美味い魚を釣る

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恒例の氷上穴釣りのために能取湖へ。いつもの場所が釣りにならず初めての西岸へ。まず地元の釣り師のおばちゃんと、昨日は釣れただ、荷物が重いだ、なんて話をしながら湖の上を釣具やテントを積んだソリを引き、数百メートル歩いていきます。写真は無いけどまず失敗・・50センチほどの雪をどけて穴をあけ、テントを張り仕掛けを入れると・・なんと沖合なのに水深が20センチぐらいしかない・・マイナス10℃の中、汗をかきながら準備したのにこれじゃ釣れないよぉ~・・(泣)。教訓「まず穴をあけて水深をはかりましょう・・」

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100メートルほどさらに沖に行き釣り開始。チカが狙いだったけど、きゅうりの匂いがするキュウリウオも順調に釣れて、嬉しいことにいい型のコマイも釣れてきました。笑えるのは穴の直径の倍ぐらいの長さのコマイがかかった時。ちょっと強引に引っ張って頭を上にしないと穴の下に引っかかって出てきません。

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テントの中は暖かく快適で、夢中になって2時間ほど釣って40匹。帰ってからさばくのが一苦労な嬉しい釣果でした。

流氷接岸!・・極寒・・

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目まぐるしく天候が変わって視界が開けた朝、宿から見た斜里の沖合に流氷が現れました。強い北西の風に流され、みるみるうちに接岸。車を走らせ港と浜に向かうとまだ密度は濃くないものの、岸から数十~数百メートルは流氷、その向こう数百メートル~数キロは海面、そしてまた沖合は流氷という状況でした。
まだ北西の風が強く吹き続けているのでさらに流氷は押し寄せるでしょう。
ちなみに真ん中の黒い点はオオワシです。

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しかし極寒・・気温こそ氷点下10℃と大したことないのですが、風が冷たい、を通り越して痛い!天候もどんよりしていて初冬の天候です。これからびっしり接岸すると、流氷の上空には小さな高気圧ができるとのことで晴れが続きます。青空と流氷の最高の写真が撮れるのももうすぐ。写真好きの方、冬のオホーツクは被写体は無限ですよ~
・・それにしても今日の斜里港のテトラポットの氷結、寒そうでしょ・・

凍る川、暖かい川

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正月ツアーで行った川に再度行ってみました。スノーシューを履いて川沿いに歩くと、まだ10日ほどしか経っていないのに連日の冷え込みのせいか水温が下がったようであちこちが氷で覆われ、魚もまったく釣れません。不思議な光景は川底や水中にも氷の塊が出来ていること。水温は0度以下になっているのに流れているから凍りづらい状態なのかもしれません。この写真も中央は大きな氷の塊です。
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では湧水の川に行ってみよう、と家の近くの小川へ。道路脇の小さなたまりに竿を出すとビックリ!どこにこんなにいるの?というぐらい30~40センチオーバーのアメマスが入れ食い。針が延ばされたり細い竿が折れそうで抜きあげることのできない大物もいました。でも他の場所はたまにきれいなオショロコマが釣れるぐらいでまったく釣れなったのでやはり魚が集まる場所は決まっているのでしょう。冬は魚も寝ていると決まっているわけではないことがよくわかりました。自然はアナログです。

鹿、多すぎ!

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冬の別海町、走古丹(はしりコタン)。噂どおりの鹿・しか・シカ・・!海に突き出た砂嘴(さし)にあるここは雪が少ないのでエサの草が掘りやすく、逃げ込める森もあって冬の越冬場所になっていて、番屋や民家の庭先に何百頭という群れが・・。道路も頻繁に横切るため運転も注意が必要だけど、地元の人はさっとスピードをゆるめてかわし、慣れたものです。
これはもう、どんどん食べなくてはなりません。エゾシカハンバーガーもあちこちにあるので北海道にきたら是非たべてみてください。意外にフツーのバーガーで美味しいですよ。

楽しかった正月ツアー

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今年もよろしくお願いいたします。
年末年始は体調が悪くてご迷惑をおかけしたこともありましたが、やっぱり楽しい!!
恒例の来運神社への初詣はちょうど元日の0時。おみくじもネタ的には大凶がほしかったものの皆吉以上。いいことがあるでしょう。

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おせち料理を食べてから元日は清里の絶景へご案内。快晴となりオオワシが斜里岳をバックにいい感じで留まっていました。
良いカメラとレンズがあったら最高の写真が撮れたでしょう。

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一面の雪面を思い思いに下る。解放~

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今年初の試みで、宿の奥の丘からスノーシューで歩いて戻ってきました。だれーもいない斜里岳の風景を歩く爽快・・
これは来年以降もやりたいです。とても素晴らしかったのでレギュラーメニューにしようかな。

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2日は冬のさくらの滝へハイキング。川の底が凍りついていました。

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最後は皆で夕飯のおかず釣り。魚は小さくて写真には載せられないけど結構釣れました。うまかったなぁ~

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網走港で釣りをしていると港産の流氷が・・釣れなかったけどきれいでした。

次の正月も楽しみましょう。
それと早くも網走沖にホントの流氷が来たようです。来週には見られるかな。

多雪年の楽しみ

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大雪でまだ締まっていない雪面をラッセルしながら今シーズン初の神の子池ツアー。スノーシューでの森散策はとても平和でいい時間。まだ未経験の方は是非!

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知床方面に行ったところようやくウトロトンネルが出来ていました。あのカメ岩のお尻の狭い部分もついにさよならです。

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全面結氷寸前の遠音別川。橋からのぞくとまだサケがいっぱい!海が荒れていなければまだ釣れそうです。(もちろん海でね)

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知床の川はどこもこのように岩が雪でこんもりしていて大福餅のよう。自然の造形は素晴らしい!

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一生懸命歩いて山奥の露天風呂へ。葉っぱの除去が大変だったけど最高、極楽。でも一度入ると出たくない、というか出る勇気が必要です・・

大雪の年となるか?

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まもなく冬のツアーも開始となるため神の子池の入り口の様子を見に行ってきました。
清里にきて12年経ちますが、いままでで一番積雪が多い!!正月でも車で池まで行けてしまうときもあるのに、林道入り口ですでにストックの高さほどもあり、スノーシューで歩いてもかなりのラッセルでした・・こりゃー冬そうそう意味面白そうです。
北海道は温暖化が進むと低気圧が増えて積雪が増えるといわれていますが、これはその影響なのか・・?でも地球規模では温暖化は止まっているという説もあるし、太陽の活動はこれから何十年か低くなり低温傾向になる、とか氷河期に向かっている、とかいろいろだけど、人の人生という時間の尺度では年による多少の違い、ぐらいのものなのかもしれません。

今シーズン最後の鮭

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周りの人が皆釣れているのにボクだけ釣れないという悔しさを味わった日から3日後の今日、またもや釣りに行きました。今回は所用を済ませ午後2時から1時間半だけ集中する釣り。寒さの中ではテンションを保つ限界はこのぐらいの時間でしょう。ここは網走港の一番人気の場所ですが、行ってみると一人しかいません。聞くと「今日はどこも一匹も釣れないので皆帰った」とのこと。
魚の少ない日に当たったのだとがっくりしながら、竿を振ると10分ぐらいでいきなり釣れました!こういうこともあるから釣りはやめられません。
でもこの獲物が今シーズン最後のサケそしてトバとなりそうです。今年はホント釣れなかったなぁ・・・・来年は楽しむためにももっと工夫しなくては。
改めて確信したこと・・「天気は悪い方が釣れる」

装備は完ぺきに!

宿のメンテナンス

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釣りばかりしているわけではありません。宿の仕事もやってますよ!
いつも苦労させられるのが水まわりのメンテナンス。とくにウチのように木を多用している場合、塗装などで対策しても数年経つとどうしてもカビが生えてしまいます。
まずはコ―キングをはがして再度つけ直し。でも今回板の部分は木部に深く入ってしまったカビがとれないので上から色を塗ることにしました。

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このオスモカラーという塗料は乾きが遅いのが難点。今は早く乾くものも出ているようだけど、とても高価なので家にある残りを使っています。
ちょっとだけ変わる予定の洗面台。数年のうちにはレイアウトも含めて一新したいと思っています。

釣ってます

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昨日から網走川の河口部分周辺でサケ釣りが解禁され(というか、もうあんまり釣れないから海ならどこでも釣りしていいよ、って感じ)2日連続で行ってきました。結果は3時間やって1匹づつ。狙いの鮭児は釣れなかったけど、まあサケトバにはいい魚体でしょう。天候は昨日は吹雪、今日は曇りだけど風が強く気温はもちろん氷点下・・人間の耐寒テストという様でホント寒い!
でもボクを含めたもの好きの15人ぐらいが釣りをしていました。皆さんの釣果は0~5匹。多くの人はボウズで釣れる人だけ何匹も釣っているようです。何かが違うのですね。寒さ+アタリが少ない中、いかに集中力を持続させるか、流れや濁りを読んで魚がより回遊して来そうな場所を探すかが勝負でしょう。年末年始にサケ釣りに挑戦する猛者の方、防寒は極端なぐらい完璧に!