いい釣りができました

今月末の休館日は釣りと山。例年通りなのだけど釣りのほうはホームグラウンドが釣り禁止になったため新たな場所に通っています。ここは道路端でアクセスもいいのと他の釣り場がどんどん禁止になっているのでここがとても混んでいます。それにサケも少しか上らないような川の河口なので釣りも苦戦続き。しかしこの一匹のためにがんばっちゃうのです!大物をゲットしたM名人。

名人と私の2人の途中の釣果だけど昨日はこの秋一番釣れました。すべて美味しく、頭も骨もいいダシがでるのでアラ汁にしてありがたくいただきます!そして本気のサケ釣りもほぼ終盤であとは鮭とば用に何匹か釣りたいと思います。

羅臼岳へ

久しぶりに羅臼岳へ。今回は知床K氏も同行。前回初めて登った時は霧で羅臼平で撤退したとのことでリベンジです。羅臼岳は沢登り主体で筋力勝負の斜里岳と全く違い、一般的な登山道をひたすら登るという感じの持久力勝負の山。ヒグマも頻繁に出没するので見通しの悪いところなどで手を叩いたり声を出したりしながら登り続けます。

どんぐりが豊作のようで風でポコポコ落ちてきます。これはヒグマもリスも喜ぶわ・・

コケモモも羅臼平から上のあちこちで実をつけていました。

3時間ほどひたすら登り羅臼平から目指す山頂へ。人もまばらです。

山頂直下より三ツ峰方面を望む。くぼ地の紅葉と硫黄山方面の風景がスケールあります。右下には国後島が下に見えていました。

運動不足で疲労度MaxのK氏、もちろんボクもかなり疲れました。

羅臼湖と遠くにウチの裏山(斜里岳)。斜里岳より羅臼岳を見るより羅臼岳から斜里岳を見る方が遠く見えるのは羅臼岳より100メートルぐらい低い斜里岳を少し見下ろしているせいか?・・いずれにせよこの連なる山々は同じ火山帯だと実感。やはり羅臼岳山頂からの風景は原始と海が広がる特別なものでした。

山頂手前の下りでビビるK氏。たしかに両側は落ちたら終わりの垂直な崖。下りもひたすら忍耐で歩き続けヒグマにも出会わず無事下山しました。やはり羅臼岳の登山道は長い!明日は疲労と筋肉痛で余韻に浸れそうです・・

 

 

 

会心

昨日の丸坊主に続き今日も出陣。するとみるみるうちにうねりが高くなってきて波の間隙をぬって遠投するもひと波で仕掛けがもみくちゃにされる非常に難しい釣りの状況に・・

しかし魚影も少ない中、高波に対応するように仕掛けを調整し波に合わせてリールを巻くのと糸を出すスピードを調整しながら漂わせると釣れました!思い通りの釣り方で今回は「釣れちゃった」ではなく「釣ったぜ!」という会心の出来。3回の釣行のうち2回がボウズでもこんな成功体験が頭に残りまた行ってしまうのでした。あ~楽しかった!

秋の天の川とアンドロメダ

日々快適な気温と湿度の秋。天の川銀河も中心方向が地平線の下に隠れてみえなくなりだんだんと淡い川になってきました。

中心少し上がアンドロメダ銀河。拡大すると渦巻きの円盤が見えますがこれも250万年前の光が今届いているもの。まだアウストラロピテクスがいたころの姿が今見えているとおもうと時間軸が混乱します・・左側の淡い雲のようなものも天の川。今日はなにも釣れなかったけど、この星空をみたらいい夢見られそうです。

秋の風景

朝晩が急に冷え込んできました。農家の方々もジャガイモの収穫が終盤。畑の収穫後にキタキツネがよくネズミを探しにきています。

ウチから500メートルほどのところにあるキカラシの花畑。キカラシとは菜の花の一種で畑の土壌改良として植えているとのこと。斜里岳を一層引き立ててくれる花のようでこんな場所を探しながら清里町を散歩するのも最高ですよ。

標津町さん素晴らしい!

台風の影響でオホーツク海側は大波で釣りができないため、ちょっと遠征して標津町の海の公園の釣り突堤へ初出陣。設備良く、景色良く、魚もよく釣れてなんと無料!こんなところが関東にあったら入場料1日1000円で豆アジが10匹釣れてあ~よかった、ぐらいだとおもうけどここではテキトーな餌付けて沈めると油子(アイナメの仲間)ガヤ(エゾメバル)コマイ、カレイと多くの魚が釣れてきます。サケ狙いで浮き釣りをしていると釣れたのはサバ!知床の付け根でサバとは深く考えるとちょっと怖いけどまあ美味しいのでいいでしょう。

たまに来るのはニシンの子やコマイでガヤは入れ食い。朝晩やタイミングが合えばコマイやニシンはかなり釣れそう。ガヤはこちらではあまり人気のない魚だけどメバルの仲間。美味しいです。

そして!銀ピカのオスのサケが釣れました。足場が高いのでM名人になんとかすくってもらったけど、狙って釣ったというより浮きルアーをひたすら投げていたら釣れた感じです。

〆はナマコ・・釣れたというより引っかかったのです。これは漁業権もありそうだし優しくリリース。今回は初めて行った釣り場だけど初心者のような気持ちで楽しめました。ここはひたすらサケを狙うというよりは餌釣りでいろいろな魚を狙うのが楽しそう。こんな釣り場がオホーツクにもあったら最高なんだけど作ってくれませんかねぇ・・・

 

 

耐久性

ホーローの鍋に穴が開きました。この鍋は開業前、もらいものとしてさいたまの実家にあったのを持ってきたもの。20年以上毎日のように使っていたので耐久性が最高でした。テフロンのフライパンはもって2年、鍋は3~4年ぐらいしか保たないのでちゃんとしたホーローの丈夫さがわかりました。次もちょっといいホーローを買おうとおもうけどそしたら次はボクが70歳ぐらいまで使えるか・・先にこっちが壊れそう・・

初秋の宿から

夏の終わりの風物詩、羽アリの大発生。例年のこととはいえ煙突から入ってきて明るい窓を這いまわります。そんなに迷惑はかけられないけど掃除が大変。知らぬ間に踏んでしまってスリッパに張り付いているのを取るのは面倒です。

札幌のOさんの3輪バイク。なんと自転車を積んでのツーリング。旅先の気に入ったところを自転車で走るとのことですが、フレームに固定するような積み方は見事。参考になります。3輪+2輪=5輪車ですね。

星空観察には厳しい月の出ている時間の多い時期だけど月見には最高。連日の好天で斜里岳山頂からの月の出は見事でした。

さよなら我がデザインの斜里岳Tシャツ。ウチからの斜里岳をちょっと加工して観光協会として10年ぐらい前に作ったもの。さすがに首周りの汚れが取れなくなってきて引退です。また作りたいものです。

そして今日の「やっちまった」。残り少ないトイレットペーパーは汚れを拭くのに使っているのだけど掃除機で吸ってしまってあっという間にこのとおり。掃除機から引き出してみると笑えました。もちろん無駄なく使いました。

ここ連日、爽やかで快晴。北海道らしいいい気候が続いています。虫も少なくなってきたし作物の収穫やサケの季節でもあるし斜里岳も水が少なく涼しく登りやすいので遊びのいい時期です。

例年どおり・・

昨年、一昨年と同時期にサケ釣りに行っていたけど、9月初旬はほとんど釣れていません。でも淡い期待で「もしかしたら・・」ということで出陣。そしてやっぱりM名人共々全く釣れませんでした。魚っ気もほとんどありません。今日はいつもの浮きフカセという仕掛けだけでなく浮きルアーという仕掛けを遠くに投げる練習だ、ということで結構投げたのでまあ良しとしましょう。次はいつ釣れるのかな・・

北海道のは楽園だ!

宿も遅い夏休みをもらっています。宿の仕事、大工仕事や観光関係の仕事もやらねばならないことばかり。全部終わるまであと何年かかるんだろう、っていうぐらいありますが、何か月ぶりかの連休。もうとにかく仕事はおいておいて自然を満喫しリフレッシュしよう!(いつもリフレッシュばかりしているじゃねーか!の声あり・・)ということで釣り竿と登山の装備を持って大雪山へ。まず途中の渓流で1時間ほど竿を振りました。

いたいた!こんな尺足らずのニジマスでも渓流の強い流れに乗るとなかなかスリリング。竿を寝かせたり下流に下がったりして慎重にランディング。あんな洪水のような雨があってもまだちゃんと生息していたんだと少し安心。

次の日は大雪山。宿の大先輩が管理人をしている愛山渓温泉から永山岳からぐるっと回って沼の平経由で一周を。まず33曲がりというつづら折りの急な登り。ホントに33ヶ所カーブがあるのか数えていたけど途中で忘れました・・この時点で上空は濃霧・・天気が心配・

登山道は雨上がりでぐちゃぐちゃ。おまけに笹や枝からの水で体中びしょびしょだけどリンドウがいたわってくれているよう。

樹林帯を抜けると絶妙なタイミングで晴れてきました。カムイの恵みか!十勝岳の噴煙もこの時はよく見えました。

最高の爽やかさ。眼下には大小の湿原の沼でどこを見ても絶景。この風景の中に身を置くために大雪山を登りに行きます。いつもなが~い登山で体にはきついけどだんだんと心の歓喜を実感してくるのです。

この時期にコマクサ!場所により雪がまだ残っているので融けた順番に咲いているのです。彼らには春であり夏。

山頂近くは地紅葉。秋の始まり。

最初の目標のピーク、永山岳。最初の2時間がぐちゃドロで結構きつかったなぁ・・

森林限界の上はまさにカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭、大雪山のアイヌ語の一つ)やはり素晴らしい!

北鎮岳へ続く稜線の片側は垂直な崖と奇岩。植物の無い地帯が広がっていて足がすくみます。

急な濃霧で気温も急降下、6℃。冬の手袋もってきてよかった。

安足間岳から当麻乗越までの下りは登山道がすっかりハイマツ、笹、樹木の枝で覆われてしまっているところが多く何度か迷いちょっと焦りました。これを見ると斜里岳の登山道ってちゃんと整備されているよな、と、ちょっと自画自賛。大雪山は登山道整備の先生の元、一生懸命にやっているけどなんといっても登山道の長さの割に人手がないのでしょう。ここの整備はホント大変そう・・登ってくるだけでも3時間はかかるし・・

7~8年ぐらい前の9月末には反対周りでここまできて氷点下の寒さで断念したところ。やっと来たよ。

湿原の沼が天上の楽園のよう。ホント素晴らしい!

毎日のスクワットトレーニングの成果があり、下りでの膝の痛みも激痛とまではいかなくて安心しました。登山道の整備の仕方も参考になることが多く、いろいろなことを教えてくれた山と人生の師匠のことを偲びながらいい登山ができました。また来年行こう!

帰ってきた次の日は早々に釣り。べた凪に苦戦するもM名人にヒット。知床K氏は2匹の竿頭。さすが!

ようやく手にした今シーズン最初のサケ。

ボクもなんとか仕留めました。釣り場と魚の減少で年々厳しくなるサケマスの釣り。魚は減っているのに痩せた魚の割り合いが年々増えてきて海の栄養が不足している様子が実感できます。あと何年できるのでしょうか・・