本の写真は貸してしまったのでWebからの画像で失礼します。
写真家でもある星野道夫さん、残念ながらカムチャツカでヒグマに襲われ亡くなってしまいましたが、この方の感性は情報に囲まれる生活をする時代以前に人々が感じていたであろう懐かしい感覚、想いを感じます。どの本も、写真集も素晴らしいのですが、冬に知床へ来られるなら是非この一冊から読んでみてください。ワタリガラスの伝説を追う舞台はアラスカですが、そのワタリガラスが冬、遠くから知床にやってきます。ボクもスノーシューツアー中によく見つけ、一見普通のカラスだけどしゃがれたような声で鳴くこの鳥には不思議な魅力を感じていつも見入ってしまうのでした。