せっかく最後のツーリングに行こうと思ったのに毎日雨、雨、雨・・・
もうバイクも冬こもりと決め、短い晴れ間にバッテリーを外し、キャブのガソリンを抜き冬眠です。次は4月だなぁ~来シーズンは泊まりでツーリングに出るのが目標です。って、一番行きたかった場所に住んでいると、遠出をしなくなるんです~・・これじゃいかん!
羅臼へのショートトラベル
そろそろ閉まる知床峠も通っておこうと羅臼側へ釣り竿を持って行ってきました。釣果のほうはまたまたボウズ・・今年のような魚の少ない年はやはり朝じゃないと釣れないのかな・・・でも早起きは苦手だし・・もう心が折れそうです。
久しぶりに知床半島の道のどん詰まりの相泊へ。この「キケン道なし」というフレーズがなんか好きです。
そしてこの相泊が知床岬までのトレッキングの出発点。ここは整備されたコースではなく極めてワイルド、もちろんヒグマ多数。こんなコースを歩けるなんて自己責任が国民の気持ちに培われていない過保護な日本ではまずここだけでしょう。そういう意味でも素晴らしいコース。もう少し自己責任で遊べる世になるまで、そっと利用する、のがいいのかな。
自宅の庭もそれなりに紅葉しています。この木はイタヤカエデ。何年か前に道端で真っ赤に紅葉していたものを移植したのですがやっぱり紅葉のきれいさは木ではなくてその年の気象条件ということがわかりました。
そして連日遊んでいます。今日はオホーツク海側の川でお客さんとエサ釣り。ルアーやフライばかりではなく、エサ釣りもまた違った面白さがあり
それに状況によってはとてもよく釣れます。これは35センチほどの小型のニジマスのですが、この前に超大物(約60センチ!)を掛けて格闘!しかしもうちょっとのところで針が外れてバレてしまいました。久しぶりに悔しぃ~上げていれば最高記録だったのに・・・(泣) まぁ釣りってもんなもんです・・ あ~やめられん・・・・
知床 野生と絶景
晩秋の知床へ行ってきました。
いきなり道路脇の河原に兄弟?ヒグマがサケをくわえていました。もうホッチャレ(死ぬ手前のよれよれのやつ)のようなサケでもやっと獲ったのでしょう。
カムイワッカの滝は紅葉の中。そしていつもの10円玉磨き。強酸性のこの川につけてちょっとこするとみるみるピカピカに!
そしてようやくヒグマ出没の少なくなった知床五湖へ。ヒヤッとする空気のなか、約1時間の地上歩道は人も少なくいいものです。ここの紅葉はポツーンとときおりある真っ赤なカエデやウルシなどが湖面に写るのがとってもきれい。
その後ろには冠雪した知床連山がひかえるという素晴らしい風景。
歩道のあちこちにはどんぐり。豊作のようです。
今日も知床は絶景の中、ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、エゾリス、キツツキや多くの野鳥達、サケが出迎えてくれました。
やはりここはスゴイところだ。
冬へ
今シーズン最後のハーレー・・でしょう
くるっと一周
十勝岳~美瑛岳
秋の宿の休みは登山day。
今回は十勝岳から美瑛岳を回るコースを歩いてきました。
夜、望岳台へ着き、月夜の下の広大な風景に感動し、日の出とともにお茶を沸かしてから出発。
石と岩のごろつくちょっと歩きづらい道をずっと登っていきます。
青空と日蔭のコントラストが強すぎて写真がうまくとれませんが、十勝岳からの風景は内陸の広大さと周りの山々の素晴らしさ、そして植物が少なく見晴らしの良さが特徴のようです。このブログには載せていないけどもちろん噴煙を上げる噴火口も見事!
何カ所からもわき上がる噴煙や硫黄などの酸で鉄の杭は解けている状態です。
荒涼と言うしかない風景の中をひたすた登り山頂着。だんだん雲がトムラウシ方面よりわいてきました。
雌阿寒岳を巨大にしたようなこの光景は月面・・?と言われても皆疑わないでしょう。
美瑛岳に近づくとだんだんと樹木や草が多くなってきます。
今年のここの紅葉は今がピークでしょう。
山頂でゆっくり休んで下界へ向かうと途中白い実があちこちに・・なんの実だっけ・?
昨年通行止めだったらしいこの函状の枯沢には溶接して作った鉄の梯子が掛けてありました。国立公園だとここまで整備してくれるんだぁ・・羨ましい(道立公園の斜里岳、北海道さん、なんとかしてください)
今回も行ってよかった!!
火山のあの光景、風景、そしてスケールは感動します。
やっぱり登山は晴れの日に限る!!
来年はどこに行こうかな。