感染防止対策を一気に進めようと日々奮闘?していますが、まず、消毒液やマスクなどがなかなか見つからない!ぼったくり品ならNetでも店頭でもありますが、そんなの買いたくないのであちこちの店で探したり、いただいたりと少しづつ集めています。まずはアルコール消毒液とペーペータオル、ご希望の方には100円で使い捨てスリッパも導入しました。洗面所のコップは何年も前から紙の使い捨てを導入しているのでOK。他にも食事の出し方の変更やソーシャルディスタンスのためのテーブルの配置換え、テーブル上の仕切り板などを考えて部材を発注と、できることからやっていきます。私らのような個人旅行者のための宿の大きな楽しさは他の旅人の方や私たちとの会話や情報交換といったことにあるので、その楽しい部分を失わないように配慮しつつ感染防止対策をやっていきたいと思います。
我が町の技術!
木は朽ちてこそ
少し高いバイク置き場に出入りしやすいようにと、余っていた木材を斜めに埋めたところが何年か経ちボロボロになってきたので埋め替えです。
木材を土壌に直置きだから数年しかもたないだろうと思っていたけど取り外してみるとはやり下半分は見事に腐り、虫や微生物によって土に帰りつつありました。
原生林を歩く自然ガイドのときに倒木の輪廻をお伝えすることもあるのだけど、こんな工業製品の材木でも確実に朽ちていくのはさすが天然素材と自然の力。自然界では朽ちるというのは次の命に形が変わって行くことなのですね。この腐りかけの木材、力のかからない場所の土留めなどに使って完全に土に帰してあげたくなりました。
解体した材料で作っておいた板を置いていくのですが、地面が砂利と小石でボコボコなのとキレイな砂があまりないので平らにするのが大変。駐車場の砂利を入れる前、砂を入れたことを思い出し、ほじくり返した砂で平面を作りました。砂で平らな面を作るのは意外にうまくいきます。子供のころの砂遊びの成果か・・?でも土木作業も道具と資材だねぇ~と実感。
わざと隙間を開けてそこに砂を詰めていきます。
より馴染ませようと水をかけたら・・板で時間をかけて隙間にぎゅうぎゅうに詰めた砂が一気にしみ込んでいきました・・・??どうやら板の下面に残っていた隙間に流れ込んでいった様子。インターロッキングってどうやっていたっけな・?そして残った砂を板の上に撒いて終了。今夜の雨がうまく隙間に運んでくれることを願います。
花の季節と外道の季節
釣り場の手前、小清水原生花園は今年も見頃がやってきました。エゾカンゾウ(エゾキスゲ)が朝は3分咲き、帰りは5分咲きになっていました。
エゾスカシユリも3部かな・咲き始めは「これから!」という生命感をみなぎらせています。
何の気なしにしょっちゅう通っているけどここの景色って、知床から斜里岳、藻琴山にとうふつ湖もぐるっと見渡せてかなり素晴らしいのです。
ハマナスもいい匂いを漂わせていました。
この青空の下、釣り人は女将、網走S嬢、M名人。北海道のソーシャルディスタンス。
しかし目指すサクラマスはウンともスンとも・・波も高くなり港へ退避、というかひたすら投げ続けているとモチベーションが保てないのです・・。港では隣の家族がザブトンサイズの巨大な黒ガレイを上げているよこで(かなりうらやましい)、親指サイズのガヤ(エゾメバル)をやっとゲット・・でもなんか港より浜のほうが魚が多そう・・
ということで再び波に負けずに浜へ。全員ウェダー装着!
カレイは2つ釣れたけど、本日の名場面(珍場面)はS嬢の釣ったサヨリ!!調べたらオホーツク海にもいるそうです。でも初めて見ました・・(新潟にいるときボクはサヨリ釣りが得意だったのでサヨリストと呼ばれていました・・余談)エサは人工イソメ。なぜかブルーベリーの匂いを付けてあるのです。でも釣れる。サクラマスってなかなか動向がつかめません。まれに跳ねているからいるのは間違いないのだけど釣れません。このまま、負けたままで今シーズンは終了かな・・
塗りまくり
今日は昨日よりは涼しく、そのためか嫌なブヨなどがあまり出ずに塗装日和。まず別棟の斜里岳側の壁から。写真では見えづらいけど一つ目の失敗・・上部の外壁の横板2枚分を残して塗料が無くなった・・ちょっと高いキシラデコールというやつだからこのご時世では追加購入はできずに来年まで延期・・まあよく見ないと今のところはわからないからいいか・・
2つ目の失敗・・マスキングテープを2週間ほどは貼りっぱなしにしておいたら粘着剤の部分だけが残ってはがれない(泣)・・シンナーをつけてこすってもドライバーでちょっとづつ削ってもきれいに取れません・・あきらめ。教訓、マスキングテープはすぐにはがしましょう。
洗面台の塗装。シミが取れないところがあるので、在庫していたオスモカラーウッドワックスで色付けし同じくオスモのフロアクリアーで仕上げ塗り。こちらはほぼ満足の仕上がり。
シミや傷が少しついてきた小さいお盆もオスモカラーフロアクリアーで。今回はエクスプレスという早く乾くやつを買ってみました。完全無害をうたうドイツ製のこの塗料はスゲー高いので悩んだけど、持ちもよく木材の質感も良い感じになるので良いものだと思います。でも高いなぁ・・
今年の雑草魂
今日も30℃を超え、湿度も高く2階は暑くて1階に避難して事務仕事。温度が伝わるのが遅い地中はまだ冷えているので地熱を利用する構造のウチは1階はとても涼しいのです。(今のところ・・)しかし雑草は凄い!宿を休業してしばらく経ち、車の出入りも足で踏まれることも少ないので伸び方と密度が凄まじい!1週間前にしっかり草刈り機で刈ったここもすでにこんなに雑草畑だし、ちょん切ったタンポポは根が無くてもさっさと種を付けて飛ばしている脅威の生命力!人間がジッとしているのを見逃さずに、待ってましたとばかりに成長しています。もうちょっとしたら2日がかりで刈ろうかな。
夕方、いつものやつだと思うけどハクセキレイが窓の前の屋根の上でしばらく虫を食べていました。でもなんかとても太っていて動きもノソノソしていて逃げないし変・・寒くて膨れているはずもないので、病気?それかもしかしてもうすぐ産卵?どうにか無事に命をつないでいってほしいものです。
夕方、斜里岳が南に雲を背負ってきて天気が悪くなる前兆。でも夜には風も止んだのでちょっと雨がパラつくぐらいですみそう。作物にとってはもう少し降ってほしいところでしょうが、北海道らしい爽やかな涼しい晴れが待ち遠しいです。
まがまがしい・?
道具だねぇ~
今日は霧雨、最高気温9℃と昨日から急降下。そのため今日は事務仕事と大工仕事。大工仕事のほうは中断していた洗面所の再塗装とコーキング。3回重ね塗りした塗装面の表面の1層目はヘラでうまくはがれたものの一緒に2層目が半端にはがれてしまいマダラ模様に・・ここまではがすのにも半日×2日、もうこの上から塗ろうとあきらめ、塗る前に表面を荒らしておこうと、電動サンダーでこすってみると・・!
キレイにはがれ大成功!(部屋中削りカスだらけになったけど・)蛇口に残った古いコーキングや汚れをドライバーやワイヤーブラシでこすり取り下準備完了。いつもながら大工仕事は道具の有無でできる範囲が大きく変わります。マキタのプロ用のサンダー、買ってよかった~。(そんなに高くないし)ようやく塗装にこぎつけます。
釣り漬け
朝はルアーで海のサクラマス、昼からは湖でフライフィッシングという釣り漬けの3日間。海も湖もとても気持ちいい場所なのだけど釣果ほうはちょっと苦戦。丸3日でも釣れたのは写真の魚だけです。ただし外道(目的以外の魚)のウグイ多数とイカナゴとカレイとエビ・?は除く。
朝のサクラマスは初日での一匹のみ。5月から始めた釣りなので腕がないのか、こんなものなのか・・2日目、3日目はひたすら投げ続けてもアタリすらなかったので心折れました・・難しいというより厳しい釣りです。
湖でひたすらウグイを釣っているとたま~にいい型のアメマスが!嬉しそうだなぁ~このおっさん。
小河川の流れ込み周辺には産卵も終盤と思われるワカサギが群れていました。でも今年は数が少ないような・・このフライも上の本物と同じように見えるはず・・
ワカサギフライにガンガンアタックしてくる奴、大ウグイ・・横から食いつくことが多いよう。痛めつけて弱らせてから飲み込む感じ・・
バシャバシャと岸のすぐ近くの浅瀬で派手にワカサギを追い回しているやつをようやくゲット。その捕食状態を見たときは「これはいただきだ!」と思うけどルアーでもフライでもいつも大苦戦します。
対岸に積乱雲が・・このあとだんだんと暗くなって雷が!湖に立ちこんでカーボンの釣り竿なんか立てていたら避雷針そのもの。一時車に避難。
意外と岸近くにいた57センチのアメマス。写真だと細くみえるなぁ・・実際はもっといい体格、美形でかなりパワフル。樹木の張り出している浅いところで掛けたので大ウグイだなと油断したら激しく突っ走りバッキングラインまで出されました。今年のアメマスレコードです。
リリース時、なんかキレイに撮れました。嬉しかったなぁ・
モンカゲロウが少し出ていましたがドライフライに反応するのはウグイばかり。トラウトもライズしていると思うけどウグイが多すぎるのでしょうか。
エゾハルゼミもよく水面に落ちて美味しそうな波紋を立てます。これもバクっとウグイに食べられていました。ウグイ君はホントなんでも食べますが時として偏食するのが不思議です。
雷雨が去ったあとのレンブラント光線が見事。
最終の今朝は地元のS嬢がルアー初挑戦。何時間か悪戦苦闘し、しかし見事に投げられるようになりました。その感覚を忘れなければもうすぐ釣れるようになるでしょう。これにて釣り漬けの日々も一段落。明日からは観光関係の仕事や宿業再開に向けて再び始動です。
斜里岳へ
知床のガイド・Pikkiのお二人と昨日林道が解放された斜里岳へ行ってきました。しかしなぜか今日だけ曇りのち晴れ、の予想が山は雨。でもさすがガイドさんだけあって濡れても汚れてもへっちゃらです。斜里岳の登山道は例年より雪が少なく夏の沢歩きと同じように「途中までは」登って行けます。ただかなり水量は多め。
チシマザクラも何か所かで満開。主張がきつくない感じの可憐なサクラです。
羽衣の滝まで行くとやはり出てきました。かなり危険なスノーブリッジ。
いつも見逃していた登山道の横の沢の下にはアイスブルーの氷の塊が!3メートル四方ぐらいの大きさで、たぶん奥の滝の水が氷ったものが残ったのでしょう。キレイでした。
風雨も強まり上二股を今日の頂上として下山へ。しかし残雪と雪に押された樹木でホント登山道が不明瞭で、初めての方にはさっぱりコースがわからないと思います。
風雨に打たれた稜線歩き。山って上の方が雪が残っているっていうことでもないのだと実感。ここはほとんどありません。
キバナシャクナゲが疲れて口数の減ってきた私たちの心を少しほぐしてくれました。
熊見峠からの急な下りでは崩落もあり荒れ気味。登山道補修をしたところは大丈夫でしたが、新たに崩れている斜面や転がった岩などがありました。さすがにこの下りはキツイ。
家について一休みして斜里岳をみると・・晴れてるじゃん!登っているときだけ風雨にやられたのでした。登山ってこんなもんです・・今は危険なスノーブリッジもあり、残雪により道もかなり不明瞭なのでまだ少なくとも2週間ぐらいは登山はおすすめしませんが遅くとも7月になれば良くなると予想しています。















































