ちょっとだけ関わった映画

まだホームページが出だしたばかりでブログとかSNSが普及していなかったころ、ウチのHPのアメマスの写真を見てフィルム・コミッションの人たちが撮影場所を探しにやってきました。それなら任せて!と得意げに斜里川上流を案内しましたが、川の中州でエゾシカを食べている、血で顔が真っ赤になったオオカミのようなハスキー犬たちの野犬の群れに遭遇。威嚇してくる野犬たちに熊スプレーを向け(打ってもたぶん軽くかわされた)慌てず急いで退散したのですが、ヒグマに遭遇したときより焦りました。そんなこともあってか斜里川では撮影がされず映画のことも忘れていましたがステイホームの今、北海道を舞台にした映画をアマゾンプライムで検索していたら出てきたのです。綾瀬はるかが演技も若け~と思ったり、イトウはそこでは釣れないっしょ?と突っ込みたくなったりしましたが基本的に素敵な映画でした。いつものように寒く、暗く、悲しく、つらいばかりじゃないし・・また中谷美紀がつらそうにしているシーンは小清水と清里の境あたりから斜里岳を見た身近な風景でした!ただ今までの多くの映画もドラマもまだ北海道の自然の素晴らしさを十分に表現できていないのが残念でもあり「俺たちもっといいところ知ってるよ」とも思ったりしています。この映画も小説が原作ですが、まずは美しい小説が出てくることを期待しております。誰か書いて。