車で東北を走りつつ埼玉、東京へ2週間ほど行ってきました。今回は旅半分、帰省半分。まずは北海道内で行きたかった苫小牧近く白老町の国立民族共生空間ウポポイへ。壮大ないくつもの建造物と庭、再現したアイヌ民族の家など、税金をふんだんに使ったガランとした建物がずらり。展示物は数も説明も少ないしミニシアターの内容は??・・・きっとここを作るにあたっていろいろあったのでしょう。これからの作りこみに期待します。
登別の温泉宿に泊まって青函フェリーへ。4時間とはいえ禁煙なはずの客室の喫煙所のようなタバコ臭と暑さ、外海に出たとたんのどんぶらこの揺れにヘロヘロになりながら本州へ。(函館山を見ると明治維新のころを思い浮かべます)
盛岡まで走り、県庁近くの居酒屋街にあるmassという居酒屋へ。店員さんは皆若く雰囲気も明るく料理も丁寧でGood!小技がきいていてとても勉強になります。
たち(タラの白子)の天ぷら、美味かったなぁ~おかげで飲みすぎちまった・・
久しぶりに福島県猪苗代町の菜園オーベルジュ「すまいる」へ。代表の岩井君は清里町にもいたことがあり、あちこちのホテルで料理修行してきた料理人。
夕食の料理の数々も朝のおかゆも素材と調理に心血を注いだ逸品。コメ一つの炊き方にしても研究を重ねている姿勢に刺激を受けました。ファミリーやカップルの方は是非!
女将さんもボクも思い出の地である裏磐梯へ。磐梯山って幕末のころに大噴火して山体崩壊し、一面の岩と火山灰だったよう。それがたった150年でこんな森になってしまう日本の自然って凄い!
散策路の周りはそのとき転がってきた大きな岩がゴロゴロ。
五色沼の色は美瑛の青い池のような色や、
緑だったりと色の違いが面白い。
最近の道の駅はハードも凄いしソフトもなかなか。野菜や肉、魚と魅力あるご当地ものをいかに集めるかが肝心ですね。勉強になります。猪苗代にて。
白河の関の神社。義経も関係していたとかで巨大な杉とともに歴史を感じます。
復元した江戸時代の関所の中は・・なんかガランとしていました。
鴨川シーワールドのシャチの水しぶき(いろいろアップされている動画をみてください。凄いわ!)に大笑いしてから学生のときに合宿で行った御宿の月の砂漠公園へ。像が新しくなったようでした。
埼玉のAさんのガイドで東京湾のシーバス釣りへ。ビックリしたのは海の水の意外なキレイさ。そして・・
Aさんはコノシロやサッパ?をいくつかかけていましたが、その魚影の濃さが凄い!海一面が魚群でルアーが沈んでいかないほど。今の東京湾って富んだ海なんですね。
続けて江戸川河口周辺で夜釣り。東京は明かりが多くてヘッドライトがなくても河原を歩けて新鮮。キレイだったディズニーのホテル?と屋形船。シーバスは釣れなかったけど今人気のシーバス釣りというものが体験できました。次は釣るぞ!
神奈川Y氏と東京あきる野市にある管理釣り場へ。数は出ないけどじっくり待って大物を釣る、という釣り場でアルビノのニジマスも釣れました。こういう大物専門の管理釣り場も違った趣、釣り方があって楽しいものです。
復路、北上するとみるみる気温の降下と雪。慎重に慎重に。
青森まで一気に走り再び食を満喫。和食や じんすけという料理屋さんは値段も良心的で料理も素晴らしかった!青森や東北の日本酒の利き酒セットを堪能。
丁寧に作られた前沢牛のメンチカツも絶品!
三陸のカキの大きさにはビックリ!厚岸のカキの倍近くあり味も歯ごたえも違う!厚岸のマルエモンというブランドガキは三陸の稚貝を育てたもののはず。生育の環境によってこんなに違うのですね。育てている期間が違うのかな・?どちらもとても美味しいので食べ比べてみてください。
前回も前々回も臨時休業だった三内丸山遺跡にようやく行けました。ボランティアガイドさんの説明はやはり頭に入りやすい。縄文時代って1万年以上続いたらしくそれだけ完成された時代だったのでしょう。生き方として見習うべき点が多いです。今の近代って200年ももたないのでは・・
遺跡内食事処の昼食の発掘プレート。ご飯の中に貝殻が入っていたらソフトクリームをプレゼント、らしいのですが入っていなかった・・
でも食べました。縄文人は栗の木を植林し柱に使っていて実も食べていたようなので栗ソフトが看板です。美味しかったですよ。
夜、函館に着いて最後の晩餐はラッキーピエロ。愛想のいいおば様たちが丁寧にアツアツのポテトやハンバーガーを作ってくれ、出来立てを食べられるのでとても美味しい!今回はグルメに遺跡に自然に釣りにと多種満喫の旅でした。やはり旅は最高です!