嵐の前に

能取2

 

嵐の前にもう一度!ということで再び能取湖へ。前回は雪をどかすと氷がシャーベット状で、落ちることはないよなぁ・・?という感じでしたがここ連日の冷え込みで氷もしっかり凍り寒いけど安心。全面結氷でアザラシくんもいなくなって良い条件。

テント内」

今回もこんな感じで最初からコマイ、チカをそれなりに釣りましたが、最初1メートル50㌢ぐらいあった水深がなんか釣れなくなってきたなぁ・・と思ったらいつのまにか70~80センチに・・。そういえばここって、潮の満ち干きがある海水の湖なのでした。帰り際にちょっと深いところで竿を出してみたらまたすぐに釣れたので、潮汐の時間はおさえておくこと、昼間のコマイは食欲が弱いけど目の前でちょっとだけ誘えば(ゆらゆらさせれば)釣れること、それなりの水深のあるところにいることなどが今回の教訓。「お~っ、水が増えてきたから浅かったところに行ってエサ探そう~」「ギョギョ(魚魚)!水が減ってきたなぁ~深いところに戻ろう~」と、さかな君の気持ちがわかれば名人は近いかな。

美・降雪後

雪の後

昨日から今朝にかけて軽い雪が上から下にしんしんと20㌢ほど積もりました。例年ならば12月中下旬のときのような降り方で、今シーズン初のまとまった雪。この軽い雪が止むと山の樹木はパウダーをまとい、森林限界から上はお色直しをし、畑は凹凸が無くなり、空気はパリッとしてとにかく外に出たいという情景。

畑夕日

平らに見える雪面に近づくと細かい模様が出来ています。これも風紋というのでしょうか。さて来週にはついに暴風雪の予報。右から左へ叩くように降る雪がやって来るようです。明日明後日と月曜大工をすませて、念のため2~3日家に籠城となったときのための兵糧の準備をしましょうか。

メンテと仕込み

壁塗り

今日はしっかり降ってる、という感じの雪。久しぶりに除雪してから汚れが目立ってきた壁を塗りました。一番手間がかかるのは他のところに塗料が付かないように貼るマスキング。床も養生紙を敷いたりと、3分の2の仕事は塗るまでの下準備。でもこれが重要で段取り八分とはよく言ったものです。

コマイ干し

昨日のコマイを美味しく食べるためワタを出し(ちょっとだけあったタチとタラコは美味しくいただきます)キレイに血合いも取って12%ぐらいの塩水に1時間ほど漬けてサッと洗い干します。一夜干しですが、これだけ寒いとまず凍るのでほどよく乾くのは3日後ぐらいでしょうか?このコマイを焼いて日本酒で一杯、最高です。

 

竿

自作竿

自作の竿はこんな感じ。ガイドの代わりは浮きを留めるゴム管です。

チカ・コマイ能取湖2016初釣り

16初能取

 

能取湖へ。今日は寒い!この時にマイナス13℃。北見はマイナス20℃まで下がりました。外で仕掛けをいじっているとたちまち手がシバレちゃいます(北海道弁)。

能取アザラシ16

沖の氷上をズームするとアザラシ君たちが毎度のように休息中。でもこっち来ないでね・・魚いなくなるから・・よく見ると流氷ならぬ海氷蜃気楼が出ています。

自作竿

昨日自作した穴釣り用の竿で初釣果。チカはやはりでかくて先週のワカサギの倍の大きさ、4倍の重さで釣り応えあり。竿はアクリル(プラスチック)の板と木で作り、それなりに使えたけど、今回の作品では小さなアタリの出方がイマイチで釣具としてそれなりの値段で売っている竿ほうが上でした。誰か、穂先が極めて小さい力でもよ~く曲がり、しかし折れなくて反発力のあるいい素材って知りませんか?市販品はグラスファイバーを削って作ってあるみたいだけど、なんかこう「オッ!こんなもんでいいんだ!」みたいな物が利用できれば面白いんだけどなぁ~・・イヤしかし網走湖や能取湖は浅いからリールも要らないし指でアワセて、手でたぐったほうがよく掛かるし手返しも早くて数を釣れるし、そうすると小さなアタリがわかれば竿じゃなくたっていいんだなぁ・・・固定観念を外して考えてみよう・・なんてブツブツ言っていると・・

Mコマイ

M名人が主目的のコマイをようやくゲット。実はここまで2時間、最初の場所は浅いし釣れないしであっちこっちと場所を何度も替えようやく釣れる場所を見つけました。教訓・「能取湖、釣れない場所では粘らない」

Mカジカ

オオッ来たっ!・・・カジカじゃん・・・でもお汁にすると美味しいのでいただきました。

能取初釣果

 

チカは釣れ過ぎるので途中からコマイに専念。釣果は2人でコマイ30匹、チカ60匹ほど。今回の収穫は、コマイは昼間でも釣れる、ということでした。ただアタリは極めて小さく、穴の下を見ているとエサの前を素通りすることも多々あり食休み中という雰囲気でした。それでも釣るには美味しいデザートをちょっとかじってもらう、っていう感じで誘うことでしょうか。そしてこのビク、深さ40㌢ぐらいあるのに満タンで入りません。さすが能取湖、よく釣れる上、穴の下の魚が食いついたりなかなか食わないのを見ながら釣るのは最高に楽しい!足先の寒さ対策をしてまた来よう!

やはり藻琴山

藻琴1月

リクエストも多く、また自信を持ってオススメできる藻琴山。このようないい天気ですが気温はマイナス10℃以下。風が吹くと顔が凍ってしまうのではないかというぐらい冷たく口も回らず、しかし山登りなので体は暖かくそして絶景。まだ例年のような樹氷もなく、いつもの量の積雪には程遠いですが、この風景を見られるだけでも東北海道を堪能できます。これから雪はもっと降ってほしいけど昨年のような猛吹雪の連続でずっと通行止めになるのも困りもの。山だけ雪乞い・・そんな都合よくいかない・・だろうなぁ・・・

宇宙一釣れる!?

網走湖ワカサギ16

M名人の新型テントと電動穴あけドリル、自作の竿などの新兵器と私も自作した(といっても薪にする板をネジ止めしただけ)竿台など釣り前からの楽しみにしていた網走湖のワカサギ釣り。駐車場で会った釧路からのベテランに「あっちがいいよ」と教えられて皆さんと離れて、あっという間に開けた穴に仕掛けを投入。暖かいテントの中で、

ワカサギ16

いきなりこんな鈴なりです。しかし鈴なりに掛けると外すのが大変・・一匹づつ釣るのが手返しよく釣りができます。午前中から午後暗くなる前の撤収までずぅ~と入れ食いでした。M名人は宇宙一釣れると言っていますが今の網走湖では本当です。ただ数を釣るのに秘訣はあって、柔らか~い竿を使って竿先でアタリを取るか、垂れ下がった糸のほんのわずかな上下左右、沈まない、止まったなどの動きでアタリを取る、そしてアワせる(ピッと引いて針を口に掛ける)こと。これができれば、

ワカサギ16釣果

こんな感じです。釣果は2人で3.5キロ。数は200か300かもうよくわかりません・・これから甘露煮を作って宿でお出しします。お楽しみに。

オホーツクの森と清流

神の子16初

今年初の神の子池スノーシューツアーは雪が少なく、またこの日は林道も空いていて(昨年今年と伐採作業で林道は通行止めなのです)車で来た人もいました。しかし私のツアーはスノーシューならではの道無き道を行きます。そうすると自然の造形美や動物たちの息遣いをあちこちで発見。まずはしぶき氷。この時は氷点下5℃だったのですが、神の子池から流れ出る川の岸にはこんなような氷ができています。

神の子クマ爪

今まで気がつかなかったクマの爪あとも発見。やっぱりいるんですね、どこにでも。

神の子キツツキ

キツツキの社員食堂のような木。寿命を迎え自然に返っていく。いい生き方、いい輪廻だと感じます。

さて、記録的少雪の今、これから雪は降るのか?

年末年始

年末藻琴

再び藻琴山へ。この日は稜線沿いが風が強く氷点下10℃。でも風にあたらず、陽射しを受ければ意外に寒くありません。

藻琴雪印年末

このぐらい気温が下がると雪印がそのまま降ってきます。

夕映え15年年末

この年末は天気にも恵まれ(しかし雪が少ない・・)宿からみる夕映えの斜里岳は「美」です。

年越し来運

大晦日、23時40分ごろ宿を出て来運神社へ初詣。歩いているときに明けましておめでとう。

斜里岳とわし

元日は恒例の近隣ツアー。オオワシと斜里岳が良い構図。

ワシのなる木正月

反対側はワシのなる木。今年はオオワシ、オジロワシはちょっと少なくて100羽ぐらい。やっぱり留まりやすい樹は決まっているようです。

新年足湯

 

正月休みの道の駅パパスランドでも足湯だけは利用できて暖まりました。ここでスープなど温かいものの昼食。

新春メロディー

 

2日のツアーは天気もイマイチなのと雪が少ないのでスノーシューハイキングはあきらめ標津町方面へ。まずはメロディーロード。ちょっと雪が積もっていたけどちゃんと「知床旅情」聞こえました。

 

サーモンパーク

そしてサーモン科学館へ。釣り師のM名人と群馬H氏は子供のようにイトウにかじりついています。それとチョウザメの指パクパク体験も爆笑。職員のNさんが見せてくれた大型チョウザメ腕パックリには驚愕!ここは面白い!皆んな大満足でサケがいないときでもオススメです。(特に魚好きには必見)

新春鉄ちゃん

旧川北駅で鉄ちゃん気分を味わい、

新春野付とど

ラーメン屋さんで得た情報から野付半島へ行くとトドの死体をキツネが独占。カラスがちょっかい、オオワシはジッと待つ、という構図の北海道の野生が見られました。トドは肋骨がすっかり出ていますがまだまだ動物たちの恵みになりそう。

キツネ野付

ここにいた何匹かのキツネは丸々していてタヌキのよう。夏のガリガリ君とは別の生き物のようです。

新春野付風景

野付半島の夕映え。凍った海面、島のように浮かぶドドワラやナラワラ。ここでしか、この季節にしか見られない風景。こんな絶景なのにあまり有名でないところが野付半島の良さかもしれません。オススメです。

 

 

 

 

藻琴山の冬は最高です!

稜線

今年もスノーシューツアー始まりました。雪は少ないのですが、逆に藻琴山までの道はまだ閉鎖も無く登ることができます。遠くに斜里岳と知床連山、オホーツクの町と屈斜路湖の風景を眼下に見ながらの稜線をあるきはこれが北海道の冬山からの風景か!と誰もが素晴らしいと思うでしょう。

屈斜路湖冬

最近の冬の荒天で今年は何度行けるかわかりませんが、間違いなくイチオシのスノーシュー軽登山ツアーの行き先です。