首都圏へ

所用があり実家のある埼玉へ。女満別空港での気温は16℃。寒いというレベルです。

羽田に着くとサウナ状態。北海道へ移住して21年、一度も夏に帰省していなかったけどこれほどの暑さになっていたとは・・さすがに空港の利用者は少なくモノレールもガラガラ。電車も窓を開けてエアコンつけてという3密対策。エコなんて言っていられないよね、とりあえず今は。

大都市の駅地下はそこそこの人出。いつもの人の洪水ではないけど通常の生活をしている感じです。ただ全員がマスクで「そうだよな、人がいるもんね」という光景。

スーパーで売っていた北海道産秋サケ。産地のこちらより1.5倍~2倍の値段でした。サンマは小さく痩せていて、見ていると悲しくなります。さよならサンマさん・・

上野の国立科学博物館へ行ってみました。時間が無くてざっと見ただけだったけど展示物の量はさすが、しかし内容と展示方法が昭和っぽく、更新されていないのが残念・・真剣に勉強しよう!と気合入れないと頭に残らない感じです。日本の過去の大きな地震の説明では9年前の東日本大震災のことさえないのは「どうしちゃったんだろう?」・・

上野は広く緑も多く、アメ横とは反対の情緒が楽しめます。こんなに良い感じのところだったのか・・と感心。

さいたまではただ駅から実家まで歩いているだけなのに、なんか夏の斜里岳登山道の”胸突き八丁”を登っているかのように汗が噴き出し、息が上がり太陽に焼かれるように暑くフラフラ・・気温は38℃・・風も弱いうえに熱風。これは温暖化じゃなくて熱帯化。エアコンがどこでも効いているからなんとか生活できるけど、もし電気が止まったらどうするんだろう・・基本的に夏は生き物が住むには適さなくなっていると感じました。飛行機の窓からは高くそびえる積乱雲があちこちにできていて鬼の角のよう。あの下はゲリラ豪雨・・?

コロナ禍の中、夏の首都圏で動物である人間の”住処”について改めていろいろ考えさせられました。北海道の上空では雲海の夕映えに見えたのはたぶん大雪山かな。自分の住処に戻ってきました。さてマスクを外して一切れ200円だった秋サケを釣りに行くか!