やばい暑さ

午前十時で34℃。本州の方からみれば「たいしたことないじゃん」と思うかもしれないけど汗の出づらくなった北方圏仕様のこの体にはこたえます。以前からこんな日もあったけど連日のこんな気温はここ5年ぐらい前からでしょう。救いは水の冷たさ。地中はまだ十分に冷えているので水道の水はとても気持ちよく一口ずつ飲んで涼を感じたり顔を洗ったり。例年だとお盆の頃には気温も下がってくるのですが今年はどうなることやら。早く北海道らしい爽やかな気候に戻ってくれ~!

麦 収穫

例年より1週間(ぐらいかな?)早く小麦の収穫が始まりました。ダンプの倍ぐらいあるコンバインで一気に刈り取り麦わらを後ろに排出していきます。それを今度はロール状に丸めて牛の敷き藁に。ロールを作るときは面白いので近くでやっていたら作業の妨げにならないようにちょっと遠くから見てみてください。

やっぱりバイクは気持ちいい!

斜里岳登山道の下二股に注意喚起看板を取り付けてきました。登山をはじめアウトドアでの活動は行き先の道や天候、いかに安全に危ないところを通過、回避するか、など自分で判断し自己責任で楽しむのが原則なのですが、他の百名山と全く違う沢登り主体の斜里岳は難所も多いので年に数名の怪我人も出てしまいます。(どこの山でも出るか・・)そんなこともあって登山者が安全に楽しめるように「こっちの登りはとっても急、怖い人はあっちから登って!」といった内容の文言を考え、看板を取り付けました。これで少しでも怪我人が減ることを願っています。

登山口までの林道は久しぶりにXLR出動。やっぱりバイクは軽快で気持ちいい!

宿からすぐの裏道はこんなところばかりです。斜里岳山麓の道は舗装路も多く最高の風景に出会える場所も多いのでバイクはもちろん車でも散策されると「THE  北海道!」を味わえるでしょう。なんかキレイな道がありそう、とおもったら脇道、寄り道おすすめです。

トンネルを抜けたか・

10日ぶりぐらいにしっかりと斜里岳を見れました。連休までは、曇り→霧雨→曇り→小雨→たまに大雨→曇りのサイクルがずっと続き湿度100%の蝦夷梅雨。ライダーさんはびしょ濡れ、登山者は登山中止と気持ちも晴れない時間でしたが今日、ようやく風が流れ気持ちいい晴れへ。小麦もすっかり色づきあと1週間ほどで収穫が始まります。明日からは少し夏らしく暑くなりそうですが雨よりはずっとマシ。しばしの晴れを期待です。

ベニマシコと人工衛星

ウチの前で繁殖し子育てしているベニマシコ。厨房での仕事が多いこの時期、窓の前で給餌したり飛行訓練したりと多忙な親の動きや幼鳥の甘えっぷりを見て和んでいます。たまにニュウナイズズメや他の小鳥が来るとイヤそうなしぐさを見せたり無視したり。

月の無いこの時期は撮影にはいいタイミングだけどいざ撮影というときに雲が・・中標津の町明かりが雲に反射して斜里岳が浮かび上がっていました。

天の川銀河の中心方向は雲の中だったのでほぼ真上を撮影。人工衛星が横切っていきました。宇宙旅行も始まっているけど10万円ぐらいで行ければ行ってみたいです。(100年先か・・)

グランフォンドきよさと開催!

3年ぶりにグランフォンドきよさとを開催しました。土曜日は電動MTBで神の子池周辺を楽に?登り、皆さん笑顔と雨と土はねでぐちゃぐちゃになりながら楽しみ、日曜日のロードのスタートは霧の中、路面が少し濡れている状況でしたが天候も徐々に回復。50キロ、100キロ、160キロと170人ほどの参加者の多くの人が完走、エイド食も楽しんでもらいました。

主催者側としてゴールのときの参加者の笑顔は一番の報酬。転んだり、足がつったり、坂で押したりと多くのドラマがありました。そしてお手伝いいただいた多くのスタッフの皆さんには感謝しかありません。ちょっと気になるな、という方はレンタサイクルもあるので是非次回ご参加ください!

 

安全と未来に

ボクにとっての最繁忙期は今。宿としてはもちろんイベントが目白押しで連日全力で走り回っています。日曜日は斜里岳山開き。ボクはこの日は登れなかったのですが、挨拶や神事、そして登山者へ注意点を伝えるのが主な仕事。暑かったこの日は脱水症状や過労などで何人か大変な経験をしたようですが斜里岳は「挑戦してみろ!」と山が言っているようなところ。他の百名山では味わえない沢主体の難易度の高い山ですので十分に下調べと体力を持って挑戦してください。

一昨日は清里小学校3年生のフライフィッシング教室。やっぱり子供たちのラインは絡みまくりのごちゃごちゃに・・・皆に釣らせる、という難題はなかなかクリアーできませんでしたが、30cmほどのオショロコマを釣り上げる子もいて生涯の想い出になったでしょう。清里町の素晴らしさを忘れないでいてほしいものです。

伝えていく

最繁忙期になりました。と、いう言い訳でブログの更新がおろそかになってしまっています・・私の繁忙期はもちろん宿業の繁忙期でもあるのですが、6月中旬~7月中旬までは斜里岳登山や自転車の大会のグランフォンドきよさと、他に観光協会としてのイベントや草刈りまで集中するので日々倒れないように全力で走っています。先週は清里小学校の子供たちに「安全教室」という授業を行いました。これはもし災害があったときなどにいかに命を守るかの授業。特に北海道では冬の災害時や有事の際、いかに低体温にならないように対処するかを伝えています。伝えたいこと覚えてほしいことはいくらでもあるのですが、実際に野外でやる実習が日本は少なく、将来必ず来る災害や有事のときに子供も大人も対処できるのか、生き抜く力と知恵はあるのか少しでも身に付けていってほしいと思います。

22年ご苦労!

研ぎやすくよく切れた鉄の包丁。開業のころから使っていたけど柄がさびていたので柄だけ取り換えようと分解(破壊?)してみると修復不能なほどボロボロ。この包丁でいったい何百匹のサケやマスをおろしてきたのか、何万人分の肉を切ってきたのかというほど風景画と共にあった包丁でした。なんかすぐには捨てられないので(歳か・・)秋になって時間ができたらグラインダーで削って小さい包丁として復活させようか・・危険だからやめようか・・いずれにしても明日にでも2代目の洋包丁を買ってこようとおもいます。ありがとう・包丁さん!

花と小鳥の季節

今日の小清水原生花園。エゾキスゲ、エゾスカシユリ、ハマナス、クロユリなどで盛りの季節です。自然の花なので過密ではなく群生という表現が合う咲き方でこれぞ北海道の自然の風景。海沿いのロングドライブで原生花園巡りの旅もいいですね。

小鳥たちも原生花園だけでなく、我が家の周りにも多くやってきています。最近よく見るマヒワ?

ベニマシコやニュウナイスズメも毎日やってきます。

いつものコン吉7世も。

ライダーさんたちにも最高の季節。まだどこも混雑はしていないので天候をみて明日の行き先や宿を決める旅もおすすめです。