懐かしの場所へ

朱鞠内

名寄での会合の後、雪と雨の中、朱鞠内湖へ。ここは20代のころにバイクで走り回った想い出の場所の一つ。ダム湖であるここは建設のときに多くの強制労働者の命が犠牲になったところでもあるのですが、今は北海道でも貴重な魚のイトウが放され、釣り人には人気の場所。日本最低気温が記録された場所(マイナス41.2℃!)でもあるので、もう結氷していて釣りは無理かな、と思ったのですが小さな湾の中だけが凍っていてぎりぎりセーフ。ヒイヒイ言いながら雪をラッセルし雨の音だけしかしない静寂に向い竿を降りました。

シュマリイトウ

初めて釣りをする場所だし餌となる小魚もまったく見当たらないしイトウなんてそう簡単に釣れないだろう・・と思ったけど、沈めたり浮かしたり、横に投げたり縦に投げたり歩きまわったりしていると、あれっ?という感じで釣れました。55㌢ほどの痩せ気味の小物ですがここでの初物。そしてこれにて充実した今年のイトウ釣りは終了。満足のシーズンでした。