今日は知床方面のこの冬初ツアー。例年より雪の少ない今日、普段は車では積雪で行けない天に続く道の起点まで行けてしまいました。でもさすがに北風ビュービューで早々に退散、知床へ。
フレペの滝は積雪が更に少なくて、スニーカーでも行けてしまいそうなぐらい・・スノーシューツアーには不都合ですが、鹿たちは「まだ青い笹が出てるぞ~」と嬉しそう。でも年末までなんとか積もってくれないとハイキングツアーなってしまうかも・・
実は一昨日と5日前にもいつもの網走港に釣りに行ったのですが全く釣れず、今日が最後と決めて出陣しました。12月も結構釣れた昨年までと違って今年は魚がいない・・・ワカサギも少ない・・・自然のサイクルなのか、人為的影響なのか・・?15人ほどの釣り人は誰一人釣れていなくて、たまたま、偶然、事故的にボクにきました。これは腕じゃないですね。でも嬉しいというかホッとしました。メスが釣れたので正月のミニお節料理のためにイクラを作っておきます。(卵は熟していて硬いと思いますが・)
そしてゴマ野郎!場所を変える先々で目の前に出てきやがって、魚がいなくなっちまうじゃねえか!・・というわけでアザラシくんが出てきたら釣りは終了です。今年もずいぶん鮭たちには遊んでもらいました。感謝。
プラス気温の少し生暖かい今朝、もやで真っ白でしたが、だんだん晴れてきて10分ほど幻想的な風景になりました。でも晴れたと思ったら1時間ほどで湿った雪がドカドカ降りそしてまた3時間もすると晴れてきて今(18時半)は氷点下7℃。めまぐるしく天候の変わるオホーツクの初冬。今度こそ根雪になったかな・・
鮭とばに続いて寒風干し作り。秋に「干したら旨味が出そうだなぁ・・」と思われるサケだけを釣って冷凍庫でキープし、1日かけて解凍、2~3日塩を摺りこんで寝かせ、さっと塩抜きして干しました。年末にお出しする予定ですので、ご宿泊の方は楽しみに・・?していてください。(ちょっと塩っぱいかも・・塩加減が難しいのです)
あちこち掃除していたら出てきた20数年前ニュージーランドをバイクで旅していたときに使っていたグリップスワニーのグローブ。会社を退職するときにY先輩から餞別にもらったもの。甲には冗談からママチャリでクライストチャーチからテカポまで旅の途中、漕いでも漕いでも進まない長大な直線路に心が折れそうになったときに「少しづつでも進んでいればいつかは着くんだ」と感じたままに書いたのでした。高校時代の部活(バドミントン部)で忍耐とそれに比例する充実感と達成感を覚え、山や森や雪原を歩いたり川を下るようになり、家作りに挑戦したり・・想い返すと自分のやってきたほとんどのことが「進んでいれば・・・」だった気がします。
カビが生えて、ゴワゴワになったこのグローブ。感謝を込めてサヨナラしましたが、やっぱり捨てるのやめようかな・・・「未練がましいねぇ~我ながら」・・・「昔のことよりこれからのことだ」という葛藤が・・グローブ一つなのにね。
今日は日中9℃まで上がり暖かく、雪もほとんど解けました。でも根雪になる前にはやってしまいたい薪割りです。といってもこの冬の分はすでに準備OK。今日割ったのは1年は乾燥させないとよく燃えないので来年の分になるでしょう。これで腐っていない木はほとんど薪にできてほっと一息。今回の木は割れにくく、水分や枝の節が多く、割るまでにチェーンソーで縦に切れ目を入れてから楔を打ち込み、でかい鉄ハンマーで叩き割るという苦行。斧でパカーンと気持よく割れたのは一度もなかったです。それにチェーンソーがすぐに切れなくなるし、鉄ハンマーの柄は折れそうだし、ずっと不調の肘は痛いしで、終わったのは真っ暗になって1時間半もたつ18時。外の仕事は明るいうちに終わらせるのが基本だけど、16時にはもう暗いなってしまうのです。だから皆さん仕事を始める時間も早いんだね。