選ぶのがポイントです。ウチはT社サッシのパッキンが新築時から少し短く、隙間があったのでそこから風に押されて雨水が噴き出しました。(自分でコ―キングして対策しているけど、商品の作り込みがあまいよ~・・)
そして畑の雪は一気に解け、土が凍っているためか浸透や排水が追いつかずあちこちで沼状態に。ビニールハウスもかなりの被害を受けたようで農家の方々は対応に追われています。
ウチでも我が家と隣りの畑に向かって、高いところの畑から農道を川となって流れてくる泥水を排水すべく、暴風雨の中に出陣。土管につまった泥をとったり雪を掘ったりして排水成功!よっしゃ!という感じです。これは登山道の荒廃と同じで根本的に畑より農道が一段低くなってしまっているのが問題。時間と労力と理解があれば、道を高くしたり、途中で何カ所も水切りをもうけて左右の畑に広く流すのがいいのでしょう。あと気がついたのは一枚の畑が斜度のある方向にとても長かったり、うねの方向も縦だから余計に水が低いほうに溜まってしまうようです。(なんて書いたら、素人が何言ってやがるんだ!)と言われそうですが・・でもこのウチの前の農道が登記上、清里町の土地で道として使っているけど地目は実は雑種地というやつでややこしく、町が管理していないのも問題。これは両面からの対策が必要なのでしょう。

樹木の輪廻

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薪割りする労力が無くて10年間放っておいた、もらいすぎた丸太。土に直接あたっていた丸太に手斧をいれるとザクッと崩れました。斜里岳の原生林でよく見る、土に帰る瞬間です。べったりと土に埋まるように置いておいたので早く分解したようですが自然界では20~30年で戻ると言われています。やっぱり人間も自然の一部なんだから自分としてもこうありたい、と思うのですが・・

神の子池 開通

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もう神の子池までの林道が除雪されていました。でも道路の両側はこのような雪壁・・車のすれ違いにはくれぐれもご注意を!

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池周囲はまだ1メートル以上の積雪ですが、日差しも強いので水の色は見事です。春の青さから夏にむけて青緑になっていく変化も楽しんでください。
なお、暖かい日は「ズボッ」ともぐるので長靴がおすすめです。

再び

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沖合い(20キロぐらいかな?)にちょっと流氷が戻って来ました。接岸はさすがにしないだろうけど名残惜しいものです。

知床スイーツ

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一生懸命味わっているのが伝わるでしょうか?これはカエデの樹液のアイス。鹿がかじったりした枝先からイタヤカエデの樹液がしたたり、それが凍ってできた究極の知床スイーツです。このアイスの先はとても濃くて甘い、この時期だけ味わえるまさにメイプルシロップ。氷自体もほんのり甘い天然の味です。昔は山仕事をしたお父さんが子供にお土産として樹液を採取して帰ったとか。

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一昨日までびっしりだった流氷も強い南風に押されて一気に離岸していきました。ここフレぺの滝のエゾシカもなごり惜しいのか、さっさと消えてほしいのかボケっと見ていました。

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帰りに寄った知床半島の付け根、日の出漁港(知布泊)からの夕焼け。
今シーズンの宿の営業も今日で終了です。皆様ありがとうございました。
次の営業開始は4月26日からの予定です。
さて、休みとはいっても宿の修理や片づけ、会議、春からの営業準備などこの春もまた多忙な毎日となりそうです。
でももちろん遊びますよ~
休みになるほどブログの更新もまめにできます。宿のオヤジが休館中に何をやっているか・?またのぞいてみてくださいね。

藻琴山はまだ冬

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冬の藻琴山スノーシューツアーも最終日。もう春だから暖かいだろう・・と行ってみると結構寒い!特に稜線上は霧氷で枝が氷ついていました。でも相変わらず風景は最高です。今年は長く接岸していた流氷もこの高い所からみていると、徐々に離岸していくのが見えます。最後に残っているのは知床沿岸だけのようです。

行ったり来たり

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宿の居間から朝、海を見て「斜里の浜も流氷が離れてきたなぁ~」なんて言っていても午後になって見てみると一面真っ白に!北寄りの風に押され歩くぐらいの速さでみるみるうちに押し寄せてきます。こうやって行ったり来たりを繰り返し、暖気で解けることと相まって未練を感じさせつつ去っていきます。

自然美

ウチから見える水平線があまりにも光輝いていたので知床の森と海にに行ってみました。
 オシンコシントンネルの上にある森は意外に大木が残っていて、朽ちて行く巨木が残っているのも生き物たちにとっては良質な衣食住の提供でしょう。
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日没を待って海岸へ。このころになると風も強くなってきて少し地吹雪気味になり、夕焼けと相まって浮世離れした風景が広がってきて夢中でシャッターを切りました。

3月になると「今年ももうすぐ流氷とお別れか・・」と名残惜しんで何度も足を運んでしまいます。

雪の野付を歩く

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ここ数回、悪天候によりツアーが途中中止になったり、行き先変更になったりしてしまっていますが今日も悪天候により行き先をルベス岳から野付半島へ変更。風が強く寒かったけど、穴を掘ると快適なティーラウンジになりました。風景はさすが異彩のトドワラ。

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帰路は氷の状態や気象条件などを良く見て安全性が高いことを確認し、氷結した浅い沿岸の海の上を歩きました。雪の白と空の青の世界を1キロ以上歩くのも不思議で新鮮な感覚。

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オジロワシってイケメンだ!

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そしていつかは行きたい国後島、羅臼山。いつかは・・ではなく、そろそろ何年後に・・と言いたいところです。

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宿に戻ると斜里岳が雲を振り払ったように姿を見せてくれました。
なんで、ツアーのときばかり天気悪いんだよぉ~・・(泣)