ムギが旅立ちました。享年13歳8ヶ月。昨日のブログで弱っていることをお伝えしたばかりなのですが、朝起きてすぐに見にいくと草の上ですでに固くなっていました。昨日こうしておけばよかった、あれはやるんじゃなかった、という気持ちは大きかったのですが、「いい人生だったよ、もう生は卒業する」とムギは言ってくれたのだと自分に言い聞かせることで納得するしかない気持ちです。生まれて2ヶ月でウチにやってきてから、疑うことを知らず、誰にでも愛想をふりまき、美味しい食べ物ももらったり、いっぱい写真を撮ってもらったり、絵を書いてもらったり、いつものお客さん、初めてのお客さんだけでなく、隣のYさんには毎日朝夕、たっぷりと散歩に連れていってもらったりと幸せな人生(犬生?)だったと思います。夜中に吠えまくったり言うことをきかずに突っ走ったり、動かなかったりと困ったこともありましたが、私もYさんも皆さんにも楽しい時間をいっぱいくれて最高にカワイイやつでした。
もらってきたとき、体の割に足が大きくてこりゃぁ大型犬になるぞ!と思っていましたが・・
女子時代、いつものポーズで人を待っています。
暴風雪になると雪の上で雪だるまに。これが相対的には暖かいのだと教えてくれました。
大人のムギ。世界一長い時間斜里岳を見ていた犬。
誰にでもその格好は、はしたないのでは・・
元気なころはみずからラッセル
このフサフサの毛では夏はグッタリ・・
カーテンを開けると目の前に!
理解不明に困惑顔
熟女になるとまったり系に
犬は穴が大好き。ムギが掘ってボクが埋める毎日でした。
いつもの散歩前のストレッチポーズ
人生の終盤もヨタヨタと散歩へ。帯広のFさんはじめ皆さんに感謝です。
これが亡くなる10時間ぐらい前。最後の写真となりましたが、3日ぐらいまえから顔に正気が戻り、耳がちゃんと立って元気になったように見えました。でも最後の一日は全くエサは食べませんでした。無くなる前には一瞬元気になる、というのはホントだったのですね。
本当に心からありがとう!ムギ!