流麗なカワサキ

神奈川Hさんがずっと乗っているという1983年型カワサキGPZ750R。KERKERの集合管の音が懐かしい!そしてゴツゴツした感じで売っていたカワサキがこのバイクで流れるようなデザインを採用したのがセンセーショナルでボクも欲しかったバイクの一つです。ツーリングシーズン到来。今年も皆さんの旅の相棒を見るのが楽しみです。

もはや戦い

ここ数日、涼しく虫が少ないので毎日少しづつ汗だくになって草刈り機を振り回したり草取りをしています。しかしスギナは根深く抜こうとすると上だけちぎれてすぐにまた生えてくるし、タンポポも根が垂直に地中深くまでのびれているうえ、開花前に刈っても倒れたのに花をつけて種を飛ばすし、イタドリは切っても切っても生えてきて2メートル以上になっちゃうし・・他にも強烈な雑草の生命力には脱帽。雑草魂とはよく言ったものです。これから夏の終わりごろまで何度かやらねばならない草刈り、ボクのように仕事の合間にやる草刈りは300坪ぐらいがいいところかもしれません。

春シーズン最後のトラウトフィッシング

そろそろ宿業とガイドと観光関係の仕事で休めなくなるため今日がこの春(初夏?)最後のトラウトフィッシングとなりそう。そのため昨日に続いて今日も午後ちょこっと行ってきました。だれもいない湖に立ちこみライズを探し狙い撃ちするとすぐに良型のアメマスがヒット。とてもパワフルな引きをしばらく堪能。でも次がなかなか釣れなかったのは魚がいないというよりスレてきたからのようでした。

昨日の54センチの力持ち。(写真より実際は太っています)

湖のあちこちでウグイが産卵行動をしており、岸際で時折バシャバシャとしぶきがあがります。足元でも産卵行動をしていました。ますますウグイが増えるのかな・・・

新しいロッドとパワフルな良型。フライを遠投して引っ張って掛けるのも、ライズをドライフライで狙い撃ちするのも、インジケーター(浮き)を流してアタリを楽しむのも全部楽しめたこのシーズンも終了。また湖の釣りが少し理解できた気がします。次の釣りはお盆明けのカラフトマス釣りになりそう。明日からも仕事も楽しみつつ夏を乗り切ろうと思います。

 

斜里岳を登る

登山口までの林道が開通し、今年も斜里岳夏山登山のシーズンがやってきました。ダブルストックとアイゼンを持ち、さあ雪面をサッと登るぞ!と歩き始めると雪がほとんど無い!6月初旬でこれだけ雪が解けてしまっているのはボクは初めてです。上二股の上までは2~3か所10メートルぐらい残っていましたが、例年何か所もできる危険なスノーブリッジもゼロ。先日登られた福岡のIさんにこの時期のスノーブリッジは危険ですよ~と伝えましたが、すみません、ここまで雪が無いとは想定外でした。

沢の水量も少なく、8月初旬ぐらいの感じでした。快適に登れた霊華の滝。

主な残雪はここ上二股の上100メートルぐらいと

馬の背の下50メートル、ここ馬の背稜線から上150メートルぐらい。ここ1~2週間ぐらいのうちに登る予定で雪の斜面の歩行が苦手な方は軽アイゼンがあったほうがいいかも、という程度です。上二股上の雪渓は踏み抜き注意。踏み抜いても最悪捻挫ぐらいですむと思いますが捻挫=遭難となります・・右の頂が山頂。

知床連山、オホーツク海、国後島がくっきり見えました。

もちろん摩周湖、屈斜路湖、大雪の山々、野付半島までの大展望。風にあたっていると少し寒いぐらいの最高の気象条件でした。

すぐ近くでキレイな声でさえずっていた地味な色のやつ。ミソサザイのよう。いつもは渓流でチッチッと地鳴きしているのにこんなにキレイな声でさえずるんだ~。

高山植物の花の見ごろにはちょっと早いけど山頂近くではキバナシャクナゲが疲れをいやしてくれます。

まだ登山者は少なく、山頂は同行の隣のYさんとボクだけ。眼下の畑作地帯とオホーツク海も見事でした。

よ~く見ると我が家とY邸が見えます。自分ちの裏山が斜里岳という贅沢。

熊見峠へ向かう道から見る風景。なぜかここからの山容にいつも心うたれます。(山頂は真ん中のピーク)

最後の花見。チシマザクラ。

あんなに荒れていた熊見峠からの下りの急斜面がそこに落ちていた倒木や石で見事に自然に整備されています。ホント素晴らしい!関わったYさんOさんはじめ皆さんにはホント頭の下がります。

心地よい、をかなり超えた疲労とともに無事下山。清岳荘では管理人さんたちが小屋開きに備えて掃除中。ここはテントウムシの集まる場所なので除去が大変そうでした。

 

 

原始の中で釣りをする

5月下旬~6月初旬は新緑がとてもキレイで涼しく虫も少なくどこも空いていてハイキング、湖の釣りなど特におすすめの季節。旅好きの方々、仕事の都合がつけば是非おいでください。この森ではキツツキたちがコンコンと、シカがカサカサと、キツネがトコトコと、セミがジージーと生活の音をたたています。そして水の中、水面、空中でも生物たちの営みが盛ん。

モンカゲロウが水中からぱっと羽化し現れ、羽を乾かし飛び立っていきます。

そんな虫たちをシュポシュポ吸い込んでいたアメマスを発見、羽化直前の虫を模したフライで狙い撃ちして釣ったハイパワーのアメマス。この時期の元気な魚は針にかかったときにぐるぐる体を回転させてサクラマスのように抵抗します。

場所を変えて今度はワカサギが多く接岸しているところでそのワカサギを追っているアメマス、サクラマスをM名人がゲット。素晴らしいコンディション、お手玉後そのままリリース。

名人のバッグを興味深々で眺めるキタキツネ。岸沿いにはワカサギやウグイが群れており、それを狙ってよく出没します。いいところに住んでいるね。

屈斜路湖中島の向うに斜里岳。さて明日登ります!

 

 

魂入りました!

今日も32℃まで上がりましたが昨日の熱風地獄の後では涼しく感じます。午後から湖へ向かうとイタヤカエデの新緑の色がまだ薄めの緑で見事な若々しさ。あの葉っぱのようになりたいものです。

あまりの暑さに半袖にゴム引きのウェダーで釣りあげるM名人。

ボクのNEWロッドにも魂が入りました!(新しい竿で初めて釣ったこと)このアメマスは40センチ弱と小ぶりですがよく太っていてニジマスのようにパワフル。そして遠くでライズしていたのをドライフライで狙い撃ちして釣ったので嬉しさ倍増です。この前後にもポツポツ釣れて計4匹。今日は虫を食べていたのかフライフィッシングがルアーより良かったようです。

斜里岳と流れ星

カメラに詳しい京都のMさんがキャノンパワーショットの星空モードで撮影。これだけいいタイミングとアングルでの斜里岳と流れ星撮影はさすが。コンデジでも撮影モードのある上位機種で腕(運が90%、奇跡が10%で機材と腕はそれぞれどこまでマイナス分を減らせるか・・Mさん談)があればこんな写真もとれるのですね。

そして今日は猛暑日・・先程から少し下がって34度台になりましたが、暑さに対応できなくなった北海道人の私にはきついものがあります。風も強めに吹いているのですが熱風・・ただ地中の温度はまだかなり低いので1階のお客さんの寝室はそれほど暑くならず夜は12~13℃に下がったりするのでまだ布団は夏用には換えられません。北海道は気温の乱高下が多く服装なども難しいのが特徴です。旅の方はどんなに暑くても薄手のジャケットはあった方が安心でしょう。

緑濃く

暖かい日が続き大地も暖まってきたのでしょう、この数日で畑の小麦がスイッチが入ったように成長し森の樹々の葉っぱが一斉に開き緑になりました。そして斜里岳の沢の残雪も急に減ってきてひと月後の山開きまでには解けるかな・・?という感じです。見て感じ取れるこの劇的な四季の変化が北海道らしさでもあります。

掃除の後の喜び

一昨日までの嵐の土ぼこりで悲惨な屋内を昨日の客室に続いて今日も丸一日掃除・・まず風除室(内玄関と外玄関の間の小部屋、冬の暖房の暖気を逃がさないためにある)のものをすべて外に出し掃除機と雑巾がけ、次にすべての窓を室内側、屋外側共にスポンジとワイパーできれいにし(2階の外側をやるためハシゴに登るのが危険を伴う)居間の掃除を高いところから低いところへ順にやっていきます。これに役立つのがコードレスクリーナー。1年で髪の毛をやっと吸うぐらいの吸引力になってしまったダイソンではダメな部分はマキタでなんとかしていきます。そして宅配便が来ました・・

2~3か月かかると言っていた修理に出したロッドがなんと新品で帰ってきました!当時の保証書(20年以上前)の取り扱いについての輸入代理店とのやり取りでひと悶着あったけど、生涯保証のうたい文句はホントだったと見直しました。ビックリするほど高いのは送料で往復約8,000円。2本継ぎの長物だから仕方ないけどあまりに高すぎ・・だから最近は4本継ぎとかの仕舞いこみが短いものばかりなんだ・・負担金と合わせて18,000円ほど・・これならちょっとした新品のロッドが買えることを思うと、嬉しさ半減ですが、このロッド、アクションがとても気に入っているのでたぶん一生使うでしょう。これからもよろしく!

ブラウンアウト

裏摩周展望台はやはり高いところ、今日の爆風を見事に受けていて樹々の風切り音が怖いほどでした。

そんな風でもここ神の子池は森に囲まれたくぼ地だけあって静かで水面の波立っていません。

問題は我が家もある畑作地帯。まだ葉の出ていないジャガイモ、ビートの畑は土が飛び町中がブラウンになり薄暗くなっています。作物は土と一緒に植えたものも飛んでしまう風害が発生しているでしょう。車は点灯して運転。

運転中の状況。この数秒後にはホント目の前も見えなくなる猛吹雪のときのホワイトアウトとおなじ状況に!(茶色だからブラウンアウト)走っていると前の車にぶつかりそうだし、停まっていると後ろから追突されそうだし・・最徐行か止まるしかありませんが焦ります。

帰宅すると家中がほこりまみれに・・・(泣)今日のような爆風+ほこりのときは数年に一度あり、新築のときから何度もこういう目にあったのでサッシも自分でコーキングして隙間をふさいでいます・・それでもこんな感じ・・(涙)汎用品のサッシの気密性なんてこの程度です。家は高気密高断熱で作っても完璧なんてありませんし、もしホントに気密性が完璧なら窒息や中毒など危険度も増すでしょう。と、いうことで明日は雨の予報。まずは大掃除。観光の方には申し訳ないですが恵の雨を期待しています。