強吹雪

昨晩から今シーズン初の吹雪。でも予報の猛吹雪とまではいかないぐらいの強吹雪といったところ。JRや飛行機は止まり温泉も休館。宿の前の道は除雪車以外に通る車もほとんどなく皆さん家でじっとしている様子です。

降雪量はそれほどでもなくまだ雪は少なめ。でも細かい雪なのに湿っていてけっこう重く玄関前の除雪でも少し汗をかきました。気温は氷点下5℃なのにサラッサラの粉雪とは限らないのですね。またこの気温で強風、太陽も出ていないのでジッとしているとたちまち命の危険を感じます。

こんなときは室内仕事、塗料を塗る前にへこんだところをパテで埋めます。

この際だから石膏ボードの継ぎ目の段差も埋めておきました。(段差が出ること自体が下地の木材がナナメになっちゃってる証拠。素人だったなぁ・・)

マスキングテープを貼っています。これが手間。あと塗料が落ちてもいいように床もきっちり段ボールなどで養生。段取り8分です。これで明日の朝から塗って乾かし、夕方2度塗りして完成予定。電灯の明るさだと塗りムラが良く見えないので昼の明るいときに塗るのです。明日は晴れ予報。ハプニングなどありませんように。

 

月曜大工宣言

今日は雪、明日は暴風雪との予報。こんな時は室内の改装です。今回は玄関上の屋根を高圧洗浄機でキレイにしたときに窓の隙間から内壁に水はねしてしまい、そこがシミになってしまった本棚の壁を塗ります。本を移動し掛けてあった絵や時計を外すと見事な日焼け跡。2階の居間の南側には山を越えた数十キロ先まで家が無いためカーテンを付けていないけどやっぱり日焼け止めは必要かな?今日はこの本棚を解体して終了。これからサケトバをつまみ酒を飲みつつあ~あというニュースを見て、前向きに「これからどうすっかなぁ~」と考えたいと思います。

リスクを減らすために

今日は漬け込んだキュウリウオとチカを干します。まずはさばいた腹を下にして少しでも漬け込み液とを切ります。

普通に干そうと思っていたけど、何度も脚立を乗り降りしているうちに、いつかやろうと思っていたことを思い出し斜里町のホームセンターへ。それはこれからもチカやワカサギも釣って干すのだけど、そのたびに高い脚立を出し、凍り付いた長靴で滑って転落しないようにビクビクしながら上って高い軒下に重い干し網を吊り下げること。毎年、いつか落ちて命も落とすな・・と思っていたのです。そこで滑車とロープを使って脚立を出さなくても干し網の上げ下げができるように考え200~300円の部品をいくつか買ってきました。綿ロープは氷点下でも硬くならないので使いやすいです。

まずは滑車をカラビナで結び(考えてみたら滑車は外さないならカラビナはいらないのだけど、ラフティングやカヌー、登山ガイド時代の癖でつい”カシャ”と付けてしまうのです。なんかその音が気持ちよくて・・)ロープの長さを決めてほぐれないように切るところにビニールテープを巻いて切断。

外壁の厚いツーバイフォー材をつかってあるコーナーの部分にフックをネジ留めしカラビナを付けてマスト結びで留めます。

干し網を吊り下げ、魚をキレイに並べます。

下からロープを引き、再びマスト結びで留めて完了。うまくいきました。お客さんの来る玄関の上なので、何やっているのだろう、という見た目だけどお許しを。でもこれで脚立から落下するリスクは無くなりました。あとはオコジョとイイズナ、キタキツネ、そして猫の攻撃が無いことを祈るのみ。(一つだけあるオコジョ返しは付け忘れた・・)

あまり動かずに作業していたので足が冷え切って感覚が無くなってしまいました。ストーブの前に張り付き、妙に冷えるな~と温度計を見ると氷点下14.5℃・・寒いはずだわ。

そんな時だからこそ見られる知床連山の夕映え。やっとできたという充実感も風景をさらに素晴らしくさせているようでした。

 

 

味付け中

一昨日釣ったチカ、キュウリウオを醤油、みりん、酒と少しの砂糖を入れた調味液に、今回は魚も大きいので2晩の漬け込みです。明日から干して完成するのが今から楽しみです。

北海道すげー!!

サロマ湖への流入河川で釣れている、という情報で少し遠征して初めての場所へ。正月最終日だけあってカチカチに凍った川の上はテントがずらり、100人ぐらいが釣りをしていて車を止めるスペースが無く、M名人のエスクードで草と新雪を踏んづけて駐車スペースを作ってもらいました。まずは穴あけ。S嬢がドリルをきれいに回すのに悪戦苦闘、軸がぐるぐる偏心していてあまりにも面白いのでまず写真(笑)

テントを張って気合を入れて擬餌針を上下し始めると入れ食い!きゅうりの匂いのするキュウリウオ7チカ3ぐらいで次々に、ホント次々に釣れました。

キュウリウオは25~30センチほどもあり重い引き。小さなバケツはすぐにいっぱいになり、コンビニ袋や他のものを入れていたジップロックもすぐにいっぱいに!いつもは夕暮れまで粘るのに入れ物がいっぱいのため初の早上がり。周りの人たちも見な100匹以上釣れています。こんな美味しい魚がいくらでも釣れるなんて、やっぱり北海道は凄い!・・帰宅し、ちょうどもらった魚もあり、夕食をはさんで魚をさばき始めて終了がさきほどの0時半・・最高に面白かったけど最高の満足疲労です。

遊びに行こう!

朝、外の気温を見ると氷点下19.5℃。さすがに冷えています。

久しぶりに展望の開けた知床半島。でもこの後は全天曇りへ。

今日は釣りに行こう!ということで釣り仲間のM名人とS嬢と知床半島の向う側へ。最初に行った標津漁港は人っ子一人おらず、他の漁港は凍結。氷結した野付湾の尾岱沼にテントがいくつかあったけど期待しないでテントもドリルも持たずに人の釣った穴の跡でやってみました。

いきなりM名人がいい型のチカをゲット!

続いてS嬢もいくつも釣りあげ、ボクも少し釣って計13匹。寒さに耐えられる20分ほどの短い時間ではとてもいい釣果。ちょっと行って、すでに空いている穴でさっさと釣って終了、なんて最高の贅沢。

帰りはもちろん野付半島。相変わらず素晴らしい風景。なぜかいつもここはオス鹿の群ればかりで男子校状態。

雪の国後島をバックにオジロワシが何かを食べていました。

帰路の雪と夕焼けの中標津の酪農地帯。今日もいい風景と短いながらも楽しい釣りを堪能できた一日でした。

 

 

新年

初日の出。明けましておめでとうございます。元日もキンと冷えた朝がきました。

恒例の来運神社への初詣は朝、行きました。昨年から夜の焚火もお神酒をくれる人も、そもそも過疎で人も少なくなったので密とは無縁になりました。

この来運神社は規模も小さく無名だけど、実は樹木も多様で野生動物が多いところ。なんか動いていると思ったらエゾリスが隠しておいた食べ物を掘り返していたよう。

サケの遡上の激減でオオワシの飛来数も減ってしまいましたが、すぐ近くにいました。

大みそかの夕映えと今(14時半)の斜里岳。今年は知床やこの山を眺めながら明るく前向きにすごしたいとおもいます。

狼中年

釣り納めって嘘でした・・今日はお客さんがいないので(年末にお客さんがいないのは開業以来初めて)仕舞った釣り道具を再び出して昼から湖へ。湖岸に着くとなんと釣り師がいっぱい!!氷点下8℃、風と雪が吹き付ける中、さすが道産子釣り師たち、もくもくとロッドを振っています。凄いんだか‥変なのだか・・

しかし釣りのほうはさっぱり・・釣れない一番の原因はたぶん釣り師の多さによる魚のスレだとおもうけど一投ごとにガイドとラインが凍り付き湖水で解かしては投げるの繰り返し。ストレスが溜まります。リールのガイドローラーも氷漬けになり糸よれやスプール外に巻き付くトラブルも続出。なめても突いても取れません・・

ウェダーのフェルトはすぐに雪が下駄状態。ねん挫注意。

陸に一分も上がっていると濡れた部分がたちまち凍って足を曲げるのにも一苦労。なんか破けそう・・

そしてヨレヨレラインが一気にグシャグシャに絡まっていさぎよく終了。カチカチのウェダーを破けないように慎重に脱ぐと形がそのままでした(笑)今日は寒さには体は大丈夫だったけどネオプレーンでは常に水の中にいないと凍ってきて段々と歩くのがきつくなってくるのもわかったし釣り具がうまく機能しないことも体験できました。なにより最後はボウズじゃないとね!・?

 

サンピラーの季節

朝食の時間に斜里岳より見事なサンピラー現象(太陽光が空気中の氷の結晶に反射して光る)が出ました。このときの気温は氷点下12℃。

地表の温度のほうが上空より低いのでしょう、ホクレンの製糖工場とでんぷん工場の煙も上に上がらず横に広がっています。大みそかや元日はさらに冷えそうなのでまたきれいな自然現象が出るのが楽しみです。

毎日の寄り道

最近、毎日のようにシマエナガたちがや宿の周りの樹々にやってきます。彼らはいつもせわしなくあっち突いてそっち突いてパッパッと行っちゃう感じ。さすが人気者だけあって真っ白まん丸頭でいろいろなポーズをしてくれます。葉っぱの無い冬は鳥も少ないけど見つけやすい季節。葉が生い茂る5月中旬までは越冬する鳥たちを身近に感じる期間が続きます。