今日は20度を超え、初めて暑いと感じた日。藻琴山の雪もかなり少なくなりました。釣りのほうはいつもと違う場所でアメマスを1匹釣っただけ・・ここ10日ぐらい前から徐々に釣れなくなっています。どうみてもルアーやフライを投げて届く範囲の岸よりや表層に魚があまりいないのです。例年よりひと月ほど氷が解けるのが早かったことも何かしら影響しているかもしれないし、エサのワカサギを追って沖にいるのだとも思うけどウグイもあまり釣れません・・みんなどこ行っちゃったんだろう・・この様子だと釣果も急に良くなることはなさそう。何日か天気と様子を見てまた行ってみます。まずは大工仕事とデスクワークだな。
カテゴリー: 釣り
考えた上で
世界をあげて不要不急の外出を控えて・の今、外で遊んでいるブログを書くのも良くないのではないかと昨日書いたものを消去しましたが、昨日スポーツ庁から、精神的、肉体的な健康のために3密を避けてスポーツを・・の話が出たので一晩考えて書くことにしましました。釣りに行くときも車に一人乗り、人とも会わず、コンビニにもどこにも寄らず、広大な湖の上では誰もいないか、いても10メートル~100メートル先にM名人がいるぐらい。こんな状況でのリスクはヒグマとの遭遇か車でのエゾシカとの衝突で感染のリスクはありません。都会、特に大きな病院が遠い(45キロ先)、スーパーやドラッグストアまで10キロ、高校から先は通える範囲に選択肢が無い、ゴミ収集が2週間に一度・・など慣れてしまえば不便ではないけど(ごみ収集はだけは不便)それ以上に北海道の田舎は、「自分らしく生きるための住処」であり今回のようなリスクとは対極にある場所なのだなとあらためて感じています。しかしこんなに良いところなのに過疎化がひどく、町もこのままでは子の代、孫の代には無くなることも明白となってきました。そんなことを考え、この感染症が収束したら来て、遊んで、そしてできれば人生の一時でもいいので住んでもらえればきっと幸せな時間になる、という想いから北海道での生活を伝えていければと思います。・・で、昨日は・・
湖に来て5分もしたら、北の空が真っ黒になり竜巻か雷がやばそうだなぁ・・と思った矢先に湖の対岸から急激な強風、雨あられがこっちに向かって迫ってきます。湖の真ん中でカーボンの釣り竿なんか持っていたら人間避雷針。あわてて車に戻って30分ほどやりすごすとこんな天気に。大気の状態が非常に不安定・を実感しました。湖の中島には虹がかかり斜里岳には雪が降ったようです。
そして渾身の一匹!婚姻色の出た53センチのパワフルニジ。釣ったというより、フライを投げなおそうと思ってラインを引いたら掛っていて「釣れちゃった」感じ。アタリが出る直前にフライを咥えたようです。
リールが何度も逆転しラインもかなり出され、魚がローリングしてチベット(ハリス~針が付いている最初の糸)が体に巻きつくしこれはバレるかな・とおもったけど無事ランディング。結局この1匹+ウグイ数匹がこの日の釣果。10日ほど前から釣果も魚の大きさも落ちてきて釣れても場所がバラバラ。もちろんスレてきたのは確実だけどまだ岸よりしていないワカサギを本格的に追い始めたのか狙いのマスたちも湖全体に散らばっていった感じです。明日から急に暖かくなり虫も出てくると思うので状況が変わると期待していますが、違う攻め方もやってみようと思います。
大きな鳥はやさしい
ミサゴのダイブが撮りたくて一眼レフを持って湖へ。でも湖の沖に立ちこんでいるときによくやってくるので、岸に置いたカメラを取りに行く間に遠くに行ってしまいタイミングが合いません。そこでエゾシカの亡骸に餌付いていていつもその上の樹に留まっているオジロワシを狙ってみました。ボクはほとんどオートでシャッターを押すことしか知らない初級者だけど大きな鳥はいい!ピントも合うことが多いし動きもクイックじゃないからファインダー越しに追えるし数うちゃ当たるのです。羽を振り下ろした格好がいいのとバックには冬にいつも登っている藻琴山の山頂が見えて感慨深いものがあります。
手を広げたような羽が猛禽類らしくてなかなかいい!ただもうちょっとワシを明るく撮るにはどうしたら・・?
釣りの最中はポケットに入れたコンデジで撮影。今日もコカゲロウがあちこちで羽化して魚にはご馳走なはずなのになぜか魚っ気がとても少ない日でした。
やっと1匹ゲット。プロポーション抜群の中型のアメマス。完全ワイルドで大胆、しかしちょっとヌケてるようなこのトラウトをみると和みます。しかしお魚さんたちはいずこへ・・?
半働半遊
バイク置き場の入口の板が腐ってきたので余っていた2×6の板材を2枚同じ長さに切りネジ留して厚くして防腐剤を塗りました。乾燥したら埋め替えです。そして午後からは湖へ。
今日も南風が強く釣りには厳しい条件。水面にはチラホラをコカゲロウが羽化していました。魚にはご馳走。でもフライやルアーを投げる沖目は波が高くライズもわからない状態。雨が降ったり晴れたり曇ったり風向きが変わったりと目まぐるしい気象条件。
釣り始めて15分ぐらいでポンポンポンと連発でアメマスが来ましたがそれ以降はパッタリ・・アタリも全くなくウグイも来ません。釣れないなぁ~とボォーとしているとすぐ前の水面がいきなりバシャッ!
かなりビックリしましたが、ミサゴが見事にウグイ?を捕まえました。よく見ると2本の足を前後にしてワシづかみしています。たぶん捕まえるときは魚に直角な向きで急降下、捕まえてから飛ぶ時は風の抵抗を減らすためにでしょうが、魚もきれいに前向きにしています。ホント野生動物の動きには無駄が無く意味があるんだなと感心。
今度は頭上にハクチョウ。やっぱりデカい、翼を広げると2メートルぐらいありそう。
晴れに向かう青空を少数のV字編隊で飛んでいきました。
条件は揃わない
南風が強いとの予報でしたが、ここカルデラ湖の中はそれほどでもなく波も中程度で小雨という2つはいい条件。あと一つ、暖かめの北風が朝から吹いていれば釣れる3条件が揃うのですが、そんな日はめったにありません。それに3つ揃っても釣れない日があるのがアナログで面白いとも言えます。
我が家にもよく来るハクセキレイが湖岸に何羽もエサを探していました。家族だったのかも。
暴れるし、体をくるくる回転させて針を外そうとするのでサクラマス?ニジマス?と思ったら50センチのグッドコンディションのアメマス。段々と良い体型になってきたけどやはりクネクネと勝手に陸に上がってしまったところをパチリ。今日はリトリーブ(フライを投げて沈めて引っ張る釣り方)でも釣ることができて釣果の割には満足。ビショビショのウェアーや道具を乾かすのが帰ってからの一仕事です。・・・今日も帰路、道路で5回もエゾシカの群れに遭遇!最初の時は群れが目の前に飛び出てきて「あ~っダメだ避けきれない!少しでも弱く当たれ!」と後ろの釣り具が飛んでくるほど急ブレーキをかけたけどちょうど1頭目と2頭目の間をぎりぎりすり抜けることが”たまたま”できました。運が良かっただけです。こうやって暗闇から目の前に飛び出してこらえたら気を付けようがないよなぁ・・
少し離れた場所で
強い南風が一日中吹き気温も急上昇。こういう日は釣りは苦戦することが多いのでいつもの場所からしばらく歩いたところで竿を振ってみました。頭上を飛ぶハクチョウの声もそろそろ聞き納めかも。
魚の写真をいつも載せているので「そんなに釣れるんだ~」と思うかもしれませんが、この魚は昼から夕方までやって釣った貴重な一匹。ごくたま~に2桁釣れるときもあるけどたいがい0~3匹です。たぶんこのぐらいの釣果が自然のフィールドでのルアー・フライフィッシングに対するモチベーションが続くのかも。この時はもしかしたらあの落ち葉のたまったところにエサの虫も集まっているかも・・と思い、狙って釣れたいい型(55センチ)なので1匹でも大満足。可愛い顔のメスなのに鋭い歯でフライが破損。美しいバラにはトゲがある・・
水内際には立派な角の雄鹿の亡骸。周りを見渡すとオジロワシやキツネ、タヌキ、そしてカラスの命をつなぐ役割をはたしていました。
人に厳しい
北風が強くて波があり「今日は釣れるぞ!」と期待して出陣。寒さのことなんかあまり考えていません・・冷え切るまでは・・
今日も20分に一匹のパターン。アメマスの次に釣れてきたのは25センチの可愛いサクラマス。小桜といったサイズ。
次にニジマス。さすが力持ち、40センチほどなのに良い引きをしてくれました。少し体が暖まったかな・・
そして再びアメマスを数匹ポツポツと。ニジマスと間違うほどの弾丸体型のパワフルなやつとまだちょっと痩せていてクネクネするやつとアメマスは個性豊かです。
あとウグイとヒメマスを釣れば五目釣り達成だったけど途中から吹雪となりネットやロッドのガイドは凍り付き、人間も手足の感覚が無くなってきたので早めに終了。こんな天気だから虫も出ず、ライズも無かったけど魚が定期的に回ってくるのは良くわかりました。でもそんな回遊が毎日あるわけでもないというところがアナログで面白いのです。
湖の自然
日課
積雪がありました。ウチの近所は10センチほどですが、森の雪化粧は静けさを呼ぶよう。こういう日は釣れるのです。
2~3日に一度、午後から出陣する湖。ここで野生動物たちをみるのも楽しい日課。ハクチョウたちも次の暖気あたりで北へ向かいそうです。
釣り始めて30分、アタリがあり合わせるとかなり強い引き。
太ってはいなかったけどちょっと大型のアメマス58センチ。いまのところ今シーズンの最大魚。この直後、生け簀のように囲った石をクネクネと乗り越え湖へ帰還。「イワナは這って移動する」という話に納得です。
しかしこの魚の歯を触ってしまって・・なかなかの切れ味!痛えなぁ・・
上手く撮れない飛んでいるオジロワシ。昼間なのにエゾタヌキもいました。
今日は寒かった!凍り付くガイドを湖水で解かしながら竿を振ります。
42センチの弾丸ニジ。いい走りをしました。
今日はフライ・ルアー共そこそこ満足のいく釣果が得られ車に戻ると先の森に動くいくつもの大きな影。ぶつからないように帰ろうっと。
現実の大物、幻の大物
3密を避けて(というわけじゃないけど広~い湖にポツンと一人)M名人が「なんかデカい!」と、大物と格闘中!
上げたのは58センチのオスのニジマス。
やっぱりいるんですね、お見事!この少し前にボクも同じぐらいの大きさの銀ピカのメスのニジマスとしばらく格闘しましたがランディングのときにバレてしまい幻に(涙)・・今思うとつがいだったのかも・・
その後も30センチほどのチビニジ(ウグイのほうが重くてデカい)
アメマスとウグイが多数と今日は快釣でした。面白いのは今日はアメマスの型が全体的に一回り小さくなり、釣れる場所も特定の場所だけではなく広範囲に散らばっている感じでした。ウグイのライズも広範囲にあったからエサの水生昆虫が全体的に羽化しだしたのかな?また昨日のほうが波があり天気も悪く釣りにはいい条件だったけど今日のほうが釣れました。なんか釣りにはいい条件の日の次の日がより良く釣れる傾向があるかも・・水温や地温と同じく水の中にいる生き物には好条件が伝わるのに一日ほど時間がかかるのかもしれませんね。そんなことを考えながら帰路に着いたらエゾシカの飛び出し!急ブレーキ!・・あ~ビックリした。











































