宿から流氷が見えました。でもこれは先に流れ着いた先遣隊で、本隊が来るのは順調にいってもまだ何日かはかかるでしょう。この冬は寒いのですが、やはり春から秋までの暑さで、海水温が例年より高くなったからだと思います。でも知床はいい感じで来ているとのことでしばらくは楽しめるとおもいます。
リベンジ なる!
寒そうだけど
私の流氷初日
ファン不動
朝、トイレ掃除をしようとファンのスイッチを入れても回りません・・冷え込みがきつかったのと年月も経っているからかな?と隣のトイレのファンを回してみるとやはり回りません・・3カ所目は回りましたが、どうもおかしいということで壊れてもいいやっとちょっと強引にバラしてみると・・ホコリがクモの巣のように!
一年前に掃除した覚えがあるのですが、それだけでこんなにホコリがくっつくとは・・これではくたびれたファンには抵抗が大きすぎて、なおかつ冷え込みが厳しくて回転部の油が固くなっていたため回らなかった様子。キレイに掃除して軸に油をさし取り付けると生き返りました。ある程度なんでも自分でやらねばならないこの生活、けっこう気に入っています。
眩しい
苦戦の中にも
今日は能取湖でチカ・コマイ釣り。イヤになるほど釣れるよ~とOさんをその気にさせ、M名人も出動。しかし・・最初の1時間はほとんど釣れません・・場所を移動しても釣れません・・あちこち穴だらけにしても釣れません・・今までの絶好調はどうなってしまったのか・・?しかしOさんが穴の中を見ていると「なんかのそ~という感じの魚がいま~す」とのことでチカの仕掛けをコマイに替えると一発できました!あ~よかったぁ~。このあとOさんが怒涛の入れ食いであっというまに20匹。
エサのゴカイにドン引きしつつも一時いいおもいができました。時期的なのか、それとも先週の嵐で魚の付き場が変わったのか、自然とはホントに読むのが難しいものです・・
今年の氷結
1年ぶりのルベス岳。空はお天気雪、気温氷点下8℃。先週の暴風雪でいきなり雪たっぷりとなり、樹木に水蒸気が凍りつく霧氷の中のハイキングとなりました。
山頂付近は、霧氷満喫。浮世離れした美しさです。
昼食用に半雪洞掘りに励むOさん。気温は低くても風さえこなければゆっくり休めます。
撮られてしまいました・・新雪で転ぶとスノーシューを履く足が体の下にいかなくて簡単には起き上がれません・・
知床半島の付け根にあるルベス岳。登山道もなく一般的には無名な山ですが、アクセスもよく、山スキーやスノーボード、そしてスノーシューハイキングにはちょうどいい距離で展望も素晴らしく(晴れていれば・・)ちょっと緊張する場面もありという、実は人気のあるとてもいい山です。
この積もり方です
暴風雪2日目。雪が少し弱くなってきたお昼時、スノーシューを履き完全装備で外へ。これがオホーツク海側の雪の積もり方、風下側には吹き溜まりで1~2メートル積もっているのに手前の部分は無し。建物などがあると風下側はこんな感じになりますが風上側と風の通り道は吹き飛ばされてほとんど積もりません。この後はいつも重機で除雪してくれるSさんのおかげで駐車もできるようになり、玄関前もスコップでキレイに除雪。(でも今も風が強いから明日も吹き溜まりを除雪か・・)住居を作るときもこのような風の通り道と積もり方を考えて駐車場や家の形状を考えれば余計な仕事をしなくていい住居ができるとおもいます。それら自然に立ち向かわない、共存、利用するという考えから作られたのが先住民族の竪穴式住居(半地下の家)。時間のある方は是非網走の北方民族博物館へ行ってみてください。
そしてきました・・
天気予報どおりにこの冬初の暴風雪、きました。メディアでは警報のフルコース、交通機関全停止、学校全休校、海沿いは避難勧告という物々しさ。しかし外は車も通らず宅配便のオジさんもお兄さんも来ないので家の中は風の音しかしない、静かな日です。様子見に目出し帽にゴーグル付けて外へ出る・・・出られないっ!!玄関前のドアは吹き溜まった1メートル50㌢ほどの雪の壁に抑えられてなかなか開きません。ドアを少しづつ押して開け、外へスコップを投げ、できた隙間からお腹を引っこめて脱出。吹き溜まりや異常個所(ストーブの排気管や灯油タンクの吸気部分が雪で塞がっていないかなど)を確認して外からドア前だけ除雪して家の中へ。毎年のこととはいえ、やっぱり凄いや、と感じるなかなかの猛吹雪。いつまで続くのやら・・