今日も満天の星空。もちろん天の川もしっかり見えました。これは一緒に見ていたHさんが見つけてくれた人工衛星。清里の町の明かりがちょっと眩しくて下の方が白くなっています。天気予報では明日からついに曇りと雨のサイクルに入り雨が降りそう。観光としての雨はイヤですがさすがにこれだけ雨が降らず猛暑続きだと作物も水も土ぼこりもヤバイので夜だけでいいからしっかり降ってほしいものです。
今日の休みはぐったりしていないで外へ出よう!と知床へ。しかしウトロは33℃・・車のエアコンが気持ちよくて・・それでは避暑に知床峠へ行ってみる・・
やっぱりいつものように霧一色で人もまばら。連休の時はかなり混んだようですが・・
風があり寒いぐらいの21℃。ほんの10分走っただけで10℃以上下がりました。このままこの涼しいところで昼寝でも‥と思ったけど、竿も持ってきたし、今シーズン初のカラフトマスの様子を見てくるか・・
道の駅に車を停めて自転車でウトロの近くの有名ポイントへ。ウェーダーなんて暑くて履きたくないのでウェーディングシューズだけでジャバジャバと水に入ると気持ちいい~しかし33℃、快晴で季節も早くて釣れそうもないので誰もいません。とりあえずルアーをあちこちに30分ほど投げてダメだなこりゃ、と帰ろうとすると視界の端に背びれが出たのを発見!!いるじゃん!しかしルアーには反応なく、浮き釣りに換えてたぶんここを通るだろうというところで待ち伏せすると浮きの周りの水がざわめき・・スゥ―とアタリ!
岩と海藻をなんとかかわして釣れました!!50センチほどと小さいけどオスの銀ピカカラフトマス。幸先の良い初物。7月に釣ったことって初めてかも。さてこれからシーズンイン。道具ももっとちゃんと用意して食材調達にがんばります!
こちらは相変わらず干ばつ。気温も30℃まで上がり暑いオホーツクがやってきています。小麦も一気に色づいてきてあと2週間ほどで刈り入れでしょう。天気がいいので今晩も期待し月の入りを待って宿の前へ。
やはり今日もいい天の川が撮れました!流れ星も見ました。(ここでは普通だけど・)
そして双眼鏡でやっと見つけたアンドロメダ銀河。っていってもよくわからないかもしれませんが、真ん中のピンボケしたような光が250万光年離れた(今見ているのは250万年前の光)アンドロメダです。想像できないほど遠い銀河ですが、我が天の川銀河のお隣の大きな銀河。約1兆個の星の集まりとのことですが、あっちからもこっちの天の川銀河がこの半分ぐらいの大きさで見えるのでしょう。撮影も今はただ設定してシャッターを押しているだけですが、Kさんからいただいた赤道儀をちょっと修理して使い方をマスターして撮ってみたいです。
今日もオホーツクは晴れ。峠の南、弟子屈、中標津、釧路方面は曇り、峠は霧雨と例年の夏の天気。この写真をよく見ると南の下の空が雲のカーペットのようになっています。そして今日のように月の無い晴れた夜は、宿の仕事が終わりシャワーを浴びて寝る前に天の川を見るのが日課に。心落ち着くいい時間です。その天の川を見上げて・・・会社員時代は働くことが嫌いだったのに自営業者になって自分がこんなにも働く人間だとは思っていませんでした。掃除も料理も接客も予約受付も宿のメンテも収入に直結するのでいつも少しでも完璧に近づかねば、と緊張しているのでしょう。山や観光の仕事もピークですし・・そして7月11日前後は例年疲労もピークで過去に何度か病院に運ばれた日。やっぱり無理もきかないお年頃になったと自覚し、週一日、だいたい火曜日に休みを取ることにしました。でも次の休みには草刈りだ、登山道整備だ・と、まあのんびりすることは無さそうですが・・
斜里岳登山道は漆の葉っぱが夏独特の白半分となっています。今回も登山道整備。前回見ておいた笹の生い茂っている箇所を重点的に刈っていきました。
特に生い茂ってしまっているのは新道コースの熊見峠から下。100名山の登山道とはいえ、ちゃんと登れて刈れて時間がある人って、ひどい過疎の我が町周辺にはなかなかいないのでいつも結構生えちゃってから切っています・・藪こぎのようになってしまっていてすみません・・これが刈り払い前。
これが刈り払い後。剪定バサミでチョッキンチョッキンと硬~いクマザサや枝、ハイマツなんかをひたすら刈っていくのです。手は過労で下山し、風呂に入ってマッサージし、ビールを飲んだ5時間後の今でも痙攣中・・なぜか真面目に仕事しすぎちゃうのです・・体を壊すまでいつもいつも・・アホですね。
稜線沿いからのオホーツクの風景でほっと一息。ノコギリや剪定バサミを持ってよく登るよな、とも思いますが、整備後の充実感もひとしおです。