天候に振り回される

屋根、氷結しないうちに塗らなきゃ!という思いが風前の灯・・9時の気温は4℃。さあやるぞ!と命綱を渡し屋根に上がり、まず昨日の伐採でおがくずだらけになったので風下にブロアで飛ばしたり箒で掃いたりと掃除です。またおがくずから出た樹液やカビを最初はゴシゴシ、途中から腰と腕がつらくなってサッと拭いてペンキを準備し塗り始めると・・寒さでペンキが固くなりキレイに塗れない・・シンナーで薄めて少し柔らかくしてもうまく塗れず、どうすんべ?と悩んでしたらアラレが・・終了です。まだ道具やペンキは屋根裏にそのまま置いてあるけど、もう春までダメかも・・春になると花粉だ、昆虫だ、ホコリだとこれもなかなかいい日がきません。サビの出始めた屋根、ちょっと心配。

多少の悪天候でもできる次の仕事は、出入り口にある鉄製のごみステーションの再設置。足すら持ち上がらないほど重いけどここの爆風で飛ばされるので杭を打って番線(太い針金みたいなもの)で結びます。今までの杭は4本中3本は腐ってボロボロだったけど持ちこたえていた様子。まず10センチぐらいの硬めの樹木を近くの道端で探して切り樹皮を剝きました。これでたぶん多少腐るのは遅くなるでしょう。

それを80センチに切って50センチの深さの穴を掘り、埋めて番線で結んで完成。一か所は昨日切った樹木の根がすごくて穴を掘れず切り株にネジを回しこんで留めることにしました。

今日も日が暮れ、金星が輝くまで働いたなぁ・・ってまだ4時15分・・あんまり働いてないわ・・

 

 

20年間感謝

木が折れて電線を切ってしまうのを防ぐために伸びたシラカバを北海道電力さんが切ってくれるというのでお願いしました。北側のシラカバです。

暖かな日差しが徐々に無くなり北風が吹き始めてきました。しかし高所作業車2台と見事な手順で警備員も入れて10人ほどがテキパキと作業を進めていきます。結局今日は屋根のペンキ塗りもできず作業を一日中見ていました。やっぱりプロ集団の段取りはとても勉強になります。

キレイに決まった方向に倒すためにある程度枝を払ってから根本を切ります。一番感心した手順は電線や電話線に囲まれた樹木の伐採。高所作業車のバケットをなんとか差し入れて枝を払い、もう片手の小型のチェーンソーで幹を抱え、1.5メートルぐらいづつ切って丁寧に下に落としていき、電線などより低くなったら根本を切っている人とタイミングを合わせて上の人も押し、倒すのです。素晴らしい!

そしてキレイに伐採完了。北側が明るく、宿を作ったころの風景になりました。

幹の部分は薪ストーブ用にということで置いていってもらいました。薪割りだ~!

ゴミ箱の後ろの木。年輪を数えるとやっぱり20。開業2年目から今までよく宿を風から守ってくれました。ありがとう!

今日はとても寒く、今(22時半)外は氷点下1℃。いつのまにか氷も張るようになってきました。さっそく昨年伐採したシラカバで薪ストーブを着火。暖かさは格別で今日も酒が進みました。

川へ海へ

体中に昨日のダメージを引きずって女満別へ。予報通り小雨やアラレが落ちてきたり、冷たい風が吹いてきたりとペンキ塗りはできないけど釣りにはいい天気。しかし川と湖は増水して濁りもあり、川底が見えないから急に深くなっているところに落ちないように集中。魚のほうも増水でどこかに移動してしまった様子。先日爆釣したところを慎重にせめても全く釣れません。そうそうに見切りをつけて海へ。

網走港では12月10日ごろまでサケ釣り禁止なのでチカでも釣ろうかとおもったけどあきらめきれず一つ知床寄りの小さな漁港へ。先に釣りをしていた方がちょうどサケを釣っていたのでこれはいけるかも!?と日没まで1時間ほどの釣り。他3名の方は重い仕掛けを投げて引く浮きルアーの釣りをやっていたけどボクは軽い竿しか持ってこなかったのでシンプルに軽い仕掛けのウキ釣り。

20分ぐらいしたらウキがすぅ~と沈み、釣れちゃいました!サケとば用にはいい感じのオス。港で釣ったのは今年初です。(というか港はどこも釣り禁止になってきている)さばくのが大変なので今年のサケはこれが最後かな・・といいつつあっさり釣れたのでまた行ってしまうかも・

いつかやらなきゃ・・ついに

危なくきつく体中が痛くなる母屋の屋根のペンキ塗り。あのつらさを考えるとどうも踏み出せず何年も先延ばしにしていましたが道北のイトウ釣りを大量死に伴い自粛。せっかく自粛するならそれ相応の仕事をやろう!と命綱を付けて屋根に上がりました。今日はまず高圧洗浄機で汚れ取り。必死だったので写真を撮り忘れましたがこれが一番怖い!水が屋根に着くとめちゃ滑るのです。命綱があっても滑ってドンッと宙づりになったら命の保障はありません。何度か転びかけて、あ~怖かった・・

洗浄し,乾いてからサビのひどいところを紙やすりで少しでも落としでその部分だけ先に下塗りしました。16時には暗くなり今日は終了。落ちる危険さえ忘れれば風景はとても最高です。明日は一日休んで明後日から天気をみて塗ろうと思います。あ~体中が痛い・・

気がすんだ

サケトバ用のサケを狙いに知床方面へ。不漁だった今年も、もうサケ釣りは終盤、というか終わっている感じです。おまけに先日の大雨の影響で海へ流れる河川はどこもまだひどい濁りで海の沿岸もかなり濁っていて釣りになりません。サケはあきらめてショアジギング(陸から重いジグというルアーを投げて引く釣り)へ変更。ホッケ狙いでウトロの岩場にやってきました。1時間ほど投げ続けるもアタリすらありません。ここはねばらずさっさと帰宅。

釣り関係の動画を見ていると注文していたフライフィッシング用のリールが届きました。フライフィッシングは難しく細かく、おまけに道具が高価なこともあって、かなり廃れて過去の釣りのようになってしまい寂しい限りですが、近年はいい傾向もあり適正価格のものも出てきました。これは適正だと感じた6,000円ほどのリール。もっと安いものもあったけど、まあ昔からあるメーカーだし回した感じはなかなかいい!最初の敷居は高いけど投げられるようになってくると奥の深~い最高に楽しい釣りです。まだやったことのない方もスクールなどあちこちでやっているので是非挑戦してみて北海道にお越しください!

川の力

今日の天気も不安定。急な強風、突然の大雨、そして晴れ。今度は我が家の駐車場あたりから二重の虹が出ました。午前中は仕事をし、晴れてきたので昼から湖へ。あちこち洪水警報が出ているので流入河川はどうなっているかな・・?

!!泥水がどっと流れ、気をつけ!のように直線化されていた川が待ってましたと言わんばかりに反撃。川岸を削り蛇行していて生き物を感じさせました。今までのように川を下っていくのは危険なので森の中を歩いて湖へ。

土砂が流され浅瀬が今までより10メートルぐらい沖に伸びていました。倒木もあちこちにあり水の力を見せつけられます。大量の泥水の流入で広大な湖も全体的に青緑でこの辺は当然ココアです。

でもウグイたちは流れてくるエサを探して活性が高く、澄んだところにもココアの中にも底のほうでも入れ食いでした。それも大物ばかり。ウグイも釣りまくっていればいつかトラウトも来るだろうと思ったけど結果ゼロ。でも今日は川の力を見れたのでよしとしましょう。次はいつ行くかな・・

 

嵐の後に

発達した低気圧の影響で一晩中風が吹き荒れ、家の周りに降り積もっていた落ち葉が吹き飛ばされて綺麗になりました。シラカバの葉っぱもほとんど落ちたけど面倒なのはこの木は細い枝がよく折れるので強風が吹く度に敷地内の片付けです。午後は急に無風となり天気も回復。収穫が終わり運ばれるのを待つてん菜の向うに2重の虹が出ました。収穫が終わり畑から作物が無くなると晩秋を感じます。

爆!大アメマス!

女満別に用事があり昼のひと時ちょこっと近くの川へ。人気の場所だけあってずらっと何人も高そうなダブルハンド(両手で投げるフライフィッシングの竿、主に大物用)の長竿をビュンビュン降っています。かっこいいなぁ~(ボクは持っていない・・)帰ってきた人に話を聞くと「魚、どこいっちゃったの?」というほど釣れないとのこと。あきらめ気味にボクも27年前に買った骨董品のような5番のシングルハンド(片手で投げるやつ、中物用)の竿で空いている場所に入ってこそっと釣り始め。すぐに30センチぐらいの小型のアメマスが連発で釣れました。ちっこいけど釣れるじゃん!そしていい当たりの3匹目は・・

美味しそうなカレイ!(リリースしました)やっぱりここはワカサギとカレイだよね!面白くなってきました。鯉も跳ねてるし、あとはウグイとボラで五目釣りだ!しかしその後はアタリも遠くなり終わりの時間も迫ってきて帰る方向に竿出しながら戻ることに。で・・

いきなり40センチほどの中型のアメマスが釣れました。こいつはビックリしたような顔していたのが印象的)釣れたしもう帰ってもいいかな、とさらにちょこっと移動してちょこっと投げると、ピコッとアタリ。なんとなく合わせると・・

なんかスゲー重い!サケでもかけちゃったんじゃ!?Nさんに案内してもらった多摩川で鯉釣ったときのように竿が折れそうだぁ・・ひょっとして鯉??・・5分ほど格闘しランディングしたのは71センチのアメマス!!産卵前なのか立派な魚体のメス。アメマスではボクの新記録です。話に聞くだけじゃなく、ホントにいたんですね。何度か通っていたけどまだ釣っていなかった大物、感激しました。まあ偶然釣れたんだよなぁ~と、さらにちょこっと投げるとすぐにアタリ・・

またまた竿が折れる~と格闘の後ゲットしたさっきより少し小さいぐらいのオス。顔がサケのようでカッコイイ!これってハマったよね!?と自分に言い聞かせつつさらにちょこっとロールキャスト。(後ろが林でラインを投げられないのでくるっと前に投げるやり方)

入れ食いになりました。もうバラシても惜しくないのでファイト中も撮影。コンデジ忘れてスマホでの撮影はちょっと面倒。ニジマスとちがいジャンプしないから返しの無い針(バーブレス)なのにほとんどバレないしラインも細いのに切れませんでした。使ったフライもただ一つ。釣果も小中大とトータルで10匹+カレイ1匹。短時間でこんなに釣れるとは思わなかったのとこういう状況のときにはこうやって釣るんだという釣り方がわかり大満足。もうちょっと強い竿を持ってまた何日か後に行こうと思います。

 

釣れる場所

平日は対外的な用事が多く、釣りに行けるのは週末になってしまったけど今日は海は波が高そうだから湖でルアーを投げてみるか!と昼から出陣。紅葉で埋まった林道をカサカサと歩き突然出てくる鹿に驚きながら(熊かと思うっしょ・・)普段あまり行かない人けのない場所へ。

狙いはトラウトが今の時期に回遊していそうな深い場所。ハンドメイドのジグ(名前は10秒ジグ・・10秒で作ったから)をぶん投げます。が、大ウグイ一匹のみで魚っ気なし・・

湖面ではオジロワシが魚をワシづかみしようとしていました。ミサゴのようにダイブはしないけど水面で生きている魚を捕ることができるんですね。

穴場を探してあちこち行ったけどどこもダメで結局、湖一番の人気の場所に来ました。たまたま流れ込みが空いていたけど一年中(氷結している時以外)朝から晩までルアーやフライを投げられスレ切っているから普通に投げて引いていたら偶然にしか釣れません。そこで流れを使ってかけあがりにフライのように流し込んで上下左右に優しくしつこく誘っていると、意外にすんなり大エゾウグイ→チビウグイ→45センチほどのニジマス(取り込みのときにバレた・・)→中エゾウグイ→・・

最後に頭のデカい少し痩せたニジが釣れました。(57センチもあったけどさっきのニジのほうが引いた)今日は思ったとおりの釣り方で釣れたので大満足。これだからやめられません。

夜は氷点下まで下がりました。タイヤ換えて良かった。次はどこへ行こうかな。

冬支度

ようやく晴れました。釣りで汚れた車をしっかり洗い、そろそろ朝晩氷点下になる日が出てきそうなのでヴォクシーのほうもタイヤ交換。軽自動車と違ってタイヤが重い・・でも長いレンチのおかげで簡単にボルトを緩めたり締めたりできてちょっと気持ちいい。やっぱり道具だねぇ~

家と物置の間にあった板やケースなどを一時撤去。風の通り道に物があると落ち葉が大量に積もってしまい湿気と虫の温床となるのです。

晴れ渡った今日の夕方の我が家。斜里岳の雪は少し解けたけどもう消えないかも。宿が休みの日はなにやってるの?とよく聞かれるけど、改装、メンテンナンス、掃除に事務仕事、会議だ、保健所の巡回だと意外にやることが多く、時間の融通は利くけど暇はないというかんじです。もちろん釣りも行きますが・。