ようやくびっしり流氷の来た知床へ。
群馬のEさんの珍しいトラブル。なんとストックをスノーシューの隙間に突いて引っかかっています。これを連続でやってしまっていたので可笑しかったです。あんなところに差す人初めてみました(笑)(Eさんゴメンナサイ)
さすが知床。野生動物があちこちにいます。キツネもクンクンと餌探し。もこもこしていてずいぶんいい毛並みでした。
流氷の上空にはオオワシたちが餌探しか争いの様子。
地元清里町の山 エトンビ山。新雪のラッセルで辛そうだなぁ・・とおもいつつ行ってきました。
除雪最終地点に車をとめて道路を30分登ります。目をつむって歩いてみたらひどい千鳥足だわ・・ここは清里ストレートロード起点。さすがの風景。
森の中、たまにしかやらない自分写し。だってラッセル+登りが辛くって、きつくって・・
3つほどピークを超えて最後はこんな角度の斜面。雪崩に気をつけてスノーシューをうまく使わないと歩きづらい・・・
知床に流氷が押し寄せています。・・で、見晴らしのいいところに出ると・・なんで曇ってくるんだよ!斜里岳、知床連山、摩周岳なんか見えてたのに・・
一気に下って道へ。自分の足は長いんだなぁ~夕方のマジック!?
ザックに入れておいたポカリスエットが凍っていました。氷点下10℃。でも登りは大汗。下りはちょうどいい。着いてじっとしていたら極寒に気が付きました。
やはり家の窓から見える山に登るのはいいものです。
居間にある冷蔵庫にこの時期、直射日光が当たり、表面がとても熱くなってモーターが動きっぱなしになってしまっています。これは開業時からなんとかしなきゃと思っていたのですが、いいアイディアが浮かばず12年・・外は氷点下なのに室内は20℃。その中にある冷蔵庫で物を冷やす・・エコじゃないなぁ・・理想は外とパイプなどで冷蔵庫がつながっていて、温度センサーで冷気を出し入れするシャッターでもつければいいのでしょうが、すぐにはできないので仕方ない、遮光板を取り付けました。
ベニア板を切って、色を塗り、ドアにネジ止め。ドアや側面とは通気のためあえて隙間を開けました。これで少しは電気の無駄遣いは無くなるかな・・?いつかは理想のシステムを作ってみたいものです。
スノーシューツアーの下見を兼ねて根北峠から斜里岳へ向かう稜線を目指して行ってみました。
目指すのはたぶん左下のピーク。山頂までは時間的に行けないのでとにかく大展望のきく稜線を目指しました。
ひたすらエゾマツ、トドマツ、ダケカンバの原生林を少しづつ登っていきます。最初はラッセルがきつくてハアハアゼエゼエの大汗・・昨年同様途中で断念か・・
と小休止すると数日前のスキーの跡を発見。これをトレースするとスノーシューの沈み具合は半分になり”行ける”と前進。
進んで休んで・・進んで休んで・・
寒冷で湿度が高くきれいな大気の場所に生息する、樹木と共生するサルオガゼ。休憩時の安らぎ。
ジャケットを脱ぎ、インナーダウンを脱ぎ、手袋と耳あてを外しハチマキをしめて2時間ほど登ると急に大きな樹木がなくなり展望が開けました。
目指すピークはこの上か!?
ピーク着。最高の達成感。南斜里岳へ続く稜線。斜里岳主峰にもよく似ていました。オホーツクの沖合には流氷もうっすらと見え自分の中の流氷初日。やはり山は素晴らしい。
来た道と帰る道。たまにハイマツやダケカンバの上にかぶっている雪を踏抜き、転びそうになりながら一気に下る。登り2時間半、下り1時間半で到着。大満足の充実感。心の中に無限にリピートする風景がまた一つ焼き付きました。