奇跡の一匹

湖の周りの森はほとんど雪も解けてフクジュソウがあちこちに咲いています。春ですねぇ~。

今日の湖はべた凪。こんな日はまず釣れないのでボクは湖岸に座って動画でも見つつウトウトしているとガッポンザッパンと水の音。なんとM名人が50cmオーバーの見事なアメマスをゲット!すぐにボクもルアーを投げ続けるもののウンともスンとも・・夕方は波と風が出てきたものの魚の気配はゼロ。結局この奇跡の一匹で終了でしたが、可能性はゼロではないことを示してくれました。まったく自然はアナログです。

ヒグマ対処訓練

今日は知床財団に依頼し、ガイド向けヒグマ対処講習会を開催してもらいました。ヒグマの生態はもちろんクマ撃退スプレーの実射も体験。これは本物の頭蓋骨を見ているところですがホント頑丈!これじゃ散弾銃も致命傷にはならないわ・・というほどです。対処の結論からいうと「これという正解はない・」とのことですが、もし出会ったときにはまず素早く撃退スプレーを構え、向かってくるようなら早めに撃つということでしょう。ボクは今まで出会っても向かってこられたことは無いですがいろいろな状況を想定して頭の中でシュミレーションをしておこうと思います。

釣れた!

今にも雨の降りそうな曇天と冷たい北風、弱いながらも小さい波が立っていてアメマスもなんとか浅場にやってきそうな雰囲気。K氏もすでに釣ったとのことで期待です。

今回はフライが効きアメマスは5ヒット3ゲットとウグイ君も数匹。ワカサギを飽食しているのかすでにお腹もでっぷり。M名人もいくつか上げて今日は皆釣果がありました。広く、水がきれいで自然環境も最高なここで今日こそはもしかして!?とシーズンに一回あるかないかの爆釣をいつも頭に描きながらここに通うのでした。

 

密!

休日休みの方々にとっても待ってましたの湖へ出陣。いつもの場所にずらっと13人!中禅寺湖の解禁のときのような密ぶりにちょっとビックリ。しかし私、K氏、M名人3人ともボウズでした・・3回ほど釣れた人を見ましたが、まだ魚は投げられる範囲には少ないよう。早く最初の一匹を釣りたいものです。

春の光景

パンを買いに中標津へ。冬に何度か登った牛マークのモアン山。3月下旬にも結構雪が降ったみたいでまだ牧草地は真っ白。

野付半島にも行きました。湾内の氷はすっかり解けて氷平線から水平線になり、水鳥たちは嬉しそう、キツネもせっせと何か食べ物はないかと探しています。

標津のサーモンロード脇にはタンチョウの親子。少しずつだけど見かける機会が増えてきました。

宿の前の畑も今日10℃という暖かさで雪が消えてきました。ヒバリも鳴いていて春ですね!

乗り鉄の旅、初挑戦

恒例の埼玉へ。行きは飛行機で帰りは18きっぷで各駅停車の旅をすることに。3月20日ごろはまだ一部の早咲きの桜が咲き始めでした。でも日本人の心、見られて良かった!

数年前から45年ぶりに再ハマりしている鯉とヘラブナ釣りへ。北海道オホーツクではできない釣りなのです。いつも行く川の河川敷は菜の花でいっぱい。もちろんスギ花粉もいっぱいで目が‥鼻が・・

小さくても何匹かのヘラブナも釣れました。この釣りは特に魚を掛けるまでの工程が面白い!

鯉も狙う二刀流。足元に回ってくる大きな鯉を仕留めるにはやはりリールはほしいところ。でも持ってきていないし・・ということで実家に置いてあったフライロッドを流用。これが正解でリールでやり取りし何匹かの60cmほどの鯉をゲットできました。

青春18きっぷを買って青春の旅へ!?青春しているのはボクのようなシルバー世代が多かったです。これでいいのかなぁ・・東北本線で行けるところまで、と調べるとこの日は仙台まで。ずんだ、牛たんとか駅も賑やかです。

もちろんボクも牛たん定食。食べやすい牛肉、かな・・

東北本線では乗り継ぎの連続でひたすら北へ。北上で北上線に乗り換え。ここから楽しみなローカル線ですがゼロ番線というのは初めてです。たぶんあとから付け足すときにいままでの1番線からの番号を付け替えるのが面倒だったのでしょう。

4両以上の編成だった電車から一気に1両ディーゼル車両へ。隅の方にちょこんと置かれている感じが愛おしいです。

北上から日本海側へは豪雪地帯。これほど積雪があるのかと車窓から実感。

横手駅は駅は立派でキレイ。周りは広々・というか・・これが地方の現実。奥羽本線へ乗り換え。

本州では乗り継ぎの時間も余分に無くて昼飯はいつもコンビニ。いぶりがっこのチャーハンおにぎりで少しだけご当地気分。

秋田でちょうど五能線の快速観光列車に乗れました。指定席券だけ購入。

少しだけ見られた八郎潟。あんなに広大な内海を埋め立てたなんて今じゃできないでしょう。生態系はどう変わったのかな・・

バスケで有名な能代市に泊。今回は駅近くのビジネスホテルばかり泊まったけど設備や新しさの違いはあれどどこも良くて一昔前よりレベルは上がっている感じでした。駅近だからかな・・?しかし能代をはじめ地方の過疎の町の廃れ方は凄い。新しく建てた駅や公共施設だけは立派で市街地はゴーストタウンのよう・・

能代からは再び今回のメインである五能線観光列車へ。

海岸線の絶景ポイントでは徐行してくれ風景が堪能できます。

立派な新青森駅。新幹線の通る駅は皆こんな感じです。

駅内には素敵にデザインされた名所の簡単な説明が。エスカレーターに沿って描いてあります。

青函トンネルだけは新幹線しかないので特別券を購入。新青森~木古内だけ乗りました。やっぱり速いなぁ~揺れないし。そして北海道上陸。

道南いさりび鉄道へ。これで五稜郭まで行き、乗り換えて(乗り換えなくても良かったのかな・・)函館へ。新幹線からのギャップが大きすぎる・・

函館からは函館本線で北上。どんどん気温も低下。函館大沼と駒ケ岳、羊蹄山も見事。ニセコで欧米人がいっぱい乗ってきたのはやはりという感じ。

 

最初の洗礼、長万部(おしゃまんべ)で2時間半待ち。町の施設等も月曜日で休みとのことで海岸を歩いてみました。寒かった・・

この日は札幌まで。ちょっと贅沢なスープカレー。

都会の駅を外から見ることって今まであまり無かった気がします。仙台も秋田もここ札幌も旭川もキレイでした。

旭川から特別快速大雪に乗り、網走で釧網線へ。見慣れた風景です。気がついたのは旭川~網走間は特別快速と特急が同じ乗車時間だということ。特急の意味は・?

釧網線が車窓の風景、一番キレイじゃん!!流氷の残りと夕映えの知床連山と斜里岳、オホーツク海。日常の風景がいかに特別か再認識した瞬間でした。

シートの絵もサケやクマ、ツルなどが描かれた可愛いもの。釧網線のポテンシャルを実感です。

5日間かけて18きっぷの旅、コンプリート。尻も腰も痛いしこのあと2日間寝込んだけど乗り鉄の気持ちが少しわかったいい旅でした。でも次は予算が許せば新幹線も活用してみたいと思います。

 

 

眩しい春

ウチの山側へ2キロぐらい行ったところから海を望むと流氷で真っ白。北風で再び戻ってきました。でも日差しはとても強く一昨日の暴風雪で雪面が真っ白になって眩しさもひとしお。季節の変化を全身で感じています。

孤島

久しぶりの猛吹雪。昨日より休館なので良かったけど、お客さんがいたら「来られない、帰れない」状態だったでしょう。

飛行機、鉄道、バスもすべて運休。道路もウチの前はもとより街中もウトロに行く国道もほとんど通行止め。公共施設もすべて閉鎖です。また気温は氷点下3℃で粉雪、強風なので道路など周りより少し高い平らなところや屋根の上などには雪が積もりませんが風裏などが凄い吹き溜まり・・

こんなときは皆さん家で籠城。さすがに慣れていて昨日のうちに食料も買い込みパソコン仕事や動画を見たりして過ごしています。ボクは事務仕事もそこそこやったし、アマプラで映画も観たし(ビーキーパーと天使にラブソングを)すでに薪ストーブの前で自作の鮭トバをかじりつつ、いただいたワインを飲んでいます。明日は朝から「道路が開いていなくてどこにもいけないんだわ~」という会話で始まるでしょう。

 

まだいない・・

冬にこの湖が結氷しなかったのはここ25年で初かも・・これは早くも釣れるかも・?と出陣。今年もよく歩いた藻琴山の稜線、屏風岩、山頂などを湖上から眺めながらルアーを投げ続けます。

魚はウグイすら全く気配も無かったので時期的にまだ深いところにいるのでしょう。ねばったけどトラウトとの対面は次回に持ち越し。湖岸には薄~い氷が30㎝ぐらい積もっています。踏むとシャリシャリと踏み抜いて面白い!

湖岸は道路も森も鹿だらけ。これからもぶつからないように気をつけねば!

スノーシューツアー最終週

今さらながら晴れが続き知床では流氷もビッシリでワシたちも集まっています。3月初旬は何年かに一度ぐらいは流氷が去ってしまうときもあるけど山も海も安定するいい時期です。

100mの断崖上から見ると氷山の一角ともいうべく沈んだ多くの部分が青く光っています。

多くの雪を掘らねばならないこの時期は鹿たちにとって一番つらいかも。

留まっていても飛んでいてもカッコイイオジロワシ。

アカゲラも春を感じているよう。

コゲラも同じく。

やはりここは別世界。

イタヤカエデの折れた枝先(たぶん鹿がかじった)からはメープルシロップが!甘い!

フレぺの滝も冷えこみで氷が成長していました。

天に続く道周辺は道路だけでなく流氷も覆われた海岸線が見事。

ルベス岳は吹雪と雪崩の危険度が高く途中断念。弱層テストをするガイドMはさすが努力家。知識も豊富です。

野付半島へ向かいました。荒涼感は唯一無二。

行けるところまで行ってみた・

ネイチャーセンターにはいつものおねだりギツネ。いつか轢かれそう。エサあげないでね。

野付はオス鹿ばかりで男子校状態。なんかむさい・・

久々に裏摩周展望台へ。少しづつ上るとウチの裏山(斜里岳)が見えてきます。

アカエゾマツから下がっているつららで水分補給とクールダウン。でも味はしません・・

摩周湖は今年は凍っていません。このまま春を迎えるでしょう。上空には4羽のオオワシが滑空していました。

北海道東トレイルを少し散歩。葉が無いので摩周湖が好展望です。

ちょうどいい?タイミングで帰路は雪になりましたが無事下山。今シーズンも皆さまのおかげで私も楽しく、人によっては体力的にちょっと辛く、しかし動物たちも流氷も素晴らしい姿を見せてくれました。今シーズンはあとどれぐらい流氷はいるでしょう・・自然に感謝して春の遊びに向かいたいと思います。