パン屋の看板できました

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一部の方はご存知なのですが、宿の横にパン工房を作り(ほぼ完成)、GWから清里町内の道の駅「パパスさっつる」で販売します。店の名は「komugi」。でもボクは経営のほうで、店長兼職人は京都からの移住者のYさん夫婦。開店したらちゃんとご紹介しますが、この二人は美味しいものへの探求心が極めて旺盛で、作る料理も絶品、そして清里産、北海道産の小麦を使って香り高い見事なハード系のパンを焼きます。そしてそれが素晴らしく美味しかったので「パン屋さんやらない?」と誘ったの事の始まり。それにこの周辺にはこういったハード系のパン屋さんが無いので何よりも一番嬉しいのは自分かもしれません。店の中はHPのトップページの写真、このブログの写真は看板です。店内の古材を使った棚やオホーツクでは見たことも無いようなデザインの看板ともこの素晴らしいセンスはもちろんボクオリジナル、なわけはなく、富良野のデザイナーさん(北の国から、の五郎さんの”拾っていた家”を作った方)の作品。さすがプロ!材料の古材はゴミとなる予定のものをもらってきたので、”もらってきた店”とでもいいましょうか。GW、是非道の駅に行ってみてください。(たぶんオープンしていると思うけどやっていなかったら開店が間に合わなかった、ということで・・)

2011ツーリング開始!

2011

今日から乗る!と決め、バイクを物置から出しました。バッテリーをつなぎ、エンジンはかかるかな?との心配をよそに一発で始動。今年もツーリングシーンのはじまりです。気温は10℃近くて冬用のジャケットでちょうどいいぐらい。行き先は自然と開陽台へ向きました。すでに何台かの地元のバイクも来ていて春をさらに実感。そして帰路は北19号から国道244の水平な直線、この直線は何度来ても停まってカメラを出したくなるところです。さて今年はどこを走ろうか、とても楽しみです。

石釜Ver・・7ぐらい

Photo 清里の野村興業さんという建設業者さんでは石釜も作っています。今のところ主にイベント用ですが、改良に改良を重ね、見栄え、完成度もかなり高くなっています。ボクもイベントでピザを焼かせてもらいましたが、パリッとした食感と香ばしさが素晴らしい!この写真の状態の上にヘッドというか頭が乗って完成です。そのうち町内にも出現しますのでご期待ください。

乗り鉄

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清里へ来て早11年。実は釧網線の釧路方面行きに乗ったことが無かったのです。そこでお客さんたちから聞いたお得な18切符を利用して家族で根室まで行ってきました。北海道のローカル線の旅というものは鉄道に乗る、ということを目的にしないと車に比べて「遅い、本数が無い、乗り継ぎが悪い、行きたいところに行けない」といった負の面ばかりが目立ってしまいます。でも今回はその「乗る」ことが目的。車窓からの風景は新鮮で、道路からみるのとはまた違った時間が流れていました。

特に緑~川湯間の急勾配とカーブの連続や、川湯硫黄山が見えてくるところ、鹿の飛び出す瞬間、落石岬周辺などは車両の一番前でずっと見ていました。きっと運転主はすぐ横でイヤだっただろうな・・

946

釧路の乗り換えは約50分。駅前に出てみると「946」の数字が・?・・「クシロ」なんですね・・・

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元ヘルパーのNちゃんに案内してもらった根室市街では交差点の地名看板にロシア語での表記まであって最果て感を味わえました。

Photo_3根室といえばエスカロップ。急な階段を登っていく銭湯の2階にあるこの店はレトロな雰囲気ながらも味はGood!バターライス、カツ、デミグラスソースという脂っこさのトリオながら意外にあっさりしていていけました。

鉄道の旅もいいもです。

雲・知床上空

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宿から知床半島の上空をみると不思議な形の雲がかかっていました。たぶん海から上がった水蒸気が半島に当たり、上昇気流で冷やされてできたものだと思いますが、人によっては不吉、逆に吉の前兆だ、という方もいます。でも今年の3月は寒い!まだしばらく畑の雪は残りそう。バイクもまだお預けです。

雪山2

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ルベス岳は太平洋側の野付半島と国後島の一部、それと反対側のオホーツク海の両方が見える山。地図どおりの風景をみるといつも大地の大きさに感激します。

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摩周湖をしっかり味わうのに最適な外輪山ハイク。この湖の魅力は高いところに上はがらないと湖面が見えないところでしょう。有名な展望台を離れ人気の無い雪の中で湖や山々を見ながらの昼食やお茶の時間はなかなかです。

Photo_5 ハイキング、温泉と楽しんで最後に寄った網走湖では氷結した湖面にアザラシが寝そべっていましたが、遠くからキツネがやってきて少し警戒した様子。この後、湖に入ってしまいましたが、そろそろ彼らも北へ帰っていくでしょう。春です。

春山・雪山・楽しい山

Photo長く楽しめた今年の流氷も 遠くに去り、このところのスノーシューツアーは雪山でも危険度の低い、藻琴山、ルベス岳を中心に登っています。そしてこの日に藻琴山から見た流氷が今年最後となるでしょう。斜里岳から知床連山、阿寒の山々、屈斜路湖と広大な北海道の風景が見渡せる山々、おすすめです。

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危険度が低いとは言ってもそこは標高1000メートルの藻琴山。少し強い風が吹くと吹き上げられた雪が顔に当たり痛くて、前が見えないこともあります。ちょっとだけハードルがあった早春雪山ハイキング。ボクも含めてとてもいい経験ができました。もちろんつらいことより、楽しいこと、素晴らしい景色を見れたことのほうが大きかったですよ。

絶景の日常

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連日のツアーでの風景。ルベス岳登頂の次の日、久しぶりに裏摩周展望台からさらに旧裏摩周展望台へ行ってきました。今は禁止されていますが、何十年か前はここから摩周湖の湖面へ降りて水泳などをやったそうです。(昔も禁止はされていたのかな・?)湖面が比較的近いのが特徴でしょう。

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季節は着実に春。昆虫類もかなり姿を見せるようになり、今年初の蝶も飛んできました。たぶん越冬したエルタテハという蝶です。気温は日中でも0℃ほどですが、陽射しも強く体感温度で生活している人間以外の生き物にとってはもう春なんですね。

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そして今年からはまっている知床、「象の鼻」へ。3月の流氷は海水面もかなり見えてコントラストも強くとてもきれい。まだヒグマもでていないようです。

Photo_6 そして最後は言葉を失うほど美しい夕映えの斜里岳でした。

違う表情の流氷

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羅臼へも久しぶりに流氷が押し寄せている、とのことで行ってきました。面白かったのは、根北峠を越え根室海峡を羅臼方面へ上って行くと、まず薄くて透明な氷が海面を覆っていき、それが厚くなるように流氷へと変わっていったこと。地元の方はこんなに羅臼の港まで押し寄せたのは20年前と8年前以来とのこと。流氷の表情もオホーツク海側とは少し違い、常に動いている感じて開氷面もあり、氷とのコントラストもいい感じで、また違った流氷の表情も楽しめました。オオワシもカラスのようにいっぱいいたし・・

今年の楽しみは長くていい

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一時離れかけた流氷も北風でまた戻ってきて相変わらず期待以上の風景を見せてくれています。まず見つけた遠音別川河口の流氷トンネル。気温は低くてももう春近し。陽射しが強くなってきていて融けて凍ってでツララも発達。車のタイヤ周りにつく氷はやっかいですが流氷はまた違った表情が楽しめます。

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鹿たちはちょっと痩せてきて、美味しくなさそう、いや、気の毒ですが彼方まで続く流氷原をバックに絶壁の上にいる光景はなかなかです。

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この日の最後は夕映えスポットで知床一人気のあるプユニ岬。いつも最後の日の入りは雲に入ってしまうことが多いですがそれでも流氷原が紅く染まる風景は極上です。それにしてもみんな大砲のような凄いレンズのカメラを持っているなぁ・・