宿のような少し大きい建物をきちんと維持するのは手間がかかります。資金が潤沢にあれば電話一本で大工さんでも設備屋さんでもペンキ屋さんでも呼べるし世話になった親方たちに発注したいのですが、ウチのような北国の観光地ではない場所にある個人の宿ではそうもいかずできるものは自分でやらねばなりません。しかしこれを何年かやっていると”やらねば”というより”やりたい”となってきます。不具合を見て対策を考え、余った材料を切ったり削ったり塗ったりして完成したときの達成感がいいのです。今日は1,2号室の暖房の通風孔の掃除と修理、ベッドの足が当たる部分を板張りに変更。
大工仕事をするための電動工具の中で一番の相棒はこのスライド丸ノコでしょうか。あと普通の丸ノコとインパクトドライバー。とりあえずこの3つがあれば月曜大工レベルの造作はなんとかなります。やはり物を作ることは楽しいですね。