先日釣ってきたキュウリウオとチカをみりん干しにするため一晩漬けこみました。うまく漬かっています。
冷えた魚を並べていると軍手+ビニール手袋でもかじかみます。これが美味さに変わるので頑張らねば!
夕方は斜里岳が赤くなりシンと静まりかえった大地の中での絶景でした。
そんな山と夕日を見つつ焚き付け用の木っ端を鉈で割っていきます。
この景色、いつ見ても現実感が無いような感覚になります。気温はマイナス15℃。風もなく、キン!という感じです。
摩周湖第一展望台。人がいないときは広大で音が吸い込まれるような静かさ。今日は風も弱く暖かな一日。
新しい展望デッキができていました。名前は”カムイテラス”とのこと・・星を見上げるための背もたれの角度とガラスで向こうが見える手すり壁はよく考えてあります。売店もドンキのような昭和ごちゃ置き風から少しデザインも良くなって垢ぬけてきました。美幌峠の道の駅も変わったしやはりデザインは大事です。
タンチョウヅルを見に行きました。個体数が回復してきて広範囲に生息させるために給餌も年々量を減らしているとのこと。うまくあちこちに分散してくれるといいですね。
音も無く飛来してくる優雅で可憐な姿にはいつも見惚れます。
帰路は屈斜路湖砂湯へハクチョウを。究極のスリップ路面に多くの鹿が飛び出してきていて、ホント「あぁ~ぶつかるわ!!」と何度か覚悟したほど。なんでわざとのように目の前に飛び出してくるのか?・・たぶんスピードと方向の認知能力が低い動物なのでしょう。
藻琴山とハクチョウたち。こちらは可憐というより健全という感じ。冬の北海道は大きな鳥がよく見られる場所。是非おいでください。
今日は初釣り。ちょっと遠征してサロマ湖にそそいでいる川へ氷上穴釣りです。狙いはキュウリウオ。あまり市場に出ない魚で、ホントきゅうりの匂いがきついのですが身の甘味が強く独特の美味しさがあり釣りでは人気の魚。サビキ釣りだとチカのほうが多く釣れますが他のおっちゃんおばちゃんたちも基本的にキュウリウオ狙いでサンマの切り身を付けた餌釣りが多いです。今朝は氷点下15℃、昼間も6℃ぐらいまでしか上がらず(もちろん氷点下です・)日差しも昼時のこの時だけで極寒。テントの中ではボクは火を焚かないので我慢です。でも一部のおっちゃんたちはテントも無しで「今日は冷えるなぁ~」とか笑いながら一日中やっています・・開けた穴も釣り糸も鼻毛も凍るのに北海道人すげぇー・・
今年は冷え始めるのが遅かったので氷も薄いけど、といっても20cmぐらいカチカチに凍っています。キレイなフロストフラワーはいたるところにあって、ボクが写真を撮っているとまわりのおっちゃんは「なんか珍しいものでもあんのかぁ・?」という顔で見ています。普通の光景なんだね・・
撒き餌もせずサビキを上下させるだけで最初から爆釣!チカ7キュウリウオ3ぐらいの比率です。穴より大きいやつが多いのでちょっと強引に引き上げないと引っかかります。100匹ぐらい釣ったところでキュウリウオ狙いに。
ジグヘッド(オモリ付きの針)にワーム(ミミズみたいな軟らかい疑似餌)を付けても誘うとそこそこ釣れました。(餌を付けるとさらに釣れる)今日のように水中をのぞくと魚が見えるほど泳層が浅い場合、上から見ていると食いつく瞬間が見えてすごく勉強になります。ほぼすべての人が穴の中は見ないで釣っていて釣れなくなると「魚いなくなったわ」と言っているけど、実際は魚は十分にいるけど一気にパクッと食うやつが少なくなってきた、食欲が落ちてきた」が正解。そこでサケ釣りで余った餌のカツオを5ミリ×1cmぐらいに小さく細長く切ってカレイ針に付け、誘いを小刻みにし、魚を見ながら合わせると再び入れ食い!(餌をくわえるだけでアタリが竿先に出ないことが多いのです)この釣り方だと口の小さいチカはかからず9割はキュウリウオが釣れました。考えが当たって嬉しさ倍増です。
発泡スチロールの箱は午前中でいっぱいに。明日、みりん干しにするために捌くのが大変ですが大満足の一日。こんなに釣れるなんてやっぱり北海道すげぇー。
今日は物置内の木材置き場の片付け。よくもこんな狭いスペースに積み上げたものだというぐらいの量の材木が、長らく崩れかけた本棚のようになっていたのをやっと片付ける日がきました。いつかやろうと思っていて何年も経ってしまうことってありますよね。
本棚に本立てがあるように倒れ防止をこの写真より何か所か付けました。今までは木材がドア側に倒れてドアが開かなくなりどうしようかと思ったことも何度もあったので倒れ止めをしっかり付けました。このあと夕方まで掃除をしていらない木材を薪ストーブの焚き付けように切っていたら妙に寒い・・足と手の感覚がなくなってきて次に全身が冷え切って病気かな・・と思ったら・・
気温が氷点下17℃・・夕方一気に10℃以上下がりました。こりゃ寒いはずだわ・・急いで木材を詰め込んで家に逃げ込み手をお湯で解凍。体は日本酒で内側から解凍しました・・
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。元日の初日の出。年が明けて急に冷え込みが厳しくなりました。今(2日23時)で気温は氷点下16℃。この冬一番の冷え込みですが、こういう日は天候は安定し風も弱く日差しがあって体感温度はそれほど低くないのが面白いです。
今日も大工仕事、除雪、スノーシューと氷上釣りの準備。このスノーシューは20年以上前に最初に購入し、近年は壊れても「もうこんな古いもの直せません」とモンベルから言われ、自分で直して大事に使ってきた貴重なアメリカ製のスノーシュー。(当時はまだまともな中国製は無かった)それらもついにプラスチックの部分が一斉にバラバラになりました。経年劣化というやつですが山の中で壊れなくてホント良かった。やはりプラスチックの製品や部品は使わなくても寿命が来ていきなり壊れます。スノーシューだと大体10年~15年ぐらいかな・・。壊れたところ以外はまだまだ大丈夫なのでなんとか直したいのですが、さすがに厳しいかな・
毎年スノーシューを引っかける釘の間隔が良くなくて直そうと思って早15年。ようやく時間ができて釘を打ち直しキレイに収めることができました。風除室の反対側は釣り道具。今年の網走湖は氷結が遅く、まだ解禁になっていませんがスタンバイはしておこうと思います。
ウチの周りによく来るコン吉7世(勝手に命名)。彼らも野付や藻琴山周辺にいるキツネと同じキタキツネではあるものの地域差でずいぶん顔が違うようです。
我が町のオオワシ、オジロワシの集まるところへ行ってみると約30羽以上はいました。でも一番いたときで300羽ぐらいだったのでかなり減ったのか分散したのか・・
ここ数年のこの時期では一番遡上数が多いと思われるサケ。この豊穣の川にワシたちは集まってくるのです。これなら食べ放題じゃないかな・・
オオワシも斜里岳の風景を楽しいでいるかのよう。
快晴の今日の夕方、キンと冷え込んできて無音。いまでもなんか現実離れしているような感覚になります。
知床連山も赤く染まりました。よいお年をお迎えください。
群馬H氏、M名人、S嬢と森を抜けて川へ。結論・・まったくなにも釣れませんでした。わかったこと・・この時期のトラウトの多くは下流の湿原部のどこかに集まっていると思われる・・でした。オホーツク海側は曇りがちだったけど分水嶺を越えて太平洋側へ向かうと天気はやはり晴れ。気持ちのいい青空。ボクのスノーシューは30メートルぐらい歩いたところで後ろのベルトがブチっと切断。20年、ついに天に召されました。
湧水の川も先日の湿った雪であちこち倒木が多かったけど自然は豊かでオオウバユリの種を飛ばして植物の再生に一助。
標茶の街中を流れる釧路川の土手にはタンチョウツルの親子がたたずんでいました。タンチョウツルもそろそろ給仕場へ集結しているでしょう。冬ですね。
なが~いトンネルを抜けたようにやっと晴れました。日差しのおかげで日中は暖房を付けなくてもいいのでエコで快適。それにようやく外で大工仕事のための木材加工ができました。今はお客さんからは見えないリネン類や掃除道具などの階段下の収納の棚つくりや自宅の修理などをしています。それと・・
部品が届いて除雪機の修理。ボクと同じく?古いだけあってなんかあちこち具合悪いので一か所ずつよく見ていくとネジが外れていてそれにより部品がずれてハマっていないとか構造が簡単なだけあって修理方法もわかりやすいです。ただどうやったらここのネジ外れるんだよ?と、またもやホンダらしい設計には笑えます。でもとりあえず修理完了。除雪機って平らなところにキレイに30cmぐらい積もっているところならうまく飛ばせるけど硬い雪の固まりとか山になっている雪などは乗り上げちゃったり、キャタピラーがすぐに空回りしてしまったりとか意外と雪を選びます。これからもママさんダンプは必須のようです。