で、まず危険なスノーブリッジが下二股まで行く途中に出現、皆なんとかこの雪庇(せっぴ)を崩すことなく乗り越えられたようですが、これも歩いているときに落ちるかどうかは運がかなりの比率をしめるようです。
でも登山道のほとんどは夏の道がでていて問題なく登って行けます。
そして2つ目、見晴らしの滝下部のいつもの危険なスノーブリッジ2か所目。ここは渡らないのでまだましだけど、この雪の端のほうを歩いていかねばならずこれがころっと落ちたら、とおもうとぞっとします。でも野外での遊びはあくまでも自己責任。ここも皆自分の判断で、あるいは深く考えず・・?登っていきました。全員無事です。
薄日も出てきて下界よりずっと暖かでした。ここまで来ると「来たなぁ~」といつも思うところです。
たぶん今年最後の花見になるチシマザクラ。質素で可憐。こんな人がいたらボクは憧れちゃうでしょう・・
山頂直下の斜里岳神社の横に毎年咲く、白のハクサンチドリ。今年も会えました。周りはもう人が腰かけてしまい植物がなくなってしまっているのでこのチドリもいつまで無事か・・・・
曇りがちだった帰路、熊見峠へ行く途中、雲の切れ間に稜線の登山道が見えたとき、これはどこかで見たような風景だな・・と思ったらNHKドラマの坂の上の雲のエンディングに映る稜線の登山道によく似ているのに気が付きました。いつきても素晴らしいです。
斜里岳、まだ登っていない方は是非チャレンジしてみてください。(けっこうきついけど・・)