山の状況

山の積雪はどうだろう?とスノーシューツアーの下見に藻琴山へ。まず、駐車スペースからハイランド小清水までは雪が無く笹原で直登はできずに道路歩き。雪は5センチほどしかありません。

例年であればハイマツの上に積もった雪原を歩くのに、今歩けるのは10センチほど雪が積もった登山道だけ。下見+トレーニングということでフル装備の重い荷物とスノーシューもザックに付けていきましたが雪の重さでハイマツが道の上にかぶさっていて歩きづらいし、松ヤニが付きそうだし・・

ハイマツの上から斜里岳と屈斜路湖を見て登るのを止め早々に下山しました。正月にツアーで来るとしたらスノーシューツアーではなく、軽登山ツアーになりそうです。

でもさすがウサギの藻琴山。あちこちに足跡がついていました。元気なウサギが多そうだということで、今回の下見は良しとしましょう。

冬の来訪者

自家製サケとば第一弾、完成!今年のサケは脂のりのいいやつを使ったので切っているハサミや手がサラッとした魚の脂だらけ。でもいい味に出来ました。年末からお出しします。

サケマス孵化場の入口には遡上してきたサケがまだどっさりいました。ここ30年で一番の不漁とのことですが、これなら来年の稚魚放流は大丈夫かな・?

そしてそのサケの遡上する川沿いには今年も来ていました、オオワシ、オジロワシ。しかし今年も数は少なく20~30羽ぐらいと例年の5分の1ほどしかいません。やってくるワシが減っているのは、他へ行っていて来ていないのならいいのですが・・

 

屈斜路湖納竿

昨日の雪でついに圧雪アイスバーンになりました。10が最悪のつるつる路面だとすると今日は8ぐらい。途中で路肩に落ちて救助されている車もありました。スタッドレスタイヤもメーカーとグレードにより性能がかなり違うのでこの冬のタイヤだけは評判の良いものをおすすめします。

湖に少し立ちこんで釣りをしていると後ろで「バキバキッ」という大きな音が!?振り向くと川から流されてきた氷が河口で詰まり、ダムのようになって一気に決壊!すぐに陸に上がりましたが氷に押されてたらちょっとやばかったかも・・

岸ではアオジ(たぶん・)の群れが元気にエサを探しています。

今日は4℃まで上がるという予報だったから来たのに結局ずっと氷点下。リールのガイドローラーにラインのしずくが氷となってたまり、だんだんとラインが押し下げられてスプールじゃないところに巻かれていきます。あ~こうなるんだ・・・もちろんガイドはすぐに凍ってラインの出が悪くなるし釣りづらいったらありません。

難しかったこの時期のウグイの大物をフライで連続ヒット。リトリーブではなく斜め上下への誘いが当たりました。そのうちトラウトが来るだろうと10匹ぐらい釣りましたがウグイのみ。ということで今シーズンの屈斜路湖の釣りは今度こそホントに終了。結氷まで(釣りができるまで)は釣れるのですがそろそろワカサギ釣りの準備です。あと港でも行ってみるかな・・

氷結

網走湖の湖畔を通るともう乗っても大丈夫なぐらい結氷していました。(でもまだ乗らないでね)この湖は淡水化の工事もあり表層はかなり淡水に近い状態で、水深も浅いので冷えて凍るのが早いのです。気温だけだとよっぽど寒い摩周湖はたまにしか凍らないので結氷する条件は気温だけじゃないのがわかります。

網走のスーパーで見つけた「美味しい」という噂の缶酎ハイ。コカ・コーラ初の酎ハイのようですが、最近の果汁入りの缶酎ハイはホント、果汁の味が良く出ていて美味しい!今日のような寒い日は暖かい部屋でこんな美味しいもので乾杯です。

氷の季節へ

昨日は暖かったので(といっても5℃ぐらい)屈斜路湖へ行ってみました。ウェダーを履き、膝ぐらいまで水の中に入っていると湖の北岸、南岸で水温がかなり違うのがわかります。また大きな湖では水温が下がるのは気温が下がってからしばらく時間がかかるので今は思ったより冷たくありません。晩秋は気温が低く水温が高い、初春は気温が高く水温が低いという感じです。しかし流入する小河川は気温の低下でたちまち冷えて両岸や中洲から凍結していきます。

湖岸ではしぶき氷が付き始めていました。12月の北海道なのに最盛期と同じぐらい釣り人が多いのには感心?呆れ?だけど釣果のほうはさっぱり・・でもきれいな氷やオオワシやキツネや鹿たちが見られただけでも良しとしますか・・

 

斜里岳を見ながら

今日は寒い!昼でも1℃しかなく、一日中北西の風が吹き荒れました。その中を宿の周りのお散歩コースの5キロをジョギング&ウォーキング。年末からのスノーシューツアーに備えて体作りをせねばなりません。斜里岳は一昨日までの暖気で雪はかなり解けましたが夕方は赤紫に染まり見事な山容。収穫がほぼ終了した畑は静かでキタキツネもせっせと食べ物を探していました。

そんな山を眺めつつ、酒でも飲んでいるとネットで注文しておいたルアーが到着。100年以上前に創業したアメリカの会社のルアーですが今の日本のルアーと比べるとやはり作りが昔だなぁ~というおおらかさです。しかしこのルアー、いつもの湖ではとても使いやすく一昨年は右側の一個のルアーのみでワンシーズンを釣り続け、多くのアメマス、ニジマス、サクラマス、ヒメマス、ウグイをゲットしてきました。他のルアーも牛に食べさせるほどありますが、気に入って使っているルアーはほんの数種類。「また買ったの!?」という女将のあきれ顔にも慣れてきました。こういう趣味ってそろえることも楽しいですよね~

次の世代へ


宿近くの来運公園を流れる川に多くのサケが遡上してきています。この光景を見ると「北海道にホントに住んでいるんだなぁ~」と今でも感じています。この川いっぱいのサケもあと何日かで次の世代に命をつなぎ大地へ帰っていきます。

まずうっすらと

いつのまにかうっすらと雪が積もり、日中解けてを繰り返すようになってきました。こちらでは寒気は急にやってきてその日から一気に冬の気温になります。昼の今の温度も3℃。屋根のペンキ塗りは日を逸してしまいましたが薪割りや大工仕事などの重労働には汗もあまりかかず、虫も出ずいい気温。天気の悪い日は室内業務、良い日は屋外業務と山積みになっている宿とガイド関係の仕事をコツコツと楽しみながらやっている休館期間です。

道北イトウ釣行2019秋2

時折現れるブラックアイスバーンにヒヤヒヤしながら猿払へ。まずはエサヌカ。また来たよ道北!の風景。

長さと平らさで道の先が消えています。

川にはハクチョウがたたずみ、空にはオオワシ何羽も滑空していてのどかな風景。しかし天気が良いのは初日まで。といっても1時間後に小雨、その1時間後に日が射し、次にミゾレという感じでした。そしてひたすらフライやらルアーやらを投げ続けたのに2日間全く釣れず。たまに釣れている人もいましたがいったい何が違うの・・?。一番は場所ですが、それもいつも決まったところとは限らず季節、天候、水量、濁り、潮の満ち引き、人為的プレッシャーなどなどによって変わり、なおかつイトウの捕食スイッチが入らないとまず釣れません。その捕食スイッチがいつ入るのかそれを読めるようになるのはまだまだ先かな・・難しい・・

3日目、さすが名人!ほんの30分の間に大中小の3連続ヒット。これだからイトウはわかりません。

そしてボクは降りしきる雪の中、なんとか一匹!とねばったものの・・・虚しさと悔しさ、そして雪の冷たさで心折れましたが、こんな北海道の大自然の中で釣りができてそれだけでも幸せじゃん!?と自分を励まし、雪の中、飛び出すシカを避けながら途中、温泉で体と心をほぐしつつ300キロ5時間の帰途につきました。

浜頓別のトシカさんでは少しダイエットした名犬コハルにも会えたし、いい旅でした。

 

 

 

紅葉もピークへ

カエデ類も一気に色づいてきました。こんな林道を通って釣り場に向かうのはホント幸せです。(釣れればもっと幸せ・・)

水の近くのカエデは特にいい色に色づくようです。それに今日は暖かくひと月ほど季節が戻ったよう。

しかし目当てのニジマス、アメマスはなかなか釣れません。あちこち竿を出して行くと林道をずっと奥に行ったところの湖岸で斜里のF名人に会ってビックリ。聞くとやはり苦戦とのこと、なんか水温が例年よりかなり高いのでそれも原因かも・・

やっとこさ釣った55センチのアメマス。まだ産卵前のようでサビもなくキレイな魚体。さてこれから釣れるようになるのか・・それともこのままこの秋は沈黙で終わるのでしょうか・・