神奈川のSさんの愛車CB400Four。50年ほど前のバイクなのに今見ても完成されたシンプルな形でなめらかなマルチサウンドには完成度の高さを感じます。最近はこういったお宝バイクでロングツーリングをする方は減ってきたので(大事にガレージに保管している・?)見られると嬉しさもひとしお。いつまでも残ってほしいバイクです。
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急降下にジーザス
津別峠から歩く
先週に続き、北海道東トレイルの津別峠展望台から美幌峠までの約10キロを歩いてきました。屈斜路湖の周りの外輪山の峠の中で一番標高の高いのが津別峠。この展望台は947mもあり左奥に見える藻琴山と約50mしかかわらず山岳展望といっていい絶景。
屈斜路湖と反対側には雌阿寒岳、雄阿寒岳が間近に望めます。ここへ至る道は北海道では珍しい急こう配の細い道ではあるけどキレイに舗装されているのでまだ行っていない人にはおススメ!これからのシーズン、湖が低い霧で立ち込めているようなときはここから絶景の雲海が広がることも多いです。
出発地点の逃げないエゾシカ。こいつがいるというこはダニーちゃん注意だな。
このコースは特に風景が素晴らしい!コースの多くが稜線沿いにあり標高も高いので屈斜路湖や斜里岳などの景観をずっと楽しめるのです。
947mの出発点から525mの美幌峠まで基本は下りだから楽だと思っていたけどけっこうアップダウンがあります。またダケカンバやエゾマツなどの大木の林を抜けるところなど変化もあり鳥も多く楽しめました。
最高の休憩ポイント。ただこの時のボクの温度計は27℃。暑かったので吹き抜ける風が嬉しい。今回の同行者は登山ガイドの大野さん。彼女は若手なれどベテランのような安心感のあるガイドさんです。帰宅したらダニーにやられてたとか・・
広大な美幌峠牧場を左に、藻琴山を正面に見ながら下っていきます。
岩が出てきてもうすぐ終点。ハクサンチドリが地味にお出迎え。
美幌峠着。この反対側は大勢の人でにぎわう展望所。天空のトレイルからいきなり俗世間に出てきた感覚。
〆は道の駅のクマザサソフト。実が詰まっているような重さで笹の香りがほのかに香る美味しさでした。北海道東トレイルでも今回の箇所は歩きやすさ、風景ともに素晴らしかったです。トレイルはスタートとゴールが違う場所なので送迎や車のやりくりなどが手間ですが歩くのが好きな人にはイチオシ。登山とは違うロングトレイルの自然の魅力が詰まったコースでした。このコースを作った方々、凄いなぁ・・
ペンキ屋
昨日は小雨と腰痛で休息日。今日も晴れのち雷のち小雨が何度も・という半端な天候に道具を仕舞ったり出したりと翻弄されつつ進めます。とにかくいつもように段取り8分。まずはマスキング。ヨロイ張りの板に沿ってのマスキングテープ貼りはホント面倒だけど白い窓枠のドアや窓に消えない茶色の油性塗料が付くので丁寧に貼っていきます。窓はマスカーというビニールの付いたテープで養生。
白の水切りにもペンキが落ちて付かないように、かつこの面が終わったら次の面も使えるようにと段ボールを細く切って差し込みます。
あとは塗るのみ。気持ちは半分終わった感じです。表面がかなり凸凹かつ毛羽立っているので刷毛の使い方にちょっとコツがあるのと塗料もかなり使います。一面4リットルぐらい。高圧洗浄機のパワーで塗料も3分の2ぐらい剥がれたので新しく塗ったところは色が若々しい感じです。
近くで見るとムラだらけだしあちこち塗料が飛んで茶色くなったけど遠くから見るといい感じ。今回は東側全面は終了。北側と西側は下部だけなので明日には終わります。この建物は建てて14年ですが太陽が当たっている面は結構痛みました。でも当たっている時間が短い面はまだ5年ぐらい大丈夫そう。紫外線とか赤外線とかの威力って自分の顔面でも相当ダメージ受けているけど建物も同じなんだとなんか親近感がわきました・・
ケルヒャーの威力
にわか雨が降ったりして延期していた離れの外壁塗り。母屋のほうは今さら塗っても手遅れなので”古い学校のようで味がある”ということにしてそのままに・・ただ離れのほうは女将から「外壁も塗りなおしてきれいしておくように」との命令。塗装面をなでると古い塗装と劣化した木の表面がボロボロ取れてきます。ブラシで取るか?と思ったけどそれだけで一日かかりそうだし吸い込んで体にも悪そう・・そういえば昔大工の親方が「高圧洗浄機で落とすんだよ」と言っていたのを思い出し、ケルヒャーをセット。吹きかけると木がめくれて毛羽立つぐらいの洗浄機の勢い!コケも取れていきます。でも古い塗装と粉のように劣化した木の表面が水と共に降ってきて体はドロドロ・・・なんとか剥がし終えたものの乾かないと塗れないので昼過ぎに終了。15時ごろからちょっとだけ行くか・・と湖へ。
すっかり樹々の葉っぱも茂ってきて雰囲気は夏。気温も20℃以上あり水温もかなりぬるくなりました。ウグイ君は入れ食いだけどトラウトはこの水温だと釣れないかな・・
あちこち歩いて投げていると釣れたのは禁断の魚。もちろん優しくリリース。釣りたいアメマスたちはもう沖の深いところにいってしまったみたい・・今シーズンはヒメマス0、ニジマス1、アメマスはそれなりと、あまり釣れなかったけどこれで終了。これから宿も繁忙期だし淡水の釣りは次は晩秋になるでしょうか・・
屈斜路カルデラトレイルを歩く
北海道東トレイルのハイライトステージでもある屈斜路カルデラトレイル。津別峠から藻琴山銀冷水までの25キロのうち今回は美幌峠~藻琴山登山口(ハイランド小清水)まで約14キロを知床のガイドpikkiのお二人と歩いてきました。入口は登山届け?歩行届け?というべきかQRコードを呼んで記入し送信する仕組み。手押し式のカウンターと合わせて先進的!
さっそくエゾシカさんのお出迎え。ということはいるよなぁ・・あいつ・・
いました!この時期はDani~ちゃんの季節。pikkiのお二人は急きょ参加で長靴だっけどこれが正解!ボクは登山靴だったのでズボンの裾から次々に足に登山してきました・・気が付き次第デコピンで弾き飛ばし。20匹ぐらいにたかられたけど幸い食いつかれたのは無し(だと思う‥今のところ)。
東トレイルで共通化された看板が立っていますが特にここは距離など丁寧に書いてありました。ただ表示されている数字が感覚およびGPSと合わないところがあったのはご愛嬌かも・・
絶景ポイントでは広く草刈りがされているところもありました。広いねぇ~北海道は!
意外に湖の見える稜線歩きは少なくて笹原歩きが8割ぐらい。広さを体感し哲学的なことを考えながら歩くのには最高でしょう。目指す藻琴山は・・遠いなぁ。
松の立ち枯れが多く在りし日の野付半島のトドワラを思い出します。この樹はたぶんエゾマツなので命名「エゾワラ」。
藻琴山へ近づくと花が出てきます。名前、教えてもらったのに忘れた・・
エンレイソウもあちこちに。
10キロ歩いたあとの登りはちょっと大変。おまけに斜面に入るとまだ歩いた人も少ないので片斜面となっていて笹の切り残しもありちょっと歩きづらい・・
藻琴山山頂!冬以外に来たのは10年ぶりか・・
屏風岩を振り返る
同じ場所の冬の風景。全く違う山みたい。
チシマザクラの花見をして下山。藻琴山の夏道は冬とは全く違いハイマツのトンネルの中で何も見えない・・。今日の所要時間はpikkiのiちゃんのハイペースに引っ張ってもらってちょうど6時間。お隣、摩周湖外輪山トレイルの制定に関わった私らとしては「なるほど、こういうトレイルか!」と参考になりました。次は下り主体で今回よりは楽と思われる津別峠~美幌峠間約11キロを歩きたいと思います。
今年も来ました
町内ツーリング
宿の掃除や草刈りを済ませ、いつものようにおやつ時からXLRで地元清里町ツーリング。オフ車のなのでやはりオフロードが楽しい!地元ではこんな道もあちこちあります。
さくらの滝はまだ銀色の魚体のサクラマスが3秒に一匹ぐらい跳んでいたけど、今年は魚が小さい!育った海の栄養が足りないのか跳び方も力無くてここを越えられる奴は少なさそう・・ガンバレ!
ボコボコのダートを嬉しく走って神の子池へ。小さなオショロコマたちが群れで佇んでいました。森の奥には鹿の群れが。ちなみに明日28日の午前中は通行止めにして路面を均一に均す工事をするとのこと。そうしたらボコボコ感は無くなるでしょう。少しの間だけね・・
キレイになった裏摩周展望台だけどもうすぐ樹木の葉っぱがいつものように茂って湖面が見づらくなります。手前の木、切らせてくれないかなぁ・・
北海道東トレイルも100mだけ散歩。開設に関わっているので愛おしいトレイルです。
裏摩周展望台からの下り。根釧原野や斜里岳、オホーツクも見渡せて絶景。叫びたくなります。
新名所!ほしかぜの丘。一本のシラカバ(私が名付け親です)のベンチに腰かけて斜里岳や知床連山を眺めるのは至福の時間。このシラカバもずいぶん大きくなりました。
最後は海に続く道へ。晴れの日の北海道バイクツーリングはホント気持ちいい!今回感じたのは人一人運ぶのだったら125CCのバイクで十分だな、ということ。今日のコースは車通りの少ないところばかりだったので追い立てられることもなく125CCでもゆったり走れたのが良かったです。
曇りのトンネルを抜けました
春の釣り終了
積雪の多かった今年の斜里岳も冬の気温が高かったせいか雪解けも一気に進んでいます。この辺は冬は気温が高い日が多いと雪が多い傾向はあるようです。
午前中に宿の掃除をしていつものようにおやつ時からこの春最後の釣り。湖では好条件である風が強く波もそこそこ高くて曇りだったので期待しましたがルアーでもフライでも釣れるのはエゾウグイ君とウグイ君。2時間ほどで切り上げて夕マズメに海にサクラマスを狙いに行きましたがこちらも空振り。
湖畔の森も葉っぱが出揃い新緑真っ盛り。空気も美味しい感じです。湖面には春の終わりと初夏を告げるモンカゲロウが少し出ていました。明日から宿業も再開なので5月の釣りも終了。この春の釣果は例年よりは良くなったけど十分に楽しめました。また休みの日で釣れる条件の揃ったときに来ようと思います。
















































