この秋もフライフィッシングを満喫!今年は最終日以外は暖かくいい釣りもできました。まずはいつもの屈斜路湖。この彩の中でロッドを振ります。しかし年々釣れなくなってきているのは自然の摂理か・?・アメマスやニジマスだけでなくウグイとヒメマスも激減・・ウグイはたぶん・・?寄生虫か病原菌のクラスター+パンデミック?ヒメマスは昨年までの春の乱獲の影響の気がします。
で、今年は川でドライフライを楽しもう~ということで十勝へ
しかし一日目は川に下りるポイントがわからなかったり、雨で増水していたりして苦戦。橋の上からフライを落としたりなんかして。もし大物が掛かったら・・そんなことは後で考えます。
晴れて暖かな2日目は地元の方に聞いた情報の川に行くと!さっそくドライでニジを上げた神奈川Y氏。
20~30センチの虹鱒がポイントごとに釣れました!本州のような渓流でこの時期、ドライフライでこれだけ釣れるのは近年まれなこと。型は大きくはないけど最高!
昼飯も食べずに5時間休みなく釣り上がり。途中崖から湧く水を飲むY氏。
ボクとY氏のダブルヒットも!
晩秋なのに瀬にも魚は付いていました。気候や水量、人的プレッシャーなど好条件がそろったようです。
のんびりした浅瀬のライズをとってみると・・なんとブラウントラウト!特定外来生物で駆除対象だったので・・
帰りは3キロの直線道路をひた歩き。北海道らしい釣り。
釧路川水系の川も探りました。これはこの川唯一となってしまった良型のレインボー、をバラシ・・残念!渓相は最高なれど魚影は薄かったなぁ・・ボクは丸ボウズ。
標津川水系にもちょっと・・これもここで唯一釣れた20数センチのニジ。湿原河川は川通しで遡行できるところが少ないのが厳しいところ。しかし逆に釣りづらさが魚の温存になっているような気がします。あとサケがいればそれに付いているんだけどいないし・・今年も不漁のようです。
再び屈斜路湖へ。日増しに葉が落ち森が明るく、そしてカエデの色が濃くなっていきました。
Y氏がいきなりアメマスをゲット。幸先のいい再スタートだ!・と・・しかしたま~にウグイ君が釣れるだけで次のトラウトにはなかなか近づけません。
横を向くと水の中から頭と足だけ出して浮かんでいたY氏、足を滑らせ初水没!全身から水も滴るいい男となっております。「ウェダーを履いていて水の中で転ぶと足が浮き上がってなかなか立てないので慌てないでね」(本人談)。この後一時帰宅→予備のウェダーで釣り再開。
いつ見ても見事!
たまにしか釣れなかったとんがりお口のエゾウグイ君。彼らも貴重な存在になってしまうのか・・
雪虫が水面に落ちてきました。
そして雪のぱらつく中、ドライフライでライズを狙う東京のN氏。
Y氏、N氏に加えてM名人も参戦。最終日の今日は北風で寒く、風裏のポイントへ移動。しかし・・
ジャンプし、いい引きで「こんどこそトラウトでしょう」と上げてみたらシルバーバックの見事なウグイ君で終了。終わりよければすべてよし!?
今回の釣りは川も湖も毎年魚の状況が変わっているということを実感しました。来シーズンは良い方に変わってくれることを望みます。