裏摩周を歩く

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裏摩周展望台からの帰路、道路を外れるとこのような風景が広がります。
登ってみたい山があちこちに見られ、今度はどこにしようか、広大な風景の中で考えるのも楽しいものです。

大荒れ

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年に一度あるかないかの突風が夕方から朝まで吹き荒れました。最強レベルの猛吹雪で道路や鉄道は全滅。隣りのカフェのマスターは11時間かけて10キロ先の自宅までたどりついたようです。まだ風は強いけど北西の風だから流氷は押し寄せているでしょう。でもストーブの排気筒や換気扇なども詰まっちゃってこれから除雪と修理・・さあやるか!

興味しんしん

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急に春らしい陽気になってきて、動物たちも活発になってきたように感じます。神の子池からの帰路、川沿いに歩いているとミヤマカケスが近寄ってきました。カラスの仲間のこの鳥は警戒しつつもこちらに興味があるようで意外近くても逃げません。身体も重いのかパタパタッ・・パタパタッと断続的に羽ばたきながら飛んでいきます。木の新芽も膨らんできて少しづつ季節が進んでいます。

海の景色と山の景色

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昨日は藻琴山へ。ここもいつ行っても素晴らしい!!知床、斜里岳、屈斜路湖、阿寒をはじめ道東の山々、それに流氷と雪原の大地。この広がりは一番の場所でしょう。一度行けば病みつき。たぶんこれからもっと有名になっていくとおもいますが、未体験の方は是非ツアーに参加してくださいね。ちなみに下りも最高です・・

流氷三昧

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流氷がまだかなり残っている今年はそれだけ見所も多く、オジロワシ、オオワシなどが獲物を探す光景がみられます。

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そしてようやく快晴となった知床、ゾウの鼻と言われる断崖絶壁からの風景。知床岬から知床岳、連山が一望できる絶景ポイント。ロシアまで一面に広がる流氷が自然の大きさと神秘性を感じられます。

美・楽 神の子池ツアー

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神の子池スノーシューツアーは雪氷の美とちょっとした冒険の楽しいツアー。今年の寒さでしぶき氷があちこちで造形物を作っています。また道なき道を歩くのでたまには滑る場所もあり、童心にもどりワー、キャーいいながら降りる・?落ちる・?のも最高です。

押し寄せる

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今年の流氷は広い範囲で接岸しているのですが、特に知床半島の付け根、日の出漁港周辺には押し寄せていて流氷どおしが乗り上げ、ボコボコしています。もちろん漁船も陸上げされて冬眠中。たぶん今年の流氷は今が最盛期でしょう。海岸に出ると「きゅ~ぅ、きゅ~ぅ」という流氷鳴きも聞こえました。

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またそろそろ鹿たちの中には飢えや滑落で命を落とすものが出てきていてカラスたちも大宴会。でもこのカラスたちは北米のインディアンたちの中では位のもっとも高い神とされるワタリガラス。北の地方より冬の間だけ特に知床の周辺に多くやってきます。姿は尾羽が菱形から扇形に出っ張っていて全長もちょっと大きく、鳴き方も濁ったゴァァ~ゴァァ~とかコロコロ、カポンッ、カポンッという感じ。飛び方もこのように上昇気流をとらえてワシのようによく旋廻しています。このカラスに関しては星野道夫さんの小説「森と氷河と鯨」を是非お読みください。

夕映えの美

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ヘルパーのYちゃんが夕映えの写真を撮りにスノーシューをはいて宿の前へ。その光景がとても自然で雄大さを感じたのでパチリ。寒くなければいつまでもそのままでいてほしい季節です。

流氷山脈

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海水の青と流れる氷を見たくて斜里川の河口へ。コントラストのある写真を撮るなら水の動きのある場所がおすすめです。
さすが最盛期。ここでは流氷山脈が出来ていました。全体的には曇りだけど流氷の上空だけが晴れていて(海が氷で閉ざされると局地的に小さい高気圧が出来て晴れる事が多いとのこと)輝く海が素晴らしくきれい!流氷未体験の方、是非一度見に来てください。きっとハマリます。

スノーシューツアー神の子池・摩周湖編

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神の子池へ向かう途中の樹木に乗っていた雪の塊。まるでクレーンで載せたよう。木がかわいそうで、いや、なんとなく落としました。極めてきれいな沢のほとりの森で女性二人が雪で遊んでいるというのもいい感じです。

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再び藻琴山へ向かうつもりが吹雪の後処理で道が通行止めのため摩周湖の外輪山へ。1時間半ほど歩いたピークを目指しました。観光客でごったがえす展望台とは全く違う静かな摩周湖もずっと間近に歩いていると身体に馴染んでいくのがわかるようです。そしてどこにパワーが潜んでいるのか、カラの類の小鳥たちは真冬も元気です。