フライフィッシングウィーク2021秋

最終日の今日以外、天気に恵まれた釣り週間。たまにサッと降る雨も虹を見せてくれるぐらいなら歓迎です。まずは網走川。

さすが大人気の場所だけあって簡単には釣れません。やっと小型のアメマスゲット。

オジロワシが攻撃した瀕死のカモメが水面に落ちてしまったので再びつかもうとしたところカモメたちも集結。集団で追い立てています。しかしこの後、オジロワシは見事にカモメを捕まえて去っていきました。

ちょっと遠出。十勝の小渓流は楽しい!小型ながらこの時期にドライフライの釣りが存分に楽しめました。

珍しくそこそこの型のヤマメが来ました。昨年釣れたブラウンは釣れず・・少し安心。

途中で変なおっさんが水分補給。

お腹パンパンのニジ。合わせ切れしてしまった良い型のやつも何匹か。すっかりサケマスの強烈なアワセが癖になってしまっているみたい・・

中流域なら大物がいるはず・・で、いきなり掛けたY氏。

良い型のニジをお約束のお手玉。

湧き水の川にも行きましたが底に泥が溜まっているところもあって泥水が入った様子。ちょっと心配。

超大物も何匹も見たけど凄く警戒していて釣れず。しかし小さいながらも綺麗なオショロコマ、アメマス、ニジマスと3種類楽しめました。

やっぱり屈斜路湖は素晴らしい!この環境で竿を振りたいのです。たとえ釣れなくても・・

頭の上ではアカゲラがカンカン掘っています。

夕方までねばってウグイいくつかとルアーでアメマス一匹。この風景でまあいいかっ・・

山奥の通称「ヒグマダム」は今年は少し苦戦。虫の羽化が少なく、ライズもまばら・・

見事にライズの主を仕留めたY氏。

ボクの満足の一匹。24番の極小ミッジで仕留めたアメマス。

今年は市街地のダムもやってみました。深く沈めて誘いをかけると入れ食いに。ニジマスもアメマスの小さいけど(Max35ぐらい)良く釣れました。

最後はやっぱり湖でウグイ・・?今回は大物釣れなかったけど魚の数は満足でした。あとフライフィッシングは情報が少ないの自分で歩いていい川を探していくのも楽しみの一つでしょう。まだまだ秋の釣りを楽しみたいとおもいます。

 

 

 

 

着々と準備

宿も秋の休館に入りました。これからは掃除に片付け、大工仕事、観光やガイド関係の仕事に事務仕事、WEB の修正や家族の用事などやりきれないほどの用事があるのですが、まずは釣り。明後日からはフライフィッシング三昧です。毛ばりも気に入って使うものがいつも同じなので補充的にタイイング。釣具屋からもほとんど消えてしまったフライフィッシングの道具ですが、こんなに奥が深くて面白い遊びはないので、ちょっとでもやってみたいなと思う方は是非スクールや管理釣り場ではじめてみてください。

雨のトンネルを抜けたか・

何日も続いている雨と曇り。雨に濡れるとまた違った綺麗さの出る紅葉ですが、気持ちはどうも晴れません。そして夕方ようやく晴れが来そうな虹がでました。今、気温は0℃まで下がって低いけど日中は太陽さんのおかげで暖かい日が来るでしょう。

冬山の様相へ

今日は斜里岳熊見峠周辺の登山道整備の日。清岳荘周辺の雪は解けていましたが麓からみると上のほうは真っ白ではたしてちゃんと現場まで無事に行き作業できるかと少し不安・

予想通りヤバイ状況。いつも足場にしているこの岩、実はテカテカに氷っていて気づかず足を載せたら確実に大転倒・・慎重に氷っていない水の中や乾いた岩の上を歩きます。

午前中は晴天で斜面全体が霧氷となっていて素晴らしく綺麗。気温は氷点下近くて寒いですが、登っていたり作業しているとちょうどいいぐらい。

下界を望みながら小休止。メンバーはガイド協会の強者の皆さんなので急登だろうが吹雪になろうがヒグマが出ようが心配ありません。普通の人は斜里岳なんて登るだけでもかなりつらいのに岩や倒木を運んだり土木作業の重労働をものともしない皆の体力には心から感服。一番心配なのは最近あまり山に登れていない自分ですわ・・

登山道が侵食して土でぐちゃぐちゃで滑り台のようになっている現場に到着。まず雪かきと石運び。

倒木などそこにある材料を工夫し利用して土留めのような段差を作っていきます。こうすると土嚢よりも歩きやすく自然な感じで丈夫です。

土留めの上側に石をつめて土を入れてならして自然の階段のようにしていきました。一段落しそろそろ作業終了のころに天候も悪化し下山。膝殺しの急坂の下りはやはりこたえたけど泥だらけになりながら何人かでワイワイやりながらの作業は楽しくはかどりました。100名山斜里岳に関わる者として登山者の皆さんが少しでも転んで怪我をしないようにこれからも毎年のようにあちこち直していく予定です。

 

 

紅葉が綺麗だから良し

秋の屈斜路湖の釣りは紅葉から始まります。この湖の周りのカエデの紅葉はとても綺麗。釣れなくても・・いや釣れないとやはり悔しいけど、こんな森の中で時を過ごせるのは幸せです。

昨晩から急に初冬。斜里岳も麓から真っ白になり昼間の気温も7℃までしか上がらず北風の強風。たまにアラレが雨あられのように降ってきました。

天候はほぼ回復し、自作ルアーをさっそく投げると一投目でいきなりウグイ君。これは幸先良いと思ったものの・・

M名人、S嬢、ボクともにウグイ君のみ・・多摩W氏は午前中アメマスをいくつか釣ったようですが、人気の場所だけあって人も多く(30メートルに一人ぐらいの密・・)厳しい釣果でした。大物はこの時期、沖の深いところにいるようで岸から投げても魚がいるところまで届いていない感じがします。なにか攻略法はないかな・・・

ルアーを作る

ただの鉛オモリに針を付けただけの仕掛けでかなり釣れる、という話を聞き以前から「ルアーって物の割に高いよな」と感じていたので作ってみました。まずは一番簡単なジグというルアー。より戻しの付いたオモリを叩いて平べったくし針を付けるだけ。これでまず屈斜路湖でやってみます。ホントにこんなので釣れたらいままで揃えてきたルアーってなんなの?と感じてしまうので釣れてほしいようなほしくないような気分です。

秋の空と今さらエアコン

紅葉の秋色に染まっている斜里岳と庭の樹々も今年は綺麗に色づいています。そらの雲も斜里岳を強調するような秋の形。

そして!宿の居間についにエアコンを導入しました!この部屋は広いのでさすがに高価な機種となりましたが、コロナ対策で除菌やウイルス対策機能の付いたものなら3分の2ぐらいの補助金が出るということで申請し認可されたのです。さすがにもう冷房は使いませんし、暖房も室外機が凍り付く季節には使えないので来春までは除菌専用になるでしょう。これで窓を開けられない寒い日、土ぼこりの日にもいい環境で滞在できると思います。

星座も冬へ

東の空にオリオン座が上がってきました。冬の星座と言われているので「ついに今年もこの季節が来たのか!」と感じています。当宿の営業期間もあと10日。「休みはなにやってるの?」とよく聞かれますが、大工仕事だ、営業だ、町づくりだ、釣りだ!(釣りはいつもだけど・・)と公私ともかなり多忙な期間なのです。

初冠雪

昨日の朝、斜里岳を見ると山頂付近が冠雪していました。ついにこの季節です。

しかし今日はすでに雪も解けて赤茶色く見える秋の山容へ。山は降って解けてが11月中旬ごろまで続きます。

もうこの周辺はサケもめっきり少なくなりました。釣り人もわずか。一昨日、今日とボウズ連発。そろそろサケ釣りも終了か・・これからもサケを釣るならふ化事業をやっている河川の流れ込みで規制のないところを狙うことが必要でしょう。でも釣れなくてもここが好きなんだなぁ~

夜は北斗七星を写してみましたが、斜里町のすぐ上の空なので街灯で明るくなってしまいます。

では北極星を。星の動きを追尾する赤道儀を使っていないので一番動きが少ないこの星なら30秒のシャッターでもそんなに流れないだろうと撮影。拡大してみるとホント無数の星々が写っていました。SF映画の紹介動画でも見て寝ようと思います。

 

 

秋色いっそう

雨がパラついてあわてて干していたものを取り込んだら30分後に晴天。どうも不安定です。斜里岳をはじめ知床の山々もかなり色づいてきました。実際はダケカンバの黄色が多いのがこの地域の紅葉で、麓が見頃になるのはあと2週間後ぐらいです。

先程写したの250万年前の光(お隣のアンドロメダ銀河。まだ人類が人間っぽくなったころの光が今頃届いているというのはどうも実感がわきません。またこれから1週間ぐらいは月の出ない夜が長いので星空観察にはもってこいですよ!そんなことを日本酒を飲みつつ考えていたら眠くなりました・・おやすみなさい・・