荒天予報

一昨日の天気予報から明日はひどい暴風雪になる、というニュ盛んに流れています。でも今日の昼過ぎまでは風もなく穏やかな晴天。ただ気温が0℃ととても高いのが怪しい兆し。今日のうちに外に出る用事を済ませ、室内でもできる魚の加工や床の塗装など室の段取りを進めます。

午後3時。斜里岳は南からの雲に隠れ暖かく湿った風が吹いてきました。

午後4時ごろ、斜里に抜ける町道は”いちおう”通行止めに。この道路は風雪が強くなると地形的にすぐに吹き溜まりができ2WDの車はよく立ち往生していたので(特に昔のFFのプリウス)、明日はひどく荒れるという予報の場合は前もって道路を締めるのです。動けなくなった車の人は目の前のウチに皆、助けを求めてきて暴風雪の中、救出が大変だったので早いうちに道路止めてくれ、と道路管理者にお願いしたのです。(一日3回救助したことあり)さて今は午後11時、気温0℃、湿った雪のそこそこの吹雪になってきました。明日は最大瞬間風速が30メートルになるとか・・周りに何もないここでは風だけはいやなものです。

連日の吹雪

昨日、今日と北西の強風が吹き荒れていて吹雪、地吹雪の波状攻撃を食らっています。宿から斜里方面に向かう道は”基本的”に通行止めで左側だけゲート設置しています。しかしそこは自己判断、自己責任の北海道人。「このぐらいならなんとかなるべ」という顔で何台も入っていきます。たしかに道路を半分ぐらい吹き溜まりがふさいでいてボケッと運転していると突っ込んで出られなくなりますが皆さん慣れたもの。こういう「一応通行止めにするけど、自宅に帰るとか、もしどうしても行くなら自己責任でね・」的な規制、好きです。

さっそく食材調達

斜里岳山頂付近に雲が残る初日の出。気温は低いもののいい天気になりました。

地元のオオワシ・オジロワシのなる木の周辺のワシの数は5年前の5分の1ぐらい。毎年確実にサケの遡上が減っているのでやって来るワシの数も(もしかしたら生息数も)急減しています。

近くの沢に食材調達。唐揚げサイズのヤマメ、オショロコマ、アメマスが体が冷え切るぐらいの時間で十分に釣れました。

昨日は北見のM名人、網走S嬢とサロマ湖流入河川の氷上チカ、キュウリウオ釣りへちょっと遠征。国道下はほとんど釣れていなくてあきらめムードだったけど、地元のおっちゃんが釣れている場所を教えてくれて移動。穴を開けてテントを張りサビキ仕掛けを上下させます。水深は国道下より深くて2.5mぐらい。

小さいアタリを合わせるとさっそく程よくチカ、キュウリウオが釣れてきました。真昼間なので魚たちの食欲があまりないようで、仕掛けを上下に誘って止めてを10回ぐらいやって横に動いたり食い上げたりするアタリがいつもより多かったです。ちょっと見づらいけど立派な牙を持ったキュウリウオ。引きもちょっとドンくさい感じだけど意外と獰猛なのでしょう。

おっちゃんのおかげで3時間ほどでキュウリ約60、チカ約30の90匹ほどの釣果。ありがとうおっちゃん!ホントにキュウリの匂いがする魚だけどみりん干しにすると甘味が出てとても美味です。キュウリウオの最大は28センチ!そんなに良く引く魚ではないけど足元の20センチ足らずの穴から抜き上げる時の重量感は病みつきになります。

YouTubeで80~90年代の洋楽、邦楽を聞きながらハラワタを丁寧に出します。(これが一番大変・・)キュウリオウの胃には小魚がけっこう入っていたからその気になればルアーでも釣れそう。(たぶん面倒でやらない・・)みりん、醤油、酒と砂糖の漬け汁に丸一日ぐらい漬けてから寒風の下、3日ぐらい干します。しっかし道路脇の川で美味しい魚がこんなに簡単に釣れるなんてやっぱり北海道すげぇー!!

有終の美

今日が年内最後の晴天かも・ということで湖へ。白くなった畑に少ないエサを求めて鹿が出ていました。

まだ積雪は少ないので林道は普通に通れました。気温は氷点下1℃。

朝は氷点下15℃ぐらいのときもあり、こんなしぶき氷もあちこちに出来ていました。水温も数日前に比べて一気に下がった感じです。

寒さ対策も兼ねて林道をしばらく歩きながらルアーを投げるも結局出発点の車の前で来た50センチほどのオスのイケメンアメマス。少し深いところを回遊しているようで下から抜く感じのやり取り。いいファイトをしてくれました。

フライに換えて待ちの釣り。しばらくするときたっ!・・30センチのウグイ君でした。君たちまだいるんだね・・しかしウグイ君が釣れた後にトラウトが来ることが多いので再び水流と波によるフライの動きを考え、かけあがりの底付近に流します。

夕方薄暗くなり始めたころにやってきたM名人。10投もしないうちにアメマスを上げていました。さすが!

アタリに合わせると、最初はかな~り重く、かつ突っ走りリールが逆転して糸がどんどん出ていきます。これはデカい!大アメマスか?サクラか?倒木に入り込まれそうになり、こらえていなして「バレないでぇ~切れないでぇ~」と叫びつつ、ランディングしようとすると走られてを何度も繰り返しようやくゲット。やったぁ!!56センチのニジマス。この先は天気も良くなさそうだし気温も低い予報なのでこれが今シーズン最後のトラウトフィッシングかも。ということで有終の美を飾れました。今シーズンは海も湖も魚がすっかり減ってしまった感があるけど、新年は氷上穴釣りから。楽しみです。

川が・・

気温は低くて道路は真っ白のアイスバーンだけど天気がいいので大アメマス狙いで女満別へ行きました。が・・分厚く氷結していて今季終了・・・

水音一つしなくなった川岸ではアカゲラが木をたたく音だけが響いていました。

せっかく来たので網走港へ。相変わらずワカサギ掬いのおっちゃんたちでにぎわっています。ボクはチカ狙いで1時間ほど竿を出しましたが全く釣れず地元の学生らしき釣り人も今年の網走はどの魚も釣れない、いないと言っていました。能取湖もホント魚いなくなったし、これほど急激にどこの魚も減っているのは温暖化だけじゃないでしょう。毒かな?いつもながら不安です。

冬が来ました

一昨日までは雪も無かったのに昨日から雪が降り始め午前中までこの冬初の吹雪でした。

積もったのは15センチぐらいだけど昼でも北西の風が強く、最高気温も氷点下5℃で極寒。万全の装備で玄関前や駐車場入り口の雪かきや片付け。

日没間際、斜里岳も顔を出し紫の夕映えに。吹雪は寒いし車の運転は危ないし除雪は面倒だけど後の風景はいつも期待どおりの素晴らしい!冬本番を実感です。

マリモ?発見!?

朝晩はすっかり氷点下となったけど昼前後はまだ暖かく普通に釣りもできるので昨日は屈斜路湖へ向かいました。朝晩用事を済ませて昼の3時間ぐらいだけ釣りに行く感じです。近所の管理釣り場のようかな・贅沢。

平日で真冬ということもあり人気の釣り場も誰もいません。ルアーのラインも氷結に弱いPEからナイロンに交換しあっちこっち投げ続け1時間後、ようやく若々しいアメマスがヒット。

葉が落ち、明るくなった森にアカゲラやクマゲラの声が響き渡っています。

ハクチョウもずいぶんやってきました。

湖岸で発見したのはマリモ!?阿寒湖のものより茶色だったけど・・

水中に漂っているものもありました。きっとマリモでしょう。ちょうどいい波があれば意外にあちこちでもできる、と聞いたことがあります。

フライに換えて沈めて誘って一匹。そして波が立ち始めてもう一匹。魚はある程度の群れで定期的に回遊してくるけどスレていてルアーへの反応は特に厳しいような感じでした。

日没は15時半。今日はルアーでもフライでも「釣れた」感があって満足。そろそろ吹雪がやってきそうだけど湖が氷結するか林道が雪で通れなくなるまではやってみようと思います。

早々に出陣

今年はちょっとヤバイんじゃないかというくらい暖かい!昼間は7℃ほどあり風も弱く暖かい日差しがあり関東とあまり変わらないような・・昨晩長旅から帰ったばかりだけど、ぐっすり寝て気力体力回復でさっそく湖へ。明日から冬の天気になるという予報もあるし・・

10メートルぐらいづつポイントを移動しながらルアーを3時間投げ続けるも一切反応なし・・ウグイもきません。日曜日ということもあり釣り人もいっぱい(といっても50mに一人ぐらい)後ろではキツツキが木をたたき、真っ黒なミンクが走り回っています。こいつが湖で魚を追い回していたから釣れないのか・・?

フライに換えてまもなく釣れたエゾウグイ君。30センチほどありよく走ったし、やっと魚が釣れたのでなんだかホッとしました。

そして15時ごろ、薄暗くなってきて皆さん帰宅し静かになってまもなく、まだ痩せ気味だけど40センチほどのアメマスをゲット!引きですぐにアメマスだとわかりました。その後もすぐに同サイズを追加。あれだけ釣れなかったのにいきなり連続で釣れるっていうことは、スレていたのか夕方岸よりしたのかのどちらか、あるいは両方でしょう。今日は丸坊主だと思っていたので終盤の連続ヒットには大満足。まだねばれば何匹か釣れそうだったけど薄暗く原生林の広がる湖にただ一人、なんかクマちゃんが出そうな予感がしたので帰路に。明日から冬の天気となり日中でもガイドの凍る日になりそうですがまた仕事の合間に行ってみようとおもいます。

本州を楽しむ

しばらく本州に行っていましたが釣りは必須。神奈川のY氏とN氏の釣りキチ2人に案内してもらいまずは芦ノ湖で船でワカサギ釣り。水深20メートル以上の深場を釣るのは初めてでルアーロッドでしっかり沈めて誘い食わせます。素晴らしかったのはY氏が借りてきてくれた魚探。初めて見ましたがいい働きをしてくれました。これって船のこの釣りで一回使ったら止められないかも・・

2人ともほぼ途切れなく釣り、ボクはルアーも投げたけどバスやトラウトは不発。深い場所での釣りは奥も深そうです。芦ノ湖は富士山も見えて気持ちのいい場所。一級の観光地らしく大きな観光船が頻繁に通ったけど乗客に手を振ったりして楽しみました。

雨の日をまたいで次は神奈川の管理釣り場リバースポット早戸での釣り。川の水がクリアで魚が良く見えるのが楽しい。環境も抜群で足元も良く安全で家族釣れにもいい場所でした。

ここではブルックトラウトが多く放されていていかにも美味しそう。旅先のためリリースしましたが、そのうち持って帰って食べたいと思います。

関東を出発し車で北上。高速道路でのガソリンの値段にビックリ!一般道のスタンドでの価格も高くて溜息が出るけど、その価格プラス20~25円では鼻血も出ません・・

そしてゆっくり見たかった山形県鶴岡市の加茂水族館へ。クラゲ水族館として有名なところで展示の美しさは別格です。これは大水槽の水流で回転するクラゲがエサを食べるところを見て癒されている女将さん。

いくつもの小さめの水槽にも様々な種類のクラゲが芸術品のようにライトアップされています。遠くてもここは行く価値あり!

写真撮影禁止だから写っていないけど、岩手県平泉の中尊寺(金色堂)、毛越寺もゆっくり見てきました。武家社会があまりなかった北海道ではこういった寺社の文化遺産を見られるところが少ないのです。

そして陸前高田市の奇跡の一本松。たしか以前、道の駅だったところがすごく立派な津波伝承館になっていたけど、周りの更地になったところのあちこちに「売地」の看板が出ていたところが深い意味がありそう。

東北も見どころが多く何度行っても見足りないけど、今回はこのぐらいにして北上。鳥海山、岩手山、そしてこの岩木山がとても綺麗でした。なかなか登るのに良い時期には行けないけどまた気楽な旅に出たいと思います。

 

嵐の後に

発達した低気圧の影響で一晩中風が吹き荒れ、家の周りに降り積もっていた落ち葉が吹き飛ばされて綺麗になりました。シラカバの葉っぱもほとんど落ちたけど面倒なのはこの木は細い枝がよく折れるので強風が吹く度に敷地内の片付けです。午後は急に無風となり天気も回復。収穫が終わり運ばれるのを待つてん菜の向うに2重の虹が出ました。収穫が終わり畑から作物が無くなると晩秋を感じます。