知床へ・神の子池へ

連日、知床と神の子池へスノーシューツアーへ行っています。ここは天に続く道起点から見た海に続く道方向(勝手に命名)。この風景が車から見られるのはこの時期の知床ならでは。

流氷の上にはオオワシやオジロワシがエサを探して飛んでいます。

男の涙。ここから湾越しにみる流氷原は広大さをより感じます。

流氷の海に向かって歩きます。

流氷の海をバックに寝てみます。

エゾシカたちものんびり食事

そして知床岬を望む大展望。何度来ても心を打ちます。

神の子池から流れ出す川では毎度カワガラス君が迎えてくれます。

酒豪Aさんに施した即席ハンドメイドスパッツ!テーピングテープがいい仕事をしてくれました。

急斜面の滑り降り。スリル満点です。

ツアーでは日によりコースを変えたり急斜面を登ることもあります。体験してほしいのはスノーシューの使い方と威力。雪に潜らないだけでなく斜度に合わせた登り方や滑り降り方を体感してもらえばいっそうスノーシューが楽しくなります。新雪を歩いたり登ったり下りたりするウチのスノーシューツアーは自分で言うのもなんですが、とても楽しい(苦しい・?)と思います。是非お越しを!

冬満喫!

オホーツクの冬を満喫しています。この日は神の子池スノーシューツアー。天気もよく、日差しの角度も季節の進みに伴い高くなってきて池の青さが際立ってきました。

冷え込みのおかげでキレイなしぶき氷もしっかりついています。

倒木を利用して川を渡りました。ちょっと緊張。

ウチのツアーでは急斜面を登ったり下ったり、新雪をしばらく歩いたりするのでスノーシューの威力を存分に味わえます。

今日は野付半島へやってきました。国後島が近い!行きてぇ~!

野付の付け根にある移住者Kさんの家の大リフォーム現場を見せてもらいました。完成したらいずれ紹介します。

野付湾の初めて行く場所をKさんに案内してもらいちょっとチカ釣り。水平線ならぬ氷平線を沖に歩いていきます。

最高のロケーション。広大さ。チカもほぼ釣れ続いて約40匹の釣果で大満足。

テントの外にはすぐ近くにオオワシが撤収とおこぼれを待っていました。やはりデカい!この場所素晴らしいです。

 

 

VS オコジョ

丸一日みりん干しの漬け汁に漬けておいた一昨日釣ってきたチカ・キュウリウオを干しました。昨年までは夜中に何度も網が食い破られ、魚もかじられて台無しになったので今年は寝る前に玄関内に仕舞っていました。しかし玄関内に干物の匂いがこもるので今日からは外に出しっぱなしにすることに。さてキツネやオコジョなどの連続器物損壊窃盗犯は現れるか・・

今回はネズミ捕りにサケの身をセット。昨年はワカサギをセットしたのに見事に網の中のサケを主にかじられたので今度こそとっ捕まえてやるつもりです。しかし先にネズミが入ったりキツネが2mぐらいジャンプしたならやられます。来年は金属の網で干し箱を作る予定ですが、それまでなんとかやられないでほしいです。今度は負けたくない!

サロマ湖再び

今朝は氷点下15℃と冷えこんでいるな、とおもったらやはり流氷本隊が近くにきていました。これは能取岬の上の高台よりみた流氷。

みりん干し用のチカとキュウリウオを仕入れに急きょサロマ湖へ出陣しました。日曜日、晴天ということで100人ぐらいとにぎわっています。でもこの寒さで風もあり極寒なのにテントを張らずにずっと外でラインを雪玉のように凍らせながら釣っている人が大勢いました・・北海道人スゲぇ・・

今日は風にも錆にも縫製も弱いボロテントなので風で押されて入口側の2つの穴では釣りづらくなりもう一個開けました。北海道は大きな湖や川の河口、海での氷上釣りで風の強いときも多いので耐風性能と防錆性能が高いテントが適しています・・それを知らないで最初にこのテントを買ってしまった・・(そりで持っていくので軽量化とコンパクト性はいりません)

ほぼ入れ食いが続き網が穴から持ち上がらなくなるほど釣れましたが、どうやら周りのおっちゃんの話ではこの周辺しかまともに釣れていないとのこと。季節が進むとここは河川から湖に行くやつが多そうという読みが当たりました。でも98%チカでした。

15時を過ぎると急に冷え込んできて手足の感覚がぁ・・我慢の限界、撤収。車の温度計はー11℃。どおりで・・。でもまだおかず調達の東南アジア系のお姉さんたちが頑張っています。それにしてもサロマ湖は広大。一応、ここは海だけど全面しっかり凍っていました。今日の釣果には満足。明日のさばきが大変ですが今回も美味しいみりん干しを作りたいと思います。

 

 

神の子池ルート調査

神の子池スノーシューツアーのための風景画オリジナルコースの事前調査に行ってきました。今月中旬の湿雪の暴風雪でたぶん倒木が多くて川沿いのルートが通れるかの調査が一番の目的です。午後から行ったので林道はすでに何人ものトレースで固まっていたのと時間短縮のため池まではスノーシューを脱ぎつぼ足で行きました。

だれもいない神の子池。25分で到着。周りも見ず、ただ歩くだけならこんなに早く着くんだ、とちょっと新鮮な気分。風もなく鳥も少なく池の中心の黒い砂がゆらゆら揺れ、オショロコマの姿もよく見られました。

今日の失敗・・深い新雪を歩くのにストックを忘れた・・が、代わりにノコギリを持ってきたので折れた枝でストックを製作。もぐりづらいように枝分かれの部分を残しました。これは成功。もともと昔はこうやって作っていたのでしょうね。最近道具ありき、で動いていたけど先日の停電の電気といい、もしそれが無かったら、その代わりにどうするか・?をすぐに考えられる人間になりたいし、それが生き抜く知恵だな、とただ一人深い森の中で考えさせられました。

川沿いは予想通りだれ~も歩いていなくてずっと新雪だっけど思ったより足が沈まなくて歩けました。しぶき氷が作る造形は湧き水の暖かさと外気の低さを表しています。

やっぱり途中は倒木だらけ・・動物たちは川の対岸に渡る橋があちこちできて嬉しいだろうけど、迂回にくぐりに乗り越えにと例年より少し体力を使いそう。

この谷はあちこちで湧き水があるのでフロストフラワーもよく見られます。

終盤にはまりました・・これはようやく抜け出たところだけど、トドマツの倒木の上の雪を踏み抜き見事にスノーシューがカエシの付いた釣り針が刺さったようにしばらく抜けませんでした。こんなときこそ一人のときは慎重に落ち着いて・・体勢を整えしばらく考えて手で足を引っ張り上げました。

斜里岳があまりにもキレイなので家の前を通り過ぎて裏の高い所へ。

ころころ冬毛のキタキツネもエサ探し。

海をみると!ついに沖合に流氷が来ました。20~30キロ先だから明日にでも接岸するかも。知床らしい流氷の季節がやってきますよー!!

夕映え一瞬

今日の裏山。荒れたあとの雪面や斜里岳はホント美しく神々しさに満ちています。

ちょっと遠景ではこんな感じですが、

10分後、日が落ちるとたちまちモノトーンの世界へ。また明日から曇りがちの天気のようですが、晴天をもたらしてくれる流氷もそろそろやってきそうです。

やっぱりいろんな意味で網走湖スゲエ!

網走湖、女満別側へワカサギの仕入れに出陣。現地に着くとすでに大混雑!日曜とはいえなんでここまで混むの?なんと釣り場まで1キロぐらい車が道路沿いに駐車されています。まあソリを引いてのちょっとしたハイキングだと思えばいいか・・(先日のスキーシューでの歩きであちこち痛いけど・)

混雑の理由は・・手軽で人気の呼人の釣り場がコロナ閉鎖とのこと・・なるほどね。でもボクらは静かなところが良いので釣り場の一番奥まで歩いて穴を開け、テント設営。やっと晴れの中の氷上釣り。外は氷点下5℃でもテント内は温室。下着とシャツでOKなぐらい暖かです。ワカサギ釣りはこれじゃなくちゃね!

一投目から爆釣!針は大きめ、魚は小さめだけど4つの針全部に釣れることもありました。

でかい!ニジじゃね?アメマスじゃね?と、知床K氏が慎重にやり取りして上げたのは良い型のウグイ君。やさしくリリース。

横の森からはおこぼれを取りにオジロワシが頻繁にやってきます。クマゲラもいてなかなか良い森です。

今日2回やった、秘技”1フック2フィッシュ” いつもの昼前後の食い渋りが今日はありません。休む暇無し!

休む人あり!?S嬢が腰痛と接種の腕痛を癒しています。なかなか絵になるな!

昼から参加のS嬢、M名人と4人で約3.5キロ釣りました。小さいのが多かったのでたぶん約1000匹。一日中釣れ続いてこれぐらいです。やっぱり網走湖はスゲー!

 

神の子池へ

今日は環境省の事業で神の子池へスノーシューではなくスキーシューで旅行会社や雑誌社の方などを案内しました。カーブミラーの高さから見ると1メートルほどの積雪。今回のスキーシューはかかとが少し上がる太く短いスキーでソールにうろこ状の溝がついていて緩い登り坂なら歩くように登れます。今回はかなり新雪がありラッセルはつらかったのでスノーシューのトレースの上をあるきましたが、凸凹でスキーが横に振られてかなり歩きづらい状況。皆さん苦戦・・

時間の制約がある中、かなりがんばって歩いてもらいました。天気は曇りがちで暗かったので池は青いというより群青色でしたがさすがに静かで癒される場所。ボクも帰ると股関節などスノーシューとは少し違うところに疲れがたまっていました。スノーシューは自然観察や登山に、スキーシューは緩い斜面を遊ぶスポーツ的に使うのが楽しいようです。

久しぶりの積雪量

昨年、一昨年と雪がとても少なかったけど今年はようやく例年通りの積雪となっています。今日はひさしぶりに日が射し雪も止んだので午前中はずっと雪かき。除雪や運転は疲れるけどスノーシューツアーの行き先はどこも充分に積もったでしょう。宿の細かいメンテナンスも毎日徐々にやっているけど、施設維持のためには終わりのない仕事ですね。

やっぱり網走湖すげぇ~!

日曜日とあって家族連れでにぎわう網走湖のワカサギ釣り場。この写真の手前にはこの3倍ぐらいのテントと人がいます。

湖面の状態は最悪・・重い雪と暖気の影響で湖水がしみ出してきてその上に雪が積もり足首までもぐってしまうので寒いけど長靴。

人の踏み固めた跡に穴あけ、テント設営。たまにのんびり・・したいけどほぼひっきりなしにアタリがくるのでほとんど休みません。またこの姿勢は腰痛との戦いでもあります。

これは知床K氏が観察のための一時保管のタッパー。1時間もたたぬうちにこれぐらい釣れます。4人で500以上は釣ったと思いますが、多数の釣り人の中、こんなに釣れるのは網走湖ならでは。やっぱりすごい湖です。

やっぱり小型が多いものの大中小と釣れました。しかしワカサギ以外は何も釣れず。次回は別の魚も狙ってみようと思います。