最繁忙期になりました。と、いう言い訳でブログの更新がおろそかになってしまっています・・私の繁忙期はもちろん宿業の繁忙期でもあるのですが、6月中旬~7月中旬までは斜里岳登山や自転車の大会のグランフォンドきよさと、他に観光協会としてのイベントや草刈りまで集中するので日々倒れないように全力で走っています。先週は清里小学校の子供たちに「安全教室」という授業を行いました。これはもし災害があったときなどにいかに命を守るかの授業。特に北海道では冬の災害時や有事の際、いかに低体温にならないように対処するかを伝えています。伝えたいこと覚えてほしいことはいくらでもあるのですが、実際に野外でやる実習が日本は少なく、将来必ず来る災害や有事のときに子供も大人も対処できるのか、生き抜く力と知恵はあるのか少しでも身に付けていってほしいと思います。
22年ご苦労!
花と小鳥の季節
斜里岳の季節
今月25日の山開きに向けて登山道整備に行ってきました。メンバーはベテラン登山ガイド兼山小屋清岳荘管理人のKさんとトレランショップ兼ゲストハウス経営のトレイルランナーのSさん。2人とも体力、整備の技術ともエキスパートでとても頼りになります。
倒木や障害木の除去、枝払いに笹刈り、沢の渡渉点の足場作り、間違えそうなコースのロープ張りに標識テープ付け、看板設置やゴミ拾いとやることは多岐にわたります。
登山道わきにはチシマザクラが満開。今年最後の花見です。
キバナシャクナゲもいくつか咲いていました。
そして近年では珍しくヒグマの足跡を2か所確認。いるのはわかっているけど最近油断しているので注意しなければ。今回の整備は時間がかかり上二股までしか行けませんでしたが上二股まではほとんど登山道上に雪は無かったですが、上はまだ雪渓が残っていて踏み抜きに注意するのと馬の背周辺はアイゼンがあった方が安心かな、という感じです。今シーズンの斜里岳は皆さんにどんな想い出を与えてくれるのでしょうか。きっと登ったことが無い方は思っているより危険で筋力的にも大変な山なので覚悟が必要ですが、ある意味こんな楽しい山もなかなか無いので万全の態勢で是非チャレンジしてみてください。
トレイルを作る
きよさと観光協会が主体となり町と環境省で裏摩周展望台~西別岳・摩周岳の登山道へとつながるトレイルを作っています。もともと裏摩周展望台周辺をもっと楽しめる場所に、ということで何年も前から提案していた案件で、環境省のロングトレイル事業(釧路~知床羅臼の300キロ!)とちょうど方向性が一致したのです。もしここの区間(約6キロ)が完成すれば登山道だけでも摩周湖第一展望台か西別岳登山道から裏摩周展望台までが通じ、摩周湖を見ながら縦走的な楽しみ方ができるようになります。他にも第一級の風景の中を楽しめる歩く道へとつながる予定。来年にできるかなぁ・・?笹のジャングルを泳ぐようにかき分け、何度も行き来し道を決め、何日もかけて笹を刈り道を作っていく作業はホント体にこたえますがそれだけに充実し心と後世に残るいい仕事です。聞いた話では50年ぐらい前までは同じルートで登山道があったとか・・なんとな~くそれっぽい跡があったりしていました。そのあたりも今度知っている人に聞いてみようと思います。
帰りにさくらの滝に寄ってみたら凄い数のサクラマスがジャンプしていました。今年は遡上する時期が早い魚が多いみたい。滝の落ち口もけっこう崩れていて少しジャンプが成功しやすくなったかも。例年通りならこれから8月いっぱいの午後から夕方によく飛ぶので是非見に行ってください。
集中
春の釣りも終盤。湖も冬季閉鎖の林道が開き、一昨日はいつものようにいつものように午後から出陣。モンカゲロウも羽化が見られましたがトラウトは出ず・・
そんな中でもM名人のルアーが2回もファットサクラマスをゲット。もちろんリリース。K氏はニジをジャンプで外され、ボクはウグイ君爆釣・・で以上。
いったい何百万匹いるのだろう、頭上にはおびただしい数の蚊の仲間(刺さないのでよい)が羽音をうならせて乱舞していました。これも凄い自然。
今日は夕方のみ海へ。途中激しい落雷で30分ほど避難。再開するとすぐに名人のモアザン改?が曲がっています。重そう・・
60弱の見事に太ったハイパワー海アメ。斑点が穴あき状の模様となっていました。
ボクもポイントを探りながら投げて歩いてをしていると場所を移動した一投目でサクラマスをゲット!48cmとはいえ体高があり銀ピカ。めちゃ美味いので、大事に持って帰って食べようとおもいます(ユーチューバーわっさむ調)。たぶん魚はそこそこいる気がするけど人も多いのでスレでいるよう。なんか夕方のここの釣りが少しわかった気がしました。
なぜか夕暮れ時は釣れないけどねばってみました。夕焼けがキレイだったし2人とも釣れたので満足。次はいつ行けるかな・・
虹の季節
ついに明日から繁忙期。といってもまだお客さんで連日満室、ということではなく自転車の大会(グランフォンドきよさと)の準備や打ち合わせ、斜里岳山開きのための登山道整備、新しいトレッキングコースのコース作り(来年ぐらいからお楽しみに!)、小学生の野外体験学習の補助や講師、そして宿のメンテナンス(ドアが閉まらなくなったり、水回りの汚れが落ちなかったり・・)や強靭な雑草や虫との戦い、細かい大工仕事や会合などホントきりがありませんがこの歳になっても仕事があるのはいいこと、なのでしょうね・?本日の諸事を片付け、買い出しに行ってそのまま海へ。日差しの途中に急に雨がサァーッと降ってきて小清水原生花園とトウフツ湖の向こうの斜里岳に虹が出ました。空の広い北海道は雨が降っている地域が見渡せるのも面白い。
網走の浜でも知床から虹が上がっていました。いいことあるかな。これから8月まで釣りはあまり行けないけどこの夏も自分も楽しく、お客さんにも楽しんでもらえるように宿の掃除や料理、そして遊びや食べどころの情報などもお伝えしていきますのでよろしくお願いいたします!
ウサギが・・
知り合いからいただいた花を植えようと玄関を出るとシラカバの木の根元にキツネの死体?・・埋葬しようとスコップを持って近づくと急にその茶色い物体が飛び起きて自分は飛びのきました!あ~ビックリした・・ウサギじゃん!なんでそんなところで寝ているの??普通はまさに脱兎のごとく逃げるのにあまり逃げません。毛並みは良いけど薄目を開いているところをみると調子悪いのかな・?
2メートルほど近づいてもノソノソとお隣さんのほうへ行きました。たぶんキツネにやられるな、近いうちに・・
午後からは昨日の続き。今日は電気ドリルにバフを付けて研磨剤で磨いてみた・・全く落ちないじゃん・・
最後の手段、鏡がダメになってもいいから2000番の耐水ペーパーを付けたサンダーで削っちまおう!
やっとほぼ取れました。最初からこれでやればよかった・・しかし鏡は細かい傷だらけ。まあ「よく見ると」わかるかな、ぐらいの傷なので良しとしましょう。これに車用のガラス系のコーティングでもやれば傷が埋まっていいのかも・・そのうちやってみよう。鏡のガラス、鉄、ステンレス、耐水ペーパーの硬度を調べたら耐水ペーパーの研磨面の素材はガラスより硬いから傷は付くのは仕方ないけど鉄がガラスと同じか少し軟らかいよう。明日は風呂の鏡をスチールウールでやってみようと思います。・・ここまでやるなら普通は鏡を取り換えたほうがいいです・・
サクラ咲く
シャワーブースと風呂の鏡のうろこ状のシミが取れません。youtubeで予習してサンポールだ、研磨剤だ、ダイヤモンドパッドだとさんざんやってみたけどホントすこ~しずつしか取れません。23年間のシミはただものではない!最後の手段ともいえるステンレスのヘラで擦ってみると煙のように粉となって少し取れています。いっそ鏡を取り換えてしまえばいいのだけどここまでやったら傷がついても割れてもやれるとこまでやってみようと思います。擦りすぎて手も痛いし夕方になったし出かけるか・・
小雨の中、海へサクラマスを狙いに毎度のボウズにも懲りずに出陣。人気のここは朝は10mに一人ぐらい釣り人が並ぶ北海道では極めて密なところだけどこの時間だとみんな帰ってしまいいつものキツネしかいません。雨だし・・でもこういう日って釣れるんだよな、でもまたボウズだろうな・・・釣れないことも慣れたけどモチベーションを保つため、30メートルぐらい歩いて投げるという感じで数百メートル歩きました。
ルアーを引いているとなんか重く感じて、ここ離岸流だなと思いつつジグを無心で投げていると着水してすぐにヒット!いきなり釣れちゃいました!!50cmほどのプリプリのサクラマス!夕方専門で何度も来ていてやっと初物。嬉しさ満点というかなんかホッとしました。
超美味なサクラマス。大事に袋に入れすぐ後ろに置くとたちまちカラスがやってきました。ずっとどこかで見ているんだね・・そのため腰に結んでキャスト&ウォーク(釣り用語ではランガン)結局釣果は一匹でしたが満足。これに味をしめてまた行くのですが、ボウズ連発だろうなぁ・・
乾杯!!