この秋も神奈川Y氏とドライフライでトラウトを釣るために道北の名も知らぬ小さなダムへ。ここはこの時期いつも天候が不順で雨と曇りと風とミゾレが交互にやってきますがライズはポツポツとあり、これぞ止水のドライフライフィッシング、という楽しさを堪能できます。
ここはウグイ君は生息しておらずライズを狙い撃ちすると40センチぐらいまでのニジマスがフライを吸い込みます。
型は小さいけどたまにくるアメマス。
滝上町のホテル渓谷。ここは食事も接客も良く、卓球もできてコスパ的にもおすすめ。
渚滑川本流は苦戦・・濁りと増水で川通しに遡行もできずに厳しい洗礼。濁りの無い支流へ。
魚影は少ないながらもY氏が大物をヒット!しかしネットイン寸前にバラシ・・そしてゆったりと逃げていくニジマスにまさか来ないよね、と思いつつボクがフライを鼻先に落とすと反射食い!
2人でゲットした今回一の弾丸レインボー。型は50cmほどだけど素晴らしい引きでした。
そして海へ。ここの釣り突堤はホント素晴らしい!5分ぐらい歩くとトイレはあるし柵があるからまず落ちないし無料だしコマイは釣れるし・釣り禁止の場所ばかりになる中、こんな遊び場が斜里や網走など北海道にも増えてほしいと切に思います。
2人でコマイ約40匹、ソイとカレイが一匹ずつ。針も餌も大きかったので30cm級が主体です。ムニエルに白子の味噌汁で堪能!タラの仲間だけに美味しい魚です。なんか骨とか体の構造がアメリカナマズと似ている・・
雨のち曇りのこの日は川湯ビジターセンターでアカエゾマツの原生林を見ながらゆったりとマス焼きを食べて湖へ。
紅葉も終盤。紅のカエデだけが葉を残しています。
10年ぐらい前からこの時期、フライで釣れるのはウグイ君ばかりになってしまったのでザリガニ釣り!Y氏は落ちている枝に糸をつけて狙っています。しかし今年はザリガニも少ないのかなぁ・・?ゆでて食べるほどは釣れなかった・・
何十年もあちこちで散々ルアーフライをやってきたボクらは近年、原点回帰というべきエサ釣りの楽しさを再発見。特にのべ竿での浮き釣りが面白いけどさすがに広~い湖ではルアーロッドで浮きを飛ばします。
エゾウグイ君は”最初は”力強い引き。ウグイ君とともに30cmぐらいになるとかなり楽しめます。
エサはデカいドバミミズ。現地調達をするのがまた楽しくオッサン2人がガキに戻っています。
原生林のに囲まれた最高の環境。後ろの森ではクマゲラ、ヤマゲラ、アカゲラが鳴いたり木を叩いたりエゾシカが叫んだりしています。
お湯を沸かし倒木に腰かけて昼食。
のべ竿に玉ウキ付けてすぐ近くのウグイを釣っていると飛ぶわ跳ねるわ突っ走るわでしばらく糸鳴り音を響かせたあと、ニジマスだと思ってようやく上げたのは銀ピカのサクラマス!こんな近くを回遊してきたとは!
今回はエサ釣りの楽しさを再発見。ルアーフライオンリーの人たちには白い目で見られるかもしれないけど(昨年までそっちの立場だった)釣りの幅が広がり魚に対する理解も深まりました。今後もまたフライ、ルアーそしてエサ釣りも楽しみたいと思います。