苦戦の中にも

コマイ釣り

今日は能取湖でチカ・コマイ釣り。イヤになるほど釣れるよ~とOさんをその気にさせ、M名人も出動。しかし・・最初の1時間はほとんど釣れません・・場所を移動しても釣れません・・あちこち穴だらけにしても釣れません・・今までの絶好調はどうなってしまったのか・・?しかしOさんが穴の中を見ていると「なんかのそ~という感じの魚がいま~す」とのことでチカの仕掛けをコマイに替えると一発できました!あ~よかったぁ~。このあとOさんが怒涛の入れ食いであっというまに20匹。

切断

エサのゴカイにドン引きしつつも一時いいおもいができました。時期的なのか、それとも先週の嵐で魚の付き場が変わったのか、自然とはホントに読むのが難しいものです・・

今年の氷結

ルベス稜線

1年ぶりのルベス岳。空はお天気雪、気温氷点下8℃。先週の暴風雪でいきなり雪たっぷりとなり、樹木に水蒸気が凍りつく霧氷の中のハイキングとなりました。

霧氷ルベス1

山頂付近は、霧氷満喫。浮世離れした美しさです。

雪洞ルベス

昼食用に半雪洞掘りに励むOさん。気温は低くても風さえこなければゆっくり休めます。

転倒

撮られてしまいました・・新雪で転ぶとスノーシューを履く足が体の下にいかなくて簡単には起き上がれません・・

知床半島の付け根にあるルベス岳。登山道もなく一般的には無名な山ですが、アクセスもよく、山スキーやスノーボード、そしてスノーシューハイキングにはちょうどいい距離で展望も素晴らしく(晴れていれば・・)ちょっと緊張する場面もありという、実は人気のあるとてもいい山です。

この積もり方です

次の日1 次の日2

暴風雪2日目。雪が少し弱くなってきたお昼時、スノーシューを履き完全装備で外へ。これがオホーツク海側の雪の積もり方、風下側には吹き溜まりで1~2メートル積もっているのに手前の部分は無し。建物などがあると風下側はこんな感じになりますが風上側と風の通り道は吹き飛ばされてほとんど積もりません。この後はいつも重機で除雪してくれるSさんのおかげで駐車もできるようになり、玄関前もスコップでキレイに除雪。(でも今も風が強いから明日も吹き溜まりを除雪か・・)住居を作るときもこのような風の通り道と積もり方を考えて駐車場や家の形状を考えれば余計な仕事をしなくていい住居ができるとおもいます。それら自然に立ち向かわない、共存、利用するという考えから作られたのが先住民族の竪穴式住居(半地下の家)。時間のある方は是非網走の北方民族博物館へ行ってみてください。

そしてきました・・

初暴風雪

天気予報どおりにこの冬初の暴風雪、きました。メディアでは警報のフルコース、交通機関全停止、学校全休校、海沿いは避難勧告という物々しさ。しかし外は車も通らず宅配便のオジさんもお兄さんも来ないので家の中は風の音しかしない、静かな日です。様子見に目出し帽にゴーグル付けて外へ出る・・・出られないっ!!玄関前のドアは吹き溜まった1メートル50㌢ほどの雪の壁に抑えられてなかなか開きません。ドアを少しづつ押して開け、外へスコップを投げ、できた隙間からお腹を引っこめて脱出。吹き溜まりや異常個所(ストーブの排気管や灯油タンクの吸気部分が雪で塞がっていないかなど)を確認して外からドア前だけ除雪して家の中へ。毎年のこととはいえ、やっぱり凄いや、と感じるなかなかの猛吹雪。いつまで続くのやら・・

嵐の前に

能取2

 

嵐の前にもう一度!ということで再び能取湖へ。前回は雪をどかすと氷がシャーベット状で、落ちることはないよなぁ・・?という感じでしたがここ連日の冷え込みで氷もしっかり凍り寒いけど安心。全面結氷でアザラシくんもいなくなって良い条件。

テント内」

今回もこんな感じで最初からコマイ、チカをそれなりに釣りましたが、最初1メートル50㌢ぐらいあった水深がなんか釣れなくなってきたなぁ・・と思ったらいつのまにか70~80センチに・・。そういえばここって、潮の満ち干きがある海水の湖なのでした。帰り際にちょっと深いところで竿を出してみたらまたすぐに釣れたので、潮汐の時間はおさえておくこと、昼間のコマイは食欲が弱いけど目の前でちょっとだけ誘えば(ゆらゆらさせれば)釣れること、それなりの水深のあるところにいることなどが今回の教訓。「お~っ、水が増えてきたから浅かったところに行ってエサ探そう~」「ギョギョ(魚魚)!水が減ってきたなぁ~深いところに戻ろう~」と、さかな君の気持ちがわかれば名人は近いかな。

美・降雪後

雪の後

昨日から今朝にかけて軽い雪が上から下にしんしんと20㌢ほど積もりました。例年ならば12月中下旬のときのような降り方で、今シーズン初のまとまった雪。この軽い雪が止むと山の樹木はパウダーをまとい、森林限界から上はお色直しをし、畑は凹凸が無くなり、空気はパリッとしてとにかく外に出たいという情景。

畑夕日

平らに見える雪面に近づくと細かい模様が出来ています。これも風紋というのでしょうか。さて来週にはついに暴風雪の予報。右から左へ叩くように降る雪がやって来るようです。明日明後日と月曜大工をすませて、念のため2~3日家に籠城となったときのための兵糧の準備をしましょうか。

メンテと仕込み

壁塗り

今日はしっかり降ってる、という感じの雪。久しぶりに除雪してから汚れが目立ってきた壁を塗りました。一番手間がかかるのは他のところに塗料が付かないように貼るマスキング。床も養生紙を敷いたりと、3分の2の仕事は塗るまでの下準備。でもこれが重要で段取り八分とはよく言ったものです。

コマイ干し

昨日のコマイを美味しく食べるためワタを出し(ちょっとだけあったタチとタラコは美味しくいただきます)キレイに血合いも取って12%ぐらいの塩水に1時間ほど漬けてサッと洗い干します。一夜干しですが、これだけ寒いとまず凍るのでほどよく乾くのは3日後ぐらいでしょうか?このコマイを焼いて日本酒で一杯、最高です。

 

竿

自作竿

自作の竿はこんな感じ。ガイドの代わりは浮きを留めるゴム管です。

チカ・コマイ能取湖2016初釣り

16初能取

 

能取湖へ。今日は寒い!この時にマイナス13℃。北見はマイナス20℃まで下がりました。外で仕掛けをいじっているとたちまち手がシバレちゃいます(北海道弁)。

能取アザラシ16

沖の氷上をズームするとアザラシ君たちが毎度のように休息中。でもこっち来ないでね・・魚いなくなるから・・よく見ると流氷ならぬ海氷蜃気楼が出ています。

自作竿

昨日自作した穴釣り用の竿で初釣果。チカはやはりでかくて先週のワカサギの倍の大きさ、4倍の重さで釣り応えあり。竿はアクリル(プラスチック)の板と木で作り、それなりに使えたけど、今回の作品では小さなアタリの出方がイマイチで釣具としてそれなりの値段で売っている竿ほうが上でした。誰か、穂先が極めて小さい力でもよ~く曲がり、しかし折れなくて反発力のあるいい素材って知りませんか?市販品はグラスファイバーを削って作ってあるみたいだけど、なんかこう「オッ!こんなもんでいいんだ!」みたいな物が利用できれば面白いんだけどなぁ~・・イヤしかし網走湖や能取湖は浅いからリールも要らないし指でアワセて、手でたぐったほうがよく掛かるし手返しも早くて数を釣れるし、そうすると小さなアタリがわかれば竿じゃなくたっていいんだなぁ・・・固定観念を外して考えてみよう・・なんてブツブツ言っていると・・

Mコマイ

M名人が主目的のコマイをようやくゲット。実はここまで2時間、最初の場所は浅いし釣れないしであっちこっちと場所を何度も替えようやく釣れる場所を見つけました。教訓・「能取湖、釣れない場所では粘らない」

Mカジカ

オオッ来たっ!・・・カジカじゃん・・・でもお汁にすると美味しいのでいただきました。

能取初釣果

 

チカは釣れ過ぎるので途中からコマイに専念。釣果は2人でコマイ30匹、チカ60匹ほど。今回の収穫は、コマイは昼間でも釣れる、ということでした。ただアタリは極めて小さく、穴の下を見ているとエサの前を素通りすることも多々あり食休み中という雰囲気でした。それでも釣るには美味しいデザートをちょっとかじってもらう、っていう感じで誘うことでしょうか。そしてこのビク、深さ40㌢ぐらいあるのに満タンで入りません。さすが能取湖、よく釣れる上、穴の下の魚が食いついたりなかなか食わないのを見ながら釣るのは最高に楽しい!足先の寒さ対策をしてまた来よう!

やはり藻琴山

藻琴1月

リクエストも多く、また自信を持ってオススメできる藻琴山。このようないい天気ですが気温はマイナス10℃以下。風が吹くと顔が凍ってしまうのではないかというぐらい冷たく口も回らず、しかし山登りなので体は暖かくそして絶景。まだ例年のような樹氷もなく、いつもの量の積雪には程遠いですが、この風景を見られるだけでも東北海道を堪能できます。これから雪はもっと降ってほしいけど昨年のような猛吹雪の連続でずっと通行止めになるのも困りもの。山だけ雪乞い・・そんな都合よくいかない・・だろうなぁ・・・