今日もハッとするほど美しい霧氷に囲まれたルベス岳へ。急斜面の下りでは東京のNさんが滑り落ちそうになり、くるっと上を向いていました。
どこもかしこもダケカンバを中心とした樹木に満開の花のような霧氷。これぞ北海道の冬、という風景。青空と相まってさらに美しさが増しています。
青空に向かって山頂へ。
今日も「ほぼ晴れ」で気温も登山にはちょうどいいぐらいで(マイナス5℃ぐらい)快適に登れました。しかし昨夜の積雪でずっとちょっとしたラッセルだったので皆さん今日はよく眠れそうです。
ツアー出発前、窓の外を見ると白いまん丸シマエナガが何羽もこちらを観察していました。
この日は知床、原生林を抜けてポロピナイへ。ここまで来るとガイドツアーの人もほとんど無く、流氷の絶景を貸し切りです。
熊の爪痕を見上げる皆さん、口開いてます・・
崖下の流氷の上ではオジロワシがカラスにジャマされつつなんかを食べていました。
オオワシも北風に乗って滑空。省エネモードで獲物を物色中。
今日のルベス岳も薄曇りながら昨日の雪で霧氷が広がり異空間の美を演出してくれました。でも斜度はキツイ・・
斜里岳もようやく真っ白
オホーツクの流氷ももちろん、野付半島も内湾が氷結しているのが展望できます。
山頂からはちょこっとだけど国後島も展望。この山は登山道も無くバックカントリースキーヤー以外は知られていない山ですが、1時間半ほどの登りで大パノラマの広がる素晴らしい場所。今日も清里に住んでいてホントに良かったと感じた一日でした。
昨日、今日と6~8℃まで上がり、まさに春の陽気。これって後でカチカチつるつるになって困るんです・・でも強い南風は吹かなかったので流氷はちょっと岸より離れてばらけたくらい。
暖かく晴天。アンダーウェアー+シャツで歩いています。雪は粉雪から一気に春のザラメ雪に。
男の涙周辺にエゾシカが集まっていました。羅臼岳の雄姿も見事!
今日の藻琴山も極暖。予報より天気が良く快適でした。屏風岩手前では山岳カメラマンのNさんが感性を動かされシャッターを切っています。
オホーツク海側は暗い雲の下。太平洋側は晴れ。見事に藻琴山で天候が分かれていました。
登山口へ下山少し前にやっと見つけた夏の登山道。(よくわからないでしょう・・)あまりの雪の少なさでハイマツの上の雪を踏み抜くこと多数。この登山道を見つけたのでやっと普通の雪道を下ることができました。もうこのまま降らないのか・?
この日も極寒。藻琴山へ行ってみたものの氷点下16℃、強風。
屈斜路湖展望台にてカラ元気の一枚。30分ほど登って撤退です。
急きょ神の子池へ。森の中はさすが、風も弱く歩いているときは寒くありません。
しかし極寒。水はほとんど凍っていました。寒いのに氷水補給・・
神の子池もツアーではこんな難所があり、けっこう笑えます!?・・
次の日も寒く、知床の森に入るまでは極寒。しかしエゾシカファームの死んだ鹿を狙ってか、オオワシが流氷に集まっています。
オシンコシンも再びほぼ氷結。ここは日も当たらず寒いっす。
しかし若い参加者の方々はさすがです、活発!
象の鼻では沖にある流氷が近づいてくるのがわかりました。
フレペの滝もほぼ氷結。日によって違うのも楽しみです。
そして極寒の中、藻琴山へ再チャレンジ!寒さの芸術が最高にキレイです。
今回も途中でUターンかな・・と思っていたけど天気も持ちそう・・素晴らし風景の中、写真を撮りながらゆっくり登っていきました。
隠れていた山頂も見えだしてきた!
ついに登頂!嬉しさひとしおです。
谷の駆け下りコースは雪が少なくて断念。急斜面はやはり腰、引けてます。
下りの時にはついに快晴!至高の風景!
海のほぼ全面に流氷が押し寄せていました。いつもワカサギ釣りをしている網走湖、能取湖も一望。
半分凍った屈斜路湖の向うには雄阿寒岳と噴煙を上げる雌阿寒岳。
大雪の山々まで一望できました。
ウチの裏山を見ながら下山。ようやく大満足の藻琴山でした。断念した皆さん、再チャレンジを!
ようやく雪が積もって新雪を楽しめるようになったスノーシューツアーも、お客さんのいない日の休日もかなり充実しています。冬は楽しいなぁ~。まずは久しぶりに外国の方、フランスと韓国からのお客さんを神の子池へご案内。川沿いはまったく踏み跡もなく、ずっとラッセル。でもFさんはだれもいない雪面での転がるのが夢だったといって楽しんでいました。早く言ってくれれば、もっとどこでも寝れたのに・・
昨日は藻琴山の下見。しかし強風、極寒。すべてが凍り付いています。天気もイマイチでこんな日はツアーには行きませんが、下見ということでちょっと歩こうかと・・しかし登りで深雪、ラッセルでゼイゼイしているものの汗もでません。北斜面で北風なので背後からの風のため顔は大丈夫でしたが、なんか肺が冷える感じでヤバイかな~と温度確認。
氷点下18℃・・これで強風、山の中に一人ぼっちで夕方では・・・
そして胸までの踏み抜きとラッセルでハイランド小清水手前で終点。まだ人生楽しみたいのでさっさと下りました。この後は温泉で体を解凍。
ワカサギ釣りのために朝起きて玄関に出ると・・網の中のワカサギと製作中のサケとばが散乱!?・・
2メートル上に吊り下げてある干し網が破かれている!・・足跡から犯人はたぶんキツネの野郎。ジャンプ力とぶら下がったであろう爪の強さ、どうにかして破いた能力には脱帽。ただ悔しいのは食い散らかし。「ここまでやるなら全部食べていけよ!(怒)」
網走湖、女満別側では狙いのトラウトは出ませんでしたが、ワカサギは一日中爆釣!こんなに釣れていいのでしょうか?間違いなく日本一、というか世界一ワカサギの釣れる湖でしょう、今日は。
皆が帰るころにはオジロワシが待ってましたとやってきました。さて明日からも楽しもうっと。
あの真っ赤な朝焼けの後2日間、湿った雪がそこそこ降りました。暖かく雨も降ったので積雪は20センチ増えたぐらい。予報だと猛吹雪!の臨戦態勢だったのにちょっと拍子抜け。町の人たちも吹雪の前に買いだめするようで、パンや総菜などがスーパーの棚から消えていました。そして昨日は小雪+北風にあおられながらなんとかボロいテントを張ってのんびり一人で網走湖へワカサギ釣り。途中の道はあまりのつるつる路面と強い横風で畑に落ちるかと冷や汗をかいたけど回り道して風の少ない山間部を走ったのは正解でした。到着し一度場所を変えて中央部でやってみるとそこそこ入れ食い!やはり悪天候だと釣りは好調です。でもただ釣っていても飽きるので、一回の糸の巻き上げで何匹釣れるか、そして2匹目以降の魚がエサを食ったときのアタリがわかるかを練習してみました。これはたまたま5本バリに5匹きたとき。アタリについては、2匹目が来たのはわかるようになったけどそれ以上は・・?ですね。釣果は5時間で300匹ほど。休憩したり食事したり、また針から魚を外す手間を考えるとこのぐらいが一般的にはMAXでしょう。これでしばらくは甘露煮をお出しできそうです。
そして今日、夕映えの斜里岳はちょっと山頂に雲がかかっていたけど見事!3日ぶりの太陽でした。釣りは難しくなるけど、やっぱり晴れは気持ちいい!
今日はお客さんがいないので、昼からK氏、M名人を誘い急きょ能取湖へ”チカ再び爆釣”を目指して出陣。しかし魚影は薄く、かつ食いは激シブ・・ワカサギより何倍も大きいのに竿に出るアタリはほんのわずか。しかし面白いのは穴の中を見ていると水深が1.5メートルほどしかないので魚が疑似餌に食いつく瞬間がわかるのです。チカが寄ってきて疑似餌やエサのにおいをかいでいるようだったり、少し突いて食べずに素通りしたりの多いこと!写真は一度だけあったトリプルヒット。魚は群れで移動していて、急にバタバタ釣れたり、パタッといなくなったりの繰り返し。そしてずっと穴の中を見つめていたので皆、肩と首が硬直・・・でもなんとか120匹ほどつり上げて終了。大漁ではないけど見釣りの面白さには満足。能取湖は好調か不調かといえばやはり不調でしょう。特に今日はコマイの姿は全く見ず。海の中が変わってきている感じがしました。いいほうに向かってくれればいいのだけど・・
知床に流氷の先遣隊がやってきました。流氷といっても多くは流氷の手前、氷の出来はじめである氷泥というドロドロした状態。これから蓮の葉氷→流氷と成長していきます。
こちらは細かい”ほぼ”流氷。オンネベツ川河口。
今日も寒い!オシンコシンの滝は3分の2以上が凍っていました。
それ以上に”おおっ”と思ったのが滝から流れ出る川。凍った川の上まで水が流れています。よほど冷えたのでしょう。
道の駅の食堂は券売機での食券購入となっていました。でもエゾシカソースカツ丼はやはり美味い!脂が少ないため肉の色は濃いですが、もたれないし食べやすい。おすすめです。
道路をしばらく歩き森の中へ。さっそくエゾシカたちが北風を避けるようにいっぱいいました。さっきはありがとう、君たち美味しいね・・
積雪も昨日で一気に多くなりました。スノーシューの出番がようやくきました。
キツツキ団地もあちこちに。人がほとんど入らないところなので動物たちもくつろいでいるよう。
北風ピープーの象の鼻、男の涙を抜けフレペの滝へ。全面凍結!地下水が岩の間から流れ出るこの滝がこれだけ凍るのは初めてみました。雪が少ない=暖冬とは限らない、むしろ寒い冬と言えるかもしれません。
滝のツンツンは例年より強い風で巻き上げられて角度が立ってより芸術的。
天に続く道の夕焼け。天国じゃないですよ。