吹雪の後

ムギ大雪

 

今回の吹雪は降雪量が多く、またまた学校、鉄道、道路などすべて止まりました。郊外の道はたしかにホワイトアウトで除雪車が雪かきしても1時間ほどで元のように吹き溜まってしまいましたが、風はMaxを10だとすると7ぐらい。名犬?ムギは怖がってヒンヒンワンワン鳴くので風除室で一夜を明かしました。でも癖になるんだよなぁ~甘やかすと・・でもこの積雪で野は笹が隠れてスノーシューでも歩きやすくなるでしょう。流氷もさらに来ました!

スノーシュー買いました

スノーシュー

軽登山のツアー用にスノーシューを4セット買いました(4つで10万円!)。メーカー品を買ったのですが、それにしても高いなぁ・・・次回はあえて安いものを買って耐久性や使い勝手を比べようと思います。アウトドアメーカーや釣り具メーカーの製品は服も含めてかなり割高です。たしかに品質や使い勝手はいいものが多いですが、高価なのは生産量が少ないのと、趣味性が強く高いほど売れる、ということからそういう値段になるのでしょう。人気商品は1~2年もするとテントでもフリースでもスノーシューでも同じような形の安物が出回ってくるのですが、値段は3分の一でも品質はそれほど低くないものも最近は多いです。それと小さな町工場のようなメーカーで値段もリーズナブルで物もいい、という応援したくなるものも出てきて、そういうものを見極めるのも楽しいものです。またそのような物を使っている人を見ると「おっ!さすがわかっているねぇ~」とほくそ笑んだり。これも自分が機械設計士とアウトドアショップに勤めていたからでしょうか。

しかしスノーシューって弱いです。メーカー品は何万円もする割に「この設計じゃ壊れるよな、これじゃちゃんと留まらないよ~」っていうものも結構あります。取り扱いのメーカーは修理はちゃんとやってくれるけど、ここのメーカーはかかとにかけるゴムの交換などは1万円!!他のメーカーも高いかもしれないけど、これじゃ次に買おうとは思わないし、人にも勧められません(もう何人にもおすすめして皆買っちゃったよ・・)最近はガイド会社の中には安物でも十分、という考えで数千円のものを使うところが多くなってきたのも事実。高い商品を扱うメーカーさん、せめて修理などのアフターは出しやすい料金設定にしてもらわないと結局お客さんが離れるんじゃないかな。

清里箱物ツアー

今日はきよさとの移住者ネットという集まりで「地元の箱物を見よう」というツアーに参加しました。ウチも入れた何ヶ所かの宿泊施設を周りましたが、一番エキサイトしたのはゴミ処理場。主婦の参加がほとんどだったので、特にリサイクルされるプラゴミや缶、ペットボトルなどの分別方法にいろいろな意見がでました。特に日本はドイツと違い容器も様々、汚れも様々なので分別が微妙なものも多く説明に来てもらった役場の担当者もホント、大変そうでした・・

ごみ処理場

昼はファーマーズキッチンtokotokoのランチボックス。まだ試作だと思いますが、量も多くなく、温野菜や長芋料理、デザートなどとても美味しく容器も捨てるのがもったいないと思うぐらい素敵でした。キラリと光る方たち、清里にもいますよ~

tokoランチ

五湖の下見と流氷と

この冬、知床五湖の冬期利用という五湖までの除雪と許可を受けたガイドが案内する試験的な試みがされることになり、関係者と下見に行ってきました。コースは決められてるものの、よくわからないところもあり新雪でずっとラッセル。若くて元気なガイドさんが先に行ってくれてボクは楽させてもらいました。夏の喧騒の五湖も冬は不思議な静寂。この冬はボクも何度か案内する予定ですが参加者に除雪費用の負担(2000円予定)もあり、また時間などの制約もあるので諸条件の検討が必要となるでしょう。

五湖下見

流氷15

流氷も来ました!ウチからも水平線上が真っ白に見えます。まだ勢力は弱いけどこれからさらにきれいになるでしょう。まだ未経験の方はホント素晴らしくキレイで海が凍る不思議な世界はおすすめですよ~!

 

コマイ狙い

嵐の去った昨日、再び能取湖の氷上釣りへ。今回は主にボクはコマイ狙いです。(コマイはタラの仲間)

テント

外はマイナス10℃の厳寒だけどテントで風を避けるだけで手袋なしでも大丈夫。すぐにチカの入れ食い。M名人は疑似の紅サシ(作り物の赤いウジ虫)で淡々と釣り続けます。これは本物のサシより釣れました!さすが現代の技術。

コマイ

今回は穴より大きなコマイも釣れました。計15匹、チカは約100匹。(チカは釣りすぎないように途中からコマイ狙い専門へ)

コマイはタチの味噌汁、たらこ作製、身は寒風干し、チカは定番の醤油、みりん干しです。でも今年はチカの仲間のキュウリウオが釣れない・・・魚の勢力図も年により変化しているようです。

 

除雪車

除雪

昨日の午後から暴風雪でJRも道路も止まっていましたが、朝、とりあえず道路は除雪されました。今回はテレビでは騒がれなかったけど、こちら現地は降雪の多い暴風雪。それも気温が低く、氷点下8度ぐらいで風が吹き荒れたためホント寒かったです。(正月のルイベピークに比べれば大したことないけど)道路も駐車場も吹き溜まりが1メートルほどの高さになっていました。

昨日今日と大学のセンター試験。JRは止まっちゃってるし道路も走れないところがあるけど、受験生はどうしているのだろう・・遠くから来る人はたぶんこうなることを見越して会場近くに泊まっているとは思うけど、やはりこの一斉受験、一発勝負のやり方はいいシステムではないですね。何年か後に変わるとのことだけどレスポンス悪いなぁ・・

キツツキたち

何かを写真に収めたいと思い知床の原生林をちょっと歩いてきました。

倒木や立枯した木の多い場所でジッとしているとキツツキが近づいてきました。

さすが逆さまに枝につかまるのも得意なコゲラ。

コゲラ

アカゲラは頭上でつつかずに実を食べているようでした。

アカゲラ

原生林の静けさの中の音は営みの音。生き物の音。聞いていて心温まる音です。

 

美味しい魚、釣れます!

今年も能取湖へ氷上穴釣りに行ってきました。全面結氷はしていないものの釣り場となる場所は十分の氷だということでM名人と出漁。

チカ能取

氷点下の中、皆さんテントを立てたり、寒さに強い人はそのまま釣っていたり。

アザラシ能取

凍っていない湖面近くの氷上にはアザラシがのんびりしています。30頭以上はいました。

チカテント

 

最初のポイントはちょっとやってダメだったのですぐに30メートルほど移動。テントを建てた我が家はこんな感じです。

こまい

水深が1メートルほどのここは穴をのぞいていると針に食いつくチカやコマイが丸見え。面白いったらありません。

M名人が「あ~斑点のある魚・・アメマスだ!」というので小さなチカを餌にして仕掛けを垂らしたりしましたが、これは空振入りました。

獲物能取

あまりにも釣れたので早めに店じまい。釣果は3時間ちょっとで2人でチカ約250匹コマイ数匹。

獲物はしっかりさばいて(これが一番大変)醤油とみりんに漬け込み中。

これを一夜干しにして焼いて食べると美味いっす!冬のお客さんにお出しすることもありますのでお楽しみに!

次回はコマイとアメマスを狙ってみます。

神の子池 しばらく行けません

神の子入り口

森林管理局から急に連絡があり、約1ヶ月の予定で神の子池上流の森を伐採するとのことで見に行ってきました。林道は除雪されていて入り口には進入禁止のロープが2重に・・看板には3月一杯となっていましたが、少しでも早く終わってほしいものです。同じく、さくらの滝方面も伐採が始まっていて入れません。直接連絡をもらっただけでも良かったけど、ウチではお客さんの神の子池スノーシューツアーの予約も取ってしまった後に来た連絡なので、どう対処するか悩むところ。でもこれだけ冬でも毎日のようにハイキング客が入っているのにいきなり立ち入り禁止、となったら来た人はがっかりするだろうなぁ・・管理局も伐採業者もハイキングの人のことはあまり考えてもいないのだろうけどこれからレクレーションで使っている場所や道路は工事の時期など事前に協議していく仕組みを作らねばいかんなぁ~と感じた次第です。日曜日は工事休みだろうから行けるだろうか・・?