嵐の前のオンネヌプリ

オンネヌプリ

太平洋側からマントのように雲をまとい夕焼けに染まる斜里岳。南から雲をまとうと天気が悪くなる、と言われるとおり、この後は台風の影響で数日雨の予報。でもこんな情景を見せる存在感のある山だから、先住民のアイヌの人々はオンネヌプリ(大きな山、オヤジの山)と呼んだのでしょう。早く天気が回復してまたこの姿を訪れた方たちに見てほしいです。

希少 BMW

BMWアメリカン

神奈川のIさんのこのバイクはよく見る水平対向エンジンなのにスタイルはアメリカン。BMWにこんなモデルがあるとは知りませんでした。しかし作りはさすがBMWとのことで、ハーレーとは全く違うクルージングの快適さがあるようです。そして排気音もGSやRTとは全くちがう、澄んだVツインのような心地の良い音でした。(マフラーは変更してあるけど)さすがドイツ人。

2000億の星々

間宮星空16

神奈川の星空カメラマンM氏が先日宿の東側駐車場で撮影し、送ってくれた星空。素晴らしい!この日は強風が吹き荒れていたので木がかなりなびいていますが、天の川や流れ星、人工衛星などが普通に見えました。この白く細長い雲のように見える天の川銀河は約2000億の恒星(太陽のように燃えていてみずから光っている星)の集まりとのことで、太陽系はその銀河の円盤の中にあります。つまりその中から縦方向に星が密集して集まっている方向を見ているのです。この銀河の円盤の直径はおよそ10万光年といわれていますが、光の速さで10万年の距離、なんて想像すらできません。そんな想像できないことを想像するのも星を眺める楽しみでしょう。北海道の田舎は星空観察に最適です!

徹底

赤べこ

福井からTさんが今年も来てくれました。バイクはもちろん「赤べこ」ことGSX750E。ワンオフものを全身にまとい、しかしバランスよく仕上げた極上美車。ブライトロジックオリジナルLEDヘッドライト、NGCワンオフマフラー、ヨシムラカムほかボアアップ、CRMキャブ33スロットルポジションセンサー付き・・・タイヤ・ホイール、ブレーキ、スイングアーム、ステップからレバーに至るまで変更されています。そしてTさんこの秋ごろから宿屋オヤジデビューとのこと。かなり期待していますよ~!!

一斉に麦刈り

麦刈り16

大雨の影響もなくなった昨日、一斉に麦の収穫が始まりました。巨大なコンバインが広大な麦畑を一気に刈り取っていき、その後を麦草ロールを巻く農機を引いたトラクターがせっせと卵を生むようにロールを作っていきます。

ロール

 

集めてはポコッ、集めてはポコッとロールの作製。この光景もあと数日で終了。次は秋のじゃがいもの収穫です。

不滅のスタイル

忍者

東京のSさんのGPZ900RNinja。かなりいじってありますが、このNinjaはホントにカッコイイ!昭和オヤジの私的に特にカッコイイと感じるバイクは大型だと、やはりCB750F(自分の・・)、Z2、カタナ、そしてこの900RNinja。しびれちゃう集合マフラーの音、ツーリングにも比較的楽なポジション、しかし回すと楽しいピーキーな特性のエンジンとカワサキの傑作でしょう。しかし最近はCB、カタナ、Z2など目にすることがめっきり少なくなりました。多分皆さん大事に仕舞ってあるのでしょう。また400CCの昔の族車、CBXやFXなんかは全く見ないなぁ~

使い切る楽しみ

デューク

札幌から来られたKさんのKTM200デューク。200ccというのがポイントで、パワー使い切り感があって楽しいとのこと。乾燥重量も120キロ代で取り回しも軽く、小柄な女性のKさんにもピッタリでした。車でも、バイクでも釣り竿でも、洋服でもなんでも本州とはちょっとだけちがうスペックが最適な北海道で、そのスペックをフルに使い切ることを楽しむ、というのも面白いものです。

小さな凶暴

蛾とアリ

宿も最繁忙期となり、オホーツクなのに連日30℃の暑さに力が出なくてちょっとバテ気味。そんなときに玄関先で見つけた蛾によく似たトビケラの成虫とアリの戦い。このトビケラはまだ生きてきて羽をバタつかせているのですが、そのように暴れるとこのアリが上に乗っかって体の弱そうなところに噛みつくのです。トビケラ・「あ~ダメだ、バタバタバタっ」 アリ・「まだ動けるのかよ!トドメだっ、ガブッ!」 トビケラ・「ウグッゥ・・・もうダメだ、グタッ」 アリ・「まったく手間のかかる奴だぜ、あ~重い」・・という感じでした。

新旧

アフリカツイン

発売初期、でっかいなぁ~こんなバイクでパリダカ走るんだ!と感じた人気のアフリカツイン。そして近年、新型が発売され、偶然新旧が一緒の日に登場。やはりでかいけどオフロード車のイメージと走りは健在のようです。道北の林道にでも走りに行きたいな。

スクーター1号

tmax

宿を初めてスクーターで初めて来ていただいた神奈川のMさんのT-MAX。もう十数年も経つのにかわらず健在です。500ccでパワーもあり当時スポーツスクーター的なイメージで発売され「スクーターなのに早えぇ~!」と噂になったバイク。多様な楽しみ方をこれからも業界の皆さん、いろいろ提案していってね。