暗さに慣れると見えてくる

今日はまあまあの星空日和。北極星を3分間写していました。やはり周りの星々は北極星をだいたいの中心にして回っているので(地球が回っているのだけど)流れて見えます。

Wの文字はカシオペア座。周りの白いのは我が天の川銀河の星々。右にはお隣さんアンドロメダ銀河が見えます。

北斗七星を写していたら左下に流れ星のようなものが・?なんだろう?また夕食時に栃木のYさんが飛んでいく人工衛星「きぼう」を探してくれ、部屋の電気を消して皆で観察しました。ちょっと感動!

今日の天の川銀河の中心に近い方向はこんな感じでした。カメラで撮ったり双眼鏡で見たりすると星の数がホント無数に見えるけどほとんどはここ天の川銀河の中の星々。いつか天の川銀河を外から見てみたいです。

涼し

清里町ほしかぜの丘にあるハートの木。旧町営牧場にあり、現在は観光協会で管理しMTBやトレラン、ハイキングのコースを作り、これから活用していく予定の場所。素晴らしい風景の場所ですがとにかく広大。広すぎてボーッとしていまいますがどうやって町おこしに使っていくかいろいろ検討中です。

釣りにも出陣。K氏はさすが地元。みんなが釣れない中でも結果を出しています。小さくみえるけどこれでも70cm近いオス。ボクがいただきましたが美味しかった!

クマさんが来そうなのに暗くなるまでねばりました。が、ボクとM名人はボウズ。河口にはもう体が縞模様になった遡上寸前のサケが30匹ぐらい群れていたけど狙いの銀ピカサーモンはきませんでした。次回こそは釣る!

最高の旅の友

広島のSさんが乗ってきたプジョー。マニュアル車が好きという彼女は今や探さないと無くなってきたこの6速マニュアル車を大事に何年も乗っています。こんな車で北海道を走ったら楽しいしカッコイイ!やっぱりスポーツカーは我らの年代の憧れなのです。

40年近く前からの友であるI君のXLR250。北海道もあと何回か来れば3桁に!同じく古くからの友Hの900ニンジャ。本人はトム・クルーズ(トップガンの)のつもりでいるのかもしれないが・・かなり違うなぁ・・・

銀河の中心も地平線の下になってきました。急に涼しくなって今朝は9℃。数日前の熱帯夜からの急変だけど体は涼しくて喜んでいます。快適!

 

サケ 初ゲット!

天気も良くない平日の昼間なのに釣り人がづらり・・マナーの問題であちこちの海岸や港が釣り禁止になってきているので残った場所に集中・・密というほどでもないけどボクは一人離れた場所で、バックの知床連山を見ながら今日も釣れないだろうな、と気合もあまり入れずにひたすら重たい浮きルアーという仕掛けを投げちゃ引きを続けます。

知床のオホーツク海越しに見る左から雄阿寒岳、阿寒富士と雌阿寒岳、摩周岳が眺められます。あの山々にも登ったな、とボケェ~と思いつつ・・

コンコン、グゥ~とアタリがあり、強烈な引きだけどロッドやラインが大物用なので余裕でやり取り。上がってきたのは今シーズン初物のオスのサケ74cm!やったぁ~銀ピカではないけど十分に美味しそう。

日没までねばりましたがこの後魚っ気無し・・能取岬あたりに沈む真っ赤な夕日をみながら今日は良い釣りが出来ました。でも本格的なシーズンはまだ10日以上先かも。来週がさらに楽しみです。

カムイミンタラへ

大雪山。アイヌ語でカムイミンタラ~神々の遊ぶ庭。そんな風景を年に一度は見に行きたくなります。今回は銀泉台から特に好きな白雲岳へ。登山口にある靴洗い場は実によくできています。

20年以上前、ここをガイドしていたときに比べて違う場所のようにかなり草木が伸びました。ナキウサギも少なくなったような・・この樹林帯を登れば高い樹木は無くなり風景が広がるので暑いけどがんばります。

今は亡きDaiちゃんと毎日のようにガイドツアーで来たコマクサ平。登山ツアーなのにビジネスの革靴で来た添乗員、テニスシューズにコンビニ袋のおばあちゃん、雨なのにカッパも持ってこないおばちゃん、悪たれつくじいさん、低体温症気味で震えていたので防寒着を着せたり暖かい飲み物を与えたりしている最中にタバコを吸いだす水商売のおばちゃん、自分が名前を知っているのを自慢したくて質問してくる花おばちゃん・・実にいい勉強になりました・・

ここからが長い登り。でも頭をぶつける樹木もなく爽快。某山の天気予報サイトは一日中A判定。晴れが続くはず・・

イワギキョウがポツポツ咲いています。

一輪だけあったコマクサ。花や紅葉の季節を外れるととても静かな山行を楽しめます。

赤岳を過ぎ高山帯へ。カムイミンタラを実感。

強風と霧が襲ってきた・・

白雲岳の手前で真っ白に(涙)ここでしばらく佇む予定だったけど、雨も降ってきました。

山頂直下で姿を見せてくれたシマリス。動きが早くて撮影が難しい。

鳴き声がしたので探してみるとナキウサギが!しばらく動かないでいてくれてよく観察。これで濃霧でも来た甲斐がありました。そしてこのあとゴアテックスからシミテックスとなったボロカッパを着込み、汗と雨でぐしょぬれ・・長い帰路、写真を撮る気力も萎えましたが連日、スクワットをやっていたおかげでひざ痛も少しですみ、「お~俺の膝、ちょっと復活したじゃん」と嬉しく一気に降りてきました。雨だと休む気も失せるし・・

森の中の道の普通の光景。下界は曇り、こののちザァーと雨。天気予報のサイトをあまり考えず信じていたことを反省。もっと全体の雲や風、気圧配置を見て山の特徴も加味して自分で予想せねば。

オホーツク海側に来ると晴れていました・・帰りに立ち寄った留辺蘂の武華駅逓。昔の駅、宿、馬の乗り継ぎ場、郵便局などを兼ねた建物。まだ建物を復元しただけなのでこれからもっと資料も増えてくるでしょう。見どころの少なかったこの39号線の道路沿いにこういう立ち寄り場が増えてくるのは楽しみです。今回の山行は風景は一瞬楽しめたけど体力と筋力が思ったより衰えていなくて楽しめました。また来年行こう。

 

 

フクロウの宿

ここ数日宿の前の街灯周りにエゾフクロウが来ています。昨日も愛知のMさんが「フクロウ来ていますよ!」と22時半ごろに教えてくれて撮影に。ストロボはなるべく使いたくないし、でも暗いしISOは6400までしかないしシャッタースピードを遅くすると手振れするしでまだまだボクの腕ではまともに写せません。でも街灯に集まる虫かあるいはそれを食べるネズミを狙っているのか近づいてもしばらく逃げずに姿をよく見ることができました。こんなに近くにフクロウが来るなんてきっと福も来てくれるでしょう。

暑さ続く

ここ数日、晴れて30℃を越える日が続いています。私たちは30℃近くなると暑くて犬みたいにハアハアしてしまうのですが、40℃のところから来られた方たちは「北海道はおもったより暑いかな」という感想。20年ぐらい前に一度だけ9月中旬まで30℃越えが続いた年がありましたが、例年ならお盆を越えると秋の様相。はたして酷暑のこの夏は終わるでしょうか・・

星空ようやく

長~いトンネルを抜けたようにようやく星空が見られました。もちろん流れ星も3分に一つぐらい流れ、人工衛星も見ることができました。斜里岳はバックの中標津の光で輪郭がはっきり見えます。

真中のボヤっとした光はアンドロメダ銀河。光の速さでも250万年かかるほど遠いと思うけどお隣さんの渦巻き銀河。今見ている光が人類は生まれたころの時代の光だと思うと光って遅いと感じてしまいます。

そして我が天の川銀河、中心方向。これでも2000億といわれるここの銀河の星々のなかのごく一部しかみることができていない、などと考えてみてもなんだかボーっとするしかないスケールです。

やっぱりバイクは気持ちいい!

斜里岳登山道の下二股に注意喚起看板を取り付けてきました。登山をはじめアウトドアでの活動は行き先の道や天候、いかに安全に危ないところを通過、回避するか、など自分で判断し自己責任で楽しむのが原則なのですが、他の百名山と全く違う沢登り主体の斜里岳は難所も多いので年に数名の怪我人も出てしまいます。(どこの山でも出るか・・)そんなこともあって登山者が安全に楽しめるように「こっちの登りはとっても急、怖い人はあっちから登って!」といった内容の文言を考え、看板を取り付けました。これで少しでも怪我人が減ることを願っています。

登山口までの林道は久しぶりにXLR出動。やっぱりバイクは軽快で気持ちいい!

宿からすぐの裏道はこんなところばかりです。斜里岳山麓の道は舗装路も多く最高の風景に出会える場所も多いのでバイクはもちろん車でも散策されると「THE  北海道!」を味わえるでしょう。なんかキレイな道がありそう、とおもったら脇道、寄り道おすすめです。

トンネルを抜けたか・

10日ぶりぐらいにしっかりと斜里岳を見れました。連休までは、曇り→霧雨→曇り→小雨→たまに大雨→曇りのサイクルがずっと続き湿度100%の蝦夷梅雨。ライダーさんはびしょ濡れ、登山者は登山中止と気持ちも晴れない時間でしたが今日、ようやく風が流れ気持ちいい晴れへ。小麦もすっかり色づきあと1週間ほどで収穫が始まります。明日からは少し夏らしく暑くなりそうですが雨よりはずっとマシ。しばしの晴れを期待です。