忍耐

氷点下の北風+雪+水温4℃。段々と出なくなるラインの氷を剥がしつつ忍耐の釣り。最初に知床K氏がチビヤマメを上げてから2時間、体も冷え切りなんの音沙汰もなくモチベーションが限界に来た頃に・・

K氏の悲鳴ともつかない声が・・ドラッグをかなり締めていたらしく大物の引きでロッドがのされてラインブレイクしそうになっていましたがなんとかしのいでキャッチ。

タラのような体高の見事なニジマス51センチ!

見ているボクもビックリ!「やっぱりいるんだね!」

1時間後、そろそろ寒くて限界、というころに

ちょっと細身だけどオスのアメマス43センチをゲット。そして急にウグイ5連発。今日は一人だったら2時間ぐらいで降参していたところだけど2人だったので忍耐が続きました。その結果満足の一匹、報われた~。明日から急に暖かくなる予報。そろそろ水生昆虫たちも羽化し出していい釣りができることを願っています。

作るのは楽しい

使用済みの濡れた毛バリをくっつけておくフライパッチ。市販品はどうも気に入ったやつがなくて前回も同じようなものを作って使っていたけど、いつのまにか紛失していまったので再作成。今までは安全ピンでベストに刺す、という固定観念があったけど、考えてみたらまず外すことはないことに気がつき、それならばと小型のルアーケースにドリルで穴を開けて強い糸で直接ベストに結ぶことにしました。

こんな感じ。ポケットの中で結びました。20年前から使っているフライべストのパッチ取り付け部は穴だらけなので布を接着剤で貼り付けて補強。中のフォームは毛ばりが刺しやすいように間引きして完成。簡単で安価でうまくいきました。満足!明日使おう!

ねばりの初物

今日は朝からシステム理解不可能なGOTOトラブルの申請し直しで出鼻をくじかれた感じでだったけど、床の塗装で心を鎮め午後から湖へ。一昨日の状況ではまだダメだろう、と先行者の知床未知案内E氏に聞くとウグイとチビアメが釣れているとのこと!ウグイ君でもなんでも丸坊主でなければいいのです。ライズも発見。沿岸の氷もすっかり消えてカワゲラやユスリカもけっこう出ています。しかしフライも沈めるタイプだと見切られてなかなか釣れません。ドライフライに変えるとポツポツと来ました久しぶりの引き。ウグイ君といえど30センチほどあるのでなかなかです。しかしこの後は1時間以上釣れず、やっぱり大きいトラウトはまだ浅いところには来ないのかな、とほぼあきらめて無心でルアーを投げていたところ・・

来ました!初物53センチの腹の出たアメマス。低水温のせいか暴れるというより重いという引き。ネットですくった後もねばり強く暴れてこの写真を撮るのも一苦労。しかし3日目にしてやっと釣れた初物。昨年3月、湖面が開けたと同時に釣れ出したときとはまた違った状況になるかも。やっぱり自然はアナログで面白い!

幸先ボウズ

午前中、仕事して午後は釣りのパターンが始まりました。今日は女子トイレの床塗り直し。無垢の板は傷つきやすいけど塗装が剥げたり汚れたら削って塗ればいいのが利点。木の温かみもあります。そしてさすがに20年も経つと足の位置の床の塗装がすっかり剥げています。

サンダー(自動紙やすり機)で粉だらけになりながらある程度古い塗装を落としてから塗装。このために少し取っておいたオスモカラーフロアークリアー。ちょっと高すぎない?というような値段の塗料だけどやっぱり仕上がりは最高です。

午後はM名人との第一戦。20mぐらい割れた氷をかき分けると釣りのできる沖までいけました。ここでねばり。ひたすらねばり。・・でも全く釣れませんでした。まだ魚は寄ってきていない様子。あと1週間ぐらいしたら本番のような気がします。

買ってみた

ラインの重さで投げるフライフィッシングにおいて一番の要であるライン。今までほとんどをアメリカのものを使っていたけど、これがめちゃ高い!ボクのように高頻度で使っていると2年ぐらいしたらひび割れしてダメになるのに1万円前後するのです。品質はたしかにいいと思うけどどう考えて製造原価は数十分の一。あまりの高さに疑問を感じ、今回はアマゾンで4500円(高くてもこれぐらいが適性だと思う)の日本のメーカーのものを買ってみました。いくつかの小さい会社はさらに安い中国製の激安ライン(1500円~2500円ぐらい)を出しているのでそのうち使ってみますが、道具の高さもフライフィッシングの衰退の一因となっているので激安品も応援したいと思います。フライフィッシングって最初は糸が絡んだり、うまく投げられなかったりと面倒だけど奥が深く、最高に面白い釣り。アウトドア好きにはイチオシの遊びです。

きよさとSTYLE発刊!!

この冬、地元の有志が集まり、町の助成金を活用して「きよさとを紹介するフリーペーパーを作ろう!」ということになりチャレンジしてみました。清里といえば神の子池やさくらの滝といった水辺。そんな見どころを「水」をテーマに深掘り。例えば「神の子池はなぜ青い?」といった、訪れた人が疑問に思うことを”ガイドがツアー参加者に伝えるように”編集したものです。コロナ禍とはいえ流氷シーズンで多忙な日々の合間を利用して申請から執筆、編集、校正まで皆で一気に仕上げた力作。東北海道が好きな方や地元の方にも是非見てほしいと思います。近隣のホテルや道の駅などで配布しますが、きよさと観光協会のWebでもみられるようになりましたので是非ごらんください。
https://www.kiyosatokankou.com/files/kiyosato-style.pdf

地元の有志です!

それと連続して・・

書店で取り扱っている「北海道生活4~5月号」に私と当宿を載せてもらいました。

北海道に来て22年、清里で宿を始めてもう20年になるので移住の記事とはいえ、「フレッシュじゃないボクでいいの?」と思いましたが、移住者の現実として「移住してきました!」と楽しそうに記事に載っても数年で出身地に帰ってしまう人も多く、そんな中では定住し商売もなんとかなっている・?いい例かな、と思いありがたく取材を受けました。移住や田舎暮らしについては真実と現実が裏に隠れている部分が多くあるのでそれをきちんと伝えていかねばならないな!と面と向かって話せる方には話していますが、批判やマイナス思考にならないように克服の仕方も伝えながら負の側面を伝えることは難しいものです。実際にそのことをある会の檀上で話させてもらったら次からその仕事の話は来なくなったし、宿のWebにある移住記などを見て批判する人もいます。でも確実に言えることは気を付けなきゃならないこと、知っておかねばならないことの心構えと理解ができていれば、あるいは乗り越える、気にしないことができる人には「北海道の田舎ってホント素晴らしい!」ということ。自然の中の一部である自分が生きている実感があるっていうか、そんな感じです。今シーズンも北海道暮らしをお伝えしたいとおもうので移住を検討されている方は是非泊まりにきてください。

氷遊び

今日こそは氷も解けているだろう・・と良い方に解釈して湖へ。到着すると・・一昨日とあんまり変わってないじゃん・・岸から10~20mぐらい解けているぐらい・・でも悔しいのと風で徐々に流されて行っているので、あちこち歩きながらルアーを投げ続けました。

大型のクマゲラのつがいが目の前に現れたのに、こういう時に限ってカメラを持っていない(涙)スマホで最大まで拡大して撮っても・・こんなもんです。

車までコンデジを取りに行ったものの当然クマゲラさんは行ってしまいました。しかたないので一般人的なアカゲラさんを撮影。

結局いくらルアーを投げても生体反応一つありませんでした。考えてみたら過去も氷のあるうちはボウズだったので出てこないのでしょう。エサの水生昆虫も羽化できないし・・で、氷を割って遊ぶことにしました、結晶化しつつ凍っていった経歴があり岩の柱状節理のように棒状にガラスが割れるように砕けていきます。少しでも早く氷が解けないかなと次々に割ってみるけど、あまりの広大さに笑えるぐらい焼け石に水・・毎度のことながら凍っていてもつい行っちゃうけどやっぱり釣れませんね。明後日も行こうと思ったけど完全に氷が無くなる来週までは自粛しようかな。

 

春霞?

今日は16℃。部屋の中は暖房無しでも25℃となり半袖で過ごしました。春だなぁ~。こんな日は掃除に整理整頓、それに水道管やボイラーなどの凍結防止のため水を落としていた別棟の水回りを復活。もう凍結はしないでしょう。外は一面の春霞のようにモヤが出た状態。急な温度上昇で雪解けが一気に進み飽和状態の大地の水分が蒸発してかすんでいるようですがそれにプラスして黄砂もきているよう。明日は釣りかな。

あと数日か・

まだ全面氷結しているのはわかっているけど、とりあえず様子を見に湖へ行ってみることに。車で走り出すと我が家の近くでオオワシが飛んでいました。彼らもそろそろ北へ帰り始めているはず。これが今シーズン最後の姿かも・・

一番人気のオサッペ川河口は流れ込みの部分で氷のはざまにようやく一人だけがルアーやフライをやっと流せるぐらいしか氷は開いていませんでした。すでに頑張っている先行者がいたのでここは見ただけ。おまけに氷が厚くまだ乗っても割れないほどです。(危ないので乗らないでね・・)

そして温泉の湧いている岸は・・なんとか岸から10~15メートルぐらいは氷が無く、ルアー、フライの両刀使いで氷際を攻めてねばってみたけど生体反応まるでなし。でも氷は薄く表面に水もたまっていてこの辺はあと1週間も暖かい日が続けば氷は無くなりそうです。早く思いっきり投げたいな。

 

春の雪化粧

窓から樹々の先をみるとどれもピカピカと光っていました。昨晩雪と共に降っていたの水蒸気が凍り付いたよう。

斜里岳もしっかり再び雪化粧。

午後はほぼ快晴。このあと空には段々と水蒸気が満ちてきて曇り、南風が強くなってきたので明日の後半ぐらいから春の嵐になるかもしれません。