作り付けの2段ベットが2つあった1号室。上のベッドは「落ちる人がいたらヤバイなぁ・・」と何年か前からほとんど使っていなかったので、とりあえず窓近くの一つを解体、撤去しました。他のベッドを運び出し、カーテンやネジ留めしてあったハンガー掛けも取り外し、壁の塗装も行ないます。目線の構造物が無くなると9畳以上あるこの部屋もすいぶん大きく見えるようになるものですね。下にあった、折りたたみベッドを改造したシングルベッドもこれを機に処分。群馬のH氏に「ガタつくよ、このベッド」と指摘を受けて改造したのが懐かしいです。さてこれからの塗装のためのパテ埋めやマスキングが一仕事。まだしばらくかかりそうですが、「この宿は来る度にキレイになるね!」とお客さんに再び言ってもらうため春の休館中に楽しみながら少しづつやっていきたいと思います。
嵐の後
ひたすら歩いて絶景へ
東斜里岳下ルイベピークへ。明るいダケカンバとトドマツの林の中をひたすら1時間半歩きます。雪もしまってきて歩きやすくなってきました。
目指すべきは右のピーク。左に東斜里岳がそびえています。この林を抜けると・・
国後島が見えてきます。
ピークからは大パノラマ。山頂も見えます。
国後島での流氷は島の東側に多く接岸していました。
稜線沿いにたまに見かける穴。少し暖かい空気が下に溜まっているのは火山活層の名残でしょうか・・
オホーツクの流氷をよく見てみるとやはり回転しているよう。これが広い面積の流氷を見るのは今シーズン最後かな・・
帰路のスピードの速いこと!3分の2ぐらいの時間で根北峠へ到着。あの風景を見るために今日もよく歩いた一日でした。
行ったり来たり
山と海と
爆弾の後
3月へ
心に残る風景の日々
知床で新コースにちょっと挑戦。すると・・
雪を踏み抜きもがくKZ氏。助ける前に被写体に
知床は平地から原始の風景。雪原と羅臼岳
男の涙上部からの眺め。湾の向こうの流氷原が輝いていました。
鹿と流氷。知床の風景
水面下の流氷の青緑の色がキレイ
象の鼻へ
ここからの眺めの広大さは特に凄い。
どこまでが大地か氷原か・・
春に向けて動き出した流氷
日向ぼっこのまったり軍団
フレペの氷瀑も見事
その上は知床連山
東斜里岳下ルイベピークへ。まずはダケカンバとトドマツ原生林の長い緩斜面の登り。目指すは向こうの白い山。
トドマツに着いたサルオガセが冷涼と湿潤を示しています。
ようやく稜線下へ。樹木が急に低くなってくる。
遠くに国後島と流氷
拡大すると羅臼山もよく見えます。「あ~あのあたりまで流氷があるんだ!」。
一つ北側の稜線の向こうは斜里町側のオホーツク海。真っ白。
Nさんが「なんかヒマラヤにいるみたい!」と言った東斜里岳周辺の風景。これを見たくて登りました。
そして藻琴山。おらが裏山、斜里岳と知床連山、流氷をバックに楽しみながらゆっくり登ります。
屈斜路湖は全面氷結
北海道の冬山だなぁ~と感じる稜線。
山頂はちょうど標高1,000メートル。
初めて見ました!流氷大回転!知床の付け根から小清水あたりにかけて渦を巻いていました!今回は天候に恵まれてどこも最高!これからはスノーシューツアーも後半。暖かさと一緒に日差しも増々強くなってくるのでサングラスや日焼け止めを忘れずに絶景を見に行きましょう。
どこも素晴らしい!
連日のスノーシューツアー。自分としても毎日違うコースを案内するので日々新鮮です。まずは我が清里町の一本の白樺へ。
知床方面では今年はワタリガラスをよく見ます。このカラスは見た目はただのカラスだけど、北米の先住民にとってはトーテムポールの一番上に彫られる位の高い神なのです。鳴き方がしゃがれた声。
専業カメラマンのNさんは氷点下8℃の中、カメラのフィルムをセット。この気温ではさすがに慎重です。
象の鼻はやはり絶景
平らな雪原でなぜか転倒しているIさん。助ける前、立ち上がる前に写真に収める。これがツアーの特徴です?
連日の冷え込みでしぶき氷が見事な神の子池から流れ出す川。
吹雪の前、雪がちらつき出した神の子池
でもカワガラスは元気です。
フレペの滝手前の森でスノーシューが枝にハマり脱出困難な状況のTさん。スコップで掘ってようやく脱出。
見事な夕焼けと樹氷原です。
そして今日は裏摩周。吹雪の後、まだ歩いているのはエゾユキウサギぐらい。
かなりのラッセルにヒイコラ・・
斜里岳に続く道ができた。
摩周湖は3分の2ぐらい氷結していました。もうすぐ全面結氷か・・
帰路の雪原で踏み抜くSさん。まず写真・・
今日は見事な青空。しかしラッセル続きで大変でした。