めげない勝利

日曜日なのに天気もいいので湖へ。水はとても冷たく氷もときおり流れてくるなか、M名人をバックに大ウグイをゲット・・これはアメマスも来るかな・・

有名ポイントだけあってズラッと並んでいます。この周辺だけで約9人。

氷が流れてきました。これも流氷か・その上にはハクセキレイが昆虫を探しています。で、結局見ている中では誰も一匹も釣れていませんでした。ボクもウグイ一匹だけ。寒いし釣れないしもうしばらく来るのは止めよう・・

と思ったけど・・どうも丸坊主が悔しくて今日も行ってしまったのです。沖まで入ってルアーで遠投しても全く釣れず、フライに換えて足元から5メートル先の昨日、皆さんが立っていたところにインジケーターを流しているとあっさりと40センチのアメマスが・・なんでそんな近くにいるの??

藻琴山から雪がやってきました。波もそこそこ。寒いけどこういう時って釣れることが多いような・・

一生懸命遠くに投げるとまったくアタリがなく、しばらく動かず静かにしていて足元5メートル先に落とすと釣れちゃうのです。それもほぼ等間隔で20~30分に一匹。

まだ痩せてるけど50オーバーもいくつか来ました。この時期だけなのか、今日の天気や風向き、温度などの諸条件と釣り方がマッチして最高の釣りができました。で、調子に乗ってすぐに行ったらまだボウズくらうんだよなぁ~

 

春へ

天気がいいので中標津から野付半島へぐるっと一周。先日の暴風雪は太平洋側のほうが積雪が多かったようでウチの周辺より雪が残っていました。野付半島から見た知床連山はかなり横長に大きく見えます。

国後島は暖気で少し霞がかかり爺々岳は見えなかったものの羅臼山はくっきり。早く行ってみたいなぁ・・

キツネが何匹もウロウロとしていました。逃げません。たぶんエサを与えられたことがあるのか・・

オオワシの姿は急に見られなくなってきたけど、白鳥やカモ類はまだかなりいました。野付湾側の海氷も半分ぐらい解けてきた感じ。トドワラはさらに少なくなったよう。この浅い海には北海シマエビがいっぱいいるんだろうな・・

国道244をオホーツク海側の我が家へ向かう。いつ通っても”THE北海道”の爽快ロード。左の白い山は先日登った斜里岳。山もこれから急に雪解けが進みます。

良い気になっていると

昨日朝で冬の営業が終わり、春の陽気なのに大げさなぐらい厚着をして湖へ。先日の釣果の様子だとまた釣れるだろう、などと高をくくっていたらアタリすらありません。上空のミサゴもオジロワシもトンビも水面近くには降りて来ず、にぎやかなのは白鳥とキツツキだけ。昼から夕方までM名人とねばりましたが結局ボウズ。人に優しい天候のときは魚には厳しいようです。

帰りの道路沿いはエゾシカ天国。道いっぱいに群れがいたり、わざと車に体当たりしに来るんじゃないかというぐらい目の前に飛び出してきたりと油断なりません。これから森に草が生えてくるまでは道路わきの草を食べに出てくることが特に多いのでご注意を。

 

斜里岳の風景

快晴!ツアー最終日の今日は、ちょっとハードな東斜里岳直下のルイベピークへ。目指す山が見えるのはテンション上がります。

おじいさんのヒゲのようなサルオガぜ。湿潤と冷涼と清涼を感じる共生植物。

出窓のように開いた樹木の洞。クマゲラの食痕や立ち枯れの樹木を見ながら・・

ひたすら緩い登りを2時間歩きます。

高い樹木が突如途切れてハイマツと低いダケカンバ帯へ。一気に視界が開けます。

急な斜面を気を付けて登り切り目標のルイベピーク着。ここまで来たなら東斜里岳直下の急斜面下まで行ってみます。

国後島の羅臼山に流氷が押し寄せていました。

山頂の上にはオジロワシが輪をかいて滑空中。ウサギを探しているのか?

 

今日の終点。太陽が暖かく、風も無く快適な稜線。Uさんはカップ麺を美味しそうに食べています。

野付半島に流氷のオホーツク海を見渡す大パノラマ。ホント素晴らしい!後ろ髪引かれるような思いで現実の下界へ向かいます。

腰掛にちょうどいいダケカンバ。

ダケカンバの上に2カ所、トドマツが生えていました。倒れているのではありません。渾身の一枚を撮影中のUさん。

ゴール地点から見た登ってきた山。あそこまで登ったんだ、自分の足も大したもんだと褒めてあげねば。

今シーズンもいいスノーシューツアーが出来ました。また次のシーズンも「オホーツクの絶景と自然」を楽しみながらご案内していきます。そしてまたGWからのロッジ風景画もよろしくお願いいたします。

 

 

藻琴山スノーシューツアー最終日

ここ数日、最初は青空、次に黒い雲で暗くなって小雪そして晴れの天気が続いています。今回は小清水キャンプ場の右側の稜線と道路が交わるところ、ここより1キロほど下から入山。

最初から山頂直下まで長~い尾根歩き。流氷もまだ知床方面はビッシリあります。

いつもと反対周りの風景の中をあの一番上のさらにちょっと上の山頂を目指します。雪はガチガチで軽アイゼン装着。

「ウギャ!」という声で振り向くと東京のUさんが雪を踏み抜き抜けられなくてジタバタしています。まずは撮影。

山頂直下の鞍部は完全に土が出ていました。

山頂。結局登りは軽アイゼンで登りました。下りはスノーシューを装着。ちょっと重いけど安定感と安心感があります。

昨日のように湖に浸かっていると氷結した部分もほとんど見えませんが上から見ると・・西側3分の1と東側の一部はまだ厚い氷の下です。

前回とは稜線の雪庇の形がかなり変わりました。2メートルぐらい広くなった感じ。

最後はハイマツ帯に入る手前でキャンプ場側へ一気下り。新雪なら走れるけどこれだけのガチガチ雪の場合はゆっくり膝を痛くしながら降りるしかありません。今回はキャンプ場側から急斜面を登らずに山頂まで行くルートをとりましたがちょっと長くてしかし景色もいいコースでした。体力のある方にはおすすめです。

 

 

早くもゲット!

明日からのツアーに備えて藻琴山へ下見。暖気が来てから登っていなかったのですが来てよかった!雪の状態が一変・・いつものハイランド小清水分岐点からの登りは雪がかなり解けていてハイマツこぎになりそうで止め、キャンプ場側を調査。雪面はどこもオールクラストしておりカチカチに。試しに片側だけスノーシューで歩いてみたけどつぼ足側もほとんどもぐりません。スノーシューもアイゼン部分を突き刺す感じです。明日以降の寒いときに登る方は軽アイゼンぐらいはあった方がいいかも・・

展望台から屈斜路湖を望むと5分の4ぐらいすでに氷が無い!これは
行くしかありません。

昨年より1ヶ月早い釣り開始。こんな寒い日に誰もいないだろう・・と思っていたらいました(笑)知床のガイドE氏。さすが元釣具屋さんの釣狂、ちょっとしたらさっそくヒット。

短い時間に50弱のアメマスを2つゲット。見事です!

寒い!ロッドのガイドは凍り付き指がかじかみます。おまけに山の装備に気を取られて釣りの装備がおろそかに・・ズボンとタイツは薄手、ジャケットとネットまで忘れて、ロッドもラインと違う番手のものを持ってきちゃったのです・・アホか・・

芯から冷え切り我慢の限界・・といったときに釣れました!!超嬉しい初物。体型が回復途中にある53センチのアメマス。お腹の出っ張りは沖で食べたワカサギか、ウグイか、ハゼ系の魚か・・で、寒さに負け撤退。でも大満足。

帰路、とにかく温めねば!と川湯の足湯へ。強酸性の硫黄の温泉はホントよく暖まりました。次回からは大げさなぐらい完全な装備で通うぞ~!

おかえり!

宿から見た11日の流氷。何日も相当強い南風が吹いたにもかかわらず10~20キロ沖合に去っただけだった流氷。南風が陸に近い海上だけ吹いて沖は北風だったのか、それとも密度が濃すぎて強風でも持ちこたえたのか、今年の流氷はしぶとい!

今日の流氷。しっかり戻ってきました。おかえりなさい!という感じです。この様子だとまだ数日はしっかり見られそう。特に知床方面は素晴らしい風景が見られるのでフレペの滝などおすすめです。

ラスト!氷上ワカサギ釣り

今シーズン最後のワカサギ釣りに網走湖、女満別側へ。シーズン終盤の女満別側は例年ハズレがなく好調。しかし昨日までの暖気と昨晩の少しの積雪で長靴の足首までスボッとビシャビシャの雪水にはまってしまいます。でも水の下の氷は分厚くて大丈夫。今日はテントを張ると暖かさでテント内が池のようになってしまうので今期最初で最後のテント無しの露天釣り!寒さに弱いおじさん2人でも風も弱く晴天の今日はちっとも寒くなく気持ちいい!

近くのテントの横ではトンビとオジロワシが落ちている魚を狙っていました。

やはり絶好調!アタリは一日中ひっきりなしにあり、ちょっとぼぉ~っとしていると全部の針に釣れてきます。ただ今年はちょっと小型が多いかな・・

トラウト狙いの置き竿にはこんな感じでカレイが連発・・ブドウ虫でもワカサギでも底でも中層でもどこでもなんでも食ってきます。ウグイも釣れたけどトラウトは不発・・

帰りに橇を引いているとトンビが20羽ぐらいボクらがいなくなるのを待っていました。

オジロワシも何羽か待機中。ワシやカラスたちは人の行動をよ~く見ているのです。写真には撮れなかったけどクマゲラも近くでドラミングしていました。そしてワカサギ釣りは大漁のうちに終了。次は本命のトラウトのルアーフライが始まります。またまた楽しみ~!

 

 

激解け

今日の最高気温は12℃!今年は積雪が少なく先週の大雪もまだ寒気に当たっていないので冷えてなく、それにプラスして南風の強風。冷気が雪の上にたまらないので30センチ以上一気に解けました。屋根の雪も車に着いた氷もすべて落ちて駐車場も氷の上に水がたまりスケートリンクのよう。これを書いている今(22時半)でもプラス3℃あります。

宿前のシラカバの周りも雪が解ける”雪根開き”一気に春になりました。これからはもうマイナス10℃とかにはならないと予想していますが氷点下にはなるので車も歩行もスリップ、転倒には要注意です。

 

嵐の後の山


冬、吹雪が過ぎ去ると快晴がやってきます。(秋の台風一過のときは意外に晴れないことが多い)斜里岳も樹林帯まで真っ白。

夕方は思ったより夕映えの朱色にならなかったのですが、それでも山の陰影は神々しく畏怖を感じます。

前の畑ではキタキツネが首をかしげて雪の中のネズミ?の音を聞いています。

そして一気に頭突っ込み!・・しかし獲物には一歩口がとどかなかったよう。このあととぼとぼとエサをもとめて去っていきました。