嵐の後に

発達した低気圧の影響で一晩中風が吹き荒れ、家の周りに降り積もっていた落ち葉が吹き飛ばされて綺麗になりました。シラカバの葉っぱもほとんど落ちたけど面倒なのはこの木は細い枝がよく折れるので強風が吹く度に敷地内の片付けです。午後は急に無風となり天気も回復。収穫が終わり運ばれるのを待つてん菜の向うに2重の虹が出ました。収穫が終わり畑から作物が無くなると晩秋を感じます。

爆!大アメマス!

女満別に用事があり昼のひと時ちょこっと近くの川へ。人気の場所だけあってずらっと何人も高そうなダブルハンド(両手で投げるフライフィッシングの竿、主に大物用)の長竿をビュンビュン降っています。かっこいいなぁ~(ボクは持っていない・・)帰ってきた人に話を聞くと「魚、どこいっちゃったの?」というほど釣れないとのこと。あきらめ気味にボクも27年前に買った骨董品のような5番のシングルハンド(片手で投げるやつ、中物用)の竿で空いている場所に入ってこそっと釣り始め。すぐに30センチぐらいの小型のアメマスが連発で釣れました。ちっこいけど釣れるじゃん!そしていい当たりの3匹目は・・

美味しそうなカレイ!(リリースしました)やっぱりここはワカサギとカレイだよね!面白くなってきました。鯉も跳ねてるし、あとはウグイとボラで五目釣りだ!しかしその後はアタリも遠くなり終わりの時間も迫ってきて帰る方向に竿出しながら戻ることに。で・・

いきなり40センチほどの中型のアメマスが釣れました。こいつはビックリしたような顔していたのが印象的)釣れたしもう帰ってもいいかな、とさらにちょこっと移動してちょこっと投げると、ピコッとアタリ。なんとなく合わせると・・

なんかスゲー重い!サケでもかけちゃったんじゃ!?Nさんに案内してもらった多摩川で鯉釣ったときのように竿が折れそうだぁ・・ひょっとして鯉??・・5分ほど格闘しランディングしたのは71センチのアメマス!!産卵前なのか立派な魚体のメス。アメマスではボクの新記録です。話に聞くだけじゃなく、ホントにいたんですね。何度か通っていたけどまだ釣っていなかった大物、感激しました。まあ偶然釣れたんだよなぁ~と、さらにちょこっと投げるとすぐにアタリ・・

またまた竿が折れる~と格闘の後ゲットしたさっきより少し小さいぐらいのオス。顔がサケのようでカッコイイ!これってハマったよね!?と自分に言い聞かせつつさらにちょこっとロールキャスト。(後ろが林でラインを投げられないのでくるっと前に投げるやり方)

入れ食いになりました。もうバラシても惜しくないのでファイト中も撮影。コンデジ忘れてスマホでの撮影はちょっと面倒。ニジマスとちがいジャンプしないから返しの無い針(バーブレス)なのにほとんどバレないしラインも細いのに切れませんでした。使ったフライもただ一つ。釣果も小中大とトータルで10匹+カレイ1匹。短時間でこんなに釣れるとは思わなかったのとこういう状況のときにはこうやって釣るんだという釣り方がわかり大満足。もうちょっと強い竿を持ってまた何日か後に行こうと思います。

 

釣れる場所

平日は対外的な用事が多く、釣りに行けるのは週末になってしまったけど今日は海は波が高そうだから湖でルアーを投げてみるか!と昼から出陣。紅葉で埋まった林道をカサカサと歩き突然出てくる鹿に驚きながら(熊かと思うっしょ・・)普段あまり行かない人けのない場所へ。

狙いはトラウトが今の時期に回遊していそうな深い場所。ハンドメイドのジグ(名前は10秒ジグ・・10秒で作ったから)をぶん投げます。が、大ウグイ一匹のみで魚っ気なし・・

湖面ではオジロワシが魚をワシづかみしようとしていました。ミサゴのようにダイブはしないけど水面で生きている魚を捕ることができるんですね。

穴場を探してあちこち行ったけどどこもダメで結局、湖一番の人気の場所に来ました。たまたま流れ込みが空いていたけど一年中(氷結している時以外)朝から晩までルアーやフライを投げられスレ切っているから普通に投げて引いていたら偶然にしか釣れません。そこで流れを使ってかけあがりにフライのように流し込んで上下左右に優しくしつこく誘っていると、意外にすんなり大エゾウグイ→チビウグイ→45センチほどのニジマス(取り込みのときにバレた・・)→中エゾウグイ→・・

最後に頭のデカい少し痩せたニジが釣れました。(57センチもあったけどさっきのニジのほうが引いた)今日は思ったとおりの釣り方で釣れたので大満足。これだからやめられません。

夜は氷点下まで下がりました。タイヤ換えて良かった。次はどこへ行こうかな。

冬支度

ようやく晴れました。釣りで汚れた車をしっかり洗い、そろそろ朝晩氷点下になる日が出てきそうなのでヴォクシーのほうもタイヤ交換。軽自動車と違ってタイヤが重い・・でも長いレンチのおかげで簡単にボルトを緩めたり締めたりできてちょっと気持ちいい。やっぱり道具だねぇ~

家と物置の間にあった板やケースなどを一時撤去。風の通り道に物があると落ち葉が大量に積もってしまい湿気と虫の温床となるのです。

晴れ渡った今日の夕方の我が家。斜里岳の雪は少し解けたけどもう消えないかも。宿が休みの日はなにやってるの?とよく聞かれるけど、改装、メンテンナンス、掃除に事務仕事、会議だ、保健所の巡回だと意外にやることが多く、時間の融通は利くけど暇はないというかんじです。もちろん釣りも行きますが・。

 

 

 

フライフィッシングウィーク2021秋

最終日の今日以外、天気に恵まれた釣り週間。たまにサッと降る雨も虹を見せてくれるぐらいなら歓迎です。まずは網走川。

さすが大人気の場所だけあって簡単には釣れません。やっと小型のアメマスゲット。

オジロワシが攻撃した瀕死のカモメが水面に落ちてしまったので再びつかもうとしたところカモメたちも集結。集団で追い立てています。しかしこの後、オジロワシは見事にカモメを捕まえて去っていきました。

ちょっと遠出。十勝の小渓流は楽しい!小型ながらこの時期にドライフライの釣りが存分に楽しめました。

珍しくそこそこの型のヤマメが来ました。昨年釣れたブラウンは釣れず・・少し安心。

途中で変なおっさんが水分補給。

お腹パンパンのニジ。合わせ切れしてしまった良い型のやつも何匹か。すっかりサケマスの強烈なアワセが癖になってしまっているみたい・・

中流域なら大物がいるはず・・で、いきなり掛けたY氏。

良い型のニジをお約束のお手玉。

湧き水の川にも行きましたが底に泥が溜まっているところもあって泥水が入った様子。ちょっと心配。

超大物も何匹も見たけど凄く警戒していて釣れず。しかし小さいながらも綺麗なオショロコマ、アメマス、ニジマスと3種類楽しめました。

やっぱり屈斜路湖は素晴らしい!この環境で竿を振りたいのです。たとえ釣れなくても・・

頭の上ではアカゲラがカンカン掘っています。

夕方までねばってウグイいくつかとルアーでアメマス一匹。この風景でまあいいかっ・・

山奥の通称「ヒグマダム」は今年は少し苦戦。虫の羽化が少なく、ライズもまばら・・

見事にライズの主を仕留めたY氏。

ボクの満足の一匹。24番の極小ミッジで仕留めたアメマス。

今年は市街地のダムもやってみました。深く沈めて誘いをかけると入れ食いに。ニジマスもアメマスの小さいけど(Max35ぐらい)良く釣れました。

最後はやっぱり湖でウグイ・・?今回は大物釣れなかったけど魚の数は満足でした。あとフライフィッシングは情報が少ないの自分で歩いていい川を探していくのも楽しみの一つでしょう。まだまだ秋の釣りを楽しみたいとおもいます。

 

 

 

 

着々と準備

宿も秋の休館に入りました。これからは掃除に片付け、大工仕事、観光やガイド関係の仕事に事務仕事、WEB の修正や家族の用事などやりきれないほどの用事があるのですが、まずは釣り。明後日からはフライフィッシング三昧です。毛ばりも気に入って使うものがいつも同じなので補充的にタイイング。釣具屋からもほとんど消えてしまったフライフィッシングの道具ですが、こんなに奥が深くて面白い遊びはないので、ちょっとでもやってみたいなと思う方は是非スクールや管理釣り場ではじめてみてください。

雨のトンネルを抜けたか・

何日も続いている雨と曇り。雨に濡れるとまた違った綺麗さの出る紅葉ですが、気持ちはどうも晴れません。そして夕方ようやく晴れが来そうな虹がでました。今、気温は0℃まで下がって低いけど日中は太陽さんのおかげで暖かい日が来るでしょう。

冬山の様相へ

今日は斜里岳熊見峠周辺の登山道整備の日。清岳荘周辺の雪は解けていましたが麓からみると上のほうは真っ白ではたしてちゃんと現場まで無事に行き作業できるかと少し不安・

予想通りヤバイ状況。いつも足場にしているこの岩、実はテカテカに氷っていて気づかず足を載せたら確実に大転倒・・慎重に氷っていない水の中や乾いた岩の上を歩きます。

午前中は晴天で斜面全体が霧氷となっていて素晴らしく綺麗。気温は氷点下近くて寒いですが、登っていたり作業しているとちょうどいいぐらい。

下界を望みながら小休止。メンバーはガイド協会の強者の皆さんなので急登だろうが吹雪になろうがヒグマが出ようが心配ありません。普通の人は斜里岳なんて登るだけでもかなりつらいのに岩や倒木を運んだり土木作業の重労働をものともしない皆の体力には心から感服。一番心配なのは最近あまり山に登れていない自分ですわ・・

登山道が侵食して土でぐちゃぐちゃで滑り台のようになっている現場に到着。まず雪かきと石運び。

倒木などそこにある材料を工夫し利用して土留めのような段差を作っていきます。こうすると土嚢よりも歩きやすく自然な感じで丈夫です。

土留めの上側に石をつめて土を入れてならして自然の階段のようにしていきました。一段落しそろそろ作業終了のころに天候も悪化し下山。膝殺しの急坂の下りはやはりこたえたけど泥だらけになりながら何人かでワイワイやりながらの作業は楽しくはかどりました。100名山斜里岳に関わる者として登山者の皆さんが少しでも転んで怪我をしないようにこれからも毎年のようにあちこち直していく予定です。

 

 

紅葉が綺麗だから良し

秋の屈斜路湖の釣りは紅葉から始まります。この湖の周りのカエデの紅葉はとても綺麗。釣れなくても・・いや釣れないとやはり悔しいけど、こんな森の中で時を過ごせるのは幸せです。

昨晩から急に初冬。斜里岳も麓から真っ白になり昼間の気温も7℃までしか上がらず北風の強風。たまにアラレが雨あられのように降ってきました。

天候はほぼ回復し、自作ルアーをさっそく投げると一投目でいきなりウグイ君。これは幸先良いと思ったものの・・

M名人、S嬢、ボクともにウグイ君のみ・・多摩W氏は午前中アメマスをいくつか釣ったようですが、人気の場所だけあって人も多く(30メートルに一人ぐらいの密・・)厳しい釣果でした。大物はこの時期、沖の深いところにいるようで岸から投げても魚がいるところまで届いていない感じがします。なにか攻略法はないかな・・・

ルアーを作る

ただの鉛オモリに針を付けただけの仕掛けでかなり釣れる、という話を聞き以前から「ルアーって物の割に高いよな」と感じていたので作ってみました。まずは一番簡単なジグというルアー。より戻しの付いたオモリを叩いて平べったくし針を付けるだけ。これでまず屈斜路湖でやってみます。ホントにこんなので釣れたらいままで揃えてきたルアーってなんなの?と感じてしまうので釣れてほしいようなほしくないような気分です。