淡水へ

昨年より夏に一度は行く淡水でのトラウトフィッシング。北海道へ移住する一つのきっかけとなったぐらい好きな釣りです。しかしこの時期は草木が生い茂り藪こぎが大変!虫も多いので長袖も着用しウェダーを履き、汗をかきながらロッドやラインの引っ掛かりを外しつつ進んでいきます。

まずは大河川の中流域へ。魚たちはかなりスレていて一投目だけはルアーをつつきにくるけど2投目からは反応なし。でも場所を移動しつつ投げると元気はつらつなアメマスが来ました。

50センチほどのやつはガンガン流れる瀬ということもあり、かなり引くため無理せず竿を寝かせ反発力を使って慎重に寄せます。(人の多い海でサケマスばかりやっているとこのやりとりの仕方を忘れていてハタと思いだす・・)

フライに換えると小さいながらもニジマスも来ました。

その後は大好きな湧き水の川へ。バイカモの間から少しサビの出たかわいいヤマメが飛び出してきます。

お腹が真っ赤なオショロコマ、と思ったらアメマス(たぶん)。環境により顔つきも違います。さらにいくつかのヤマメ、アメマス、ニジマスを釣った後、良い型のニジマスにぶっちぎられて終了。よく見るとカラフトマスも少し遡上していてその卵を狙いトラウトたちも付いてきていました。。久しぶりのドライフライの釣りはやはり楽しかったです。

不安定

宿業として一番多忙なお盆も終了。この夏もいろいろな方に来ていただき、いろいろなことがあったなぁ・と思い返したり、反省したり、対策を考えたり・・接客商売はどの業種も同じように「え~マジかよ!」ということもたまにありますが、多くの場合は楽しそうに「また来ます!」と出発されるお客さんを見て「やっぱり宿業っていいよな」と日々思います。また今回のウイルスは接客をなるべくするな、しゃべるな、という我らの業態を完全否定するものですが、考え方を変えて少し新しい運営方法も見えてきた感じでもあります。そして天候は秋に入りかけた感じで不安定。雨がざーっと降ったり急に晴れて蒸し暑くなったり。そんな不安定な気候も斜里岳や知床連山を一瞬、水墨画的な風景にしてくれます。

この季節、休みの日はほぼサケマス釣りですが、マス、いくら探してもちょっとしかいません・・一年ごとのハズレ年、当たり年のパターンにはまっていて昨年ならよ~く波打ち際を見ていれば昼間でも5~30匹ぐらいの群れが見つけられるのに今年はほとんどいません・・ということで初ボウズを食らいました。これはしばらくは(もしかしたらマスはもう終わりか・・)釣れそうもないかも・・

やっぱりハズレ年

2年で川に戻ってくるカラフトマスは豊漁、不漁の年がほぼ交互に来るのが特徴。(例外あり・)予想通り今年は不漁のようで昨年は結構見えた魚影がかなり少なめ。普段この釣りをやっていないとほぼ魚を見つけることができない状況です。チーム風景画の面々も苦戦で4連戦したH氏とM名人ですら初日と2日目に釣ったぐらい。4日目の今日はちょっと暑さの戻りの中でのんびりタイム。知床の海岸でまったりするのもいいものです。

歩いて探して狙って掛けた一匹は痛恨のバラシ(涙)この後はしばらく釣れず、夕方、皆が帰り静かになった波打ち際で良い型のオスが連続で釣れました。お盆が終わりやっと釣りに来ることができた執念の2匹。これで本日の食材調達の任務完了です。

狙っては撮れない・・

ペルセウス座流星群が昨日も来るということで星空観察。ちょっとモヤがかかっていたけどカシオペア座の方向を何度も撮影しました。しかしいくつもの流れ星は見えるもののレンズの方向には現れず寒さ(10℃)で撤退。肉眼ではいくつも見られたし、右端にはアンドロメダ銀河も写ったので満足です。また次の流星群を楽しみにしたいと思います。

 

ホームグラウンドへ

日中に仕事を済ませ夕方に今シーズン初のホームグラウンドへ。しかしここは、駐車場が狭い、釣り場までけっこう歩く、ルアーや仕掛けが岩に引っかかる、ヒグマが出るの4拍子揃っていて人も少なめ。そして魚影も他の有名どころよりは少ないですが自然の雰囲気が好きなのです。でもやっぱり1時間ほどは魚の姿は全くみかけませんでした。

エサ釣りからルアーに換えてすぐに大物がヒットしてビックリ!しかし強力な引きにラインを出され岩にこすれてあえなくブレイク(涙)・・タックルをもっと強化して時には強引な「ゴリ巻き」も必要かも・・それと次回はナイロンの新しいタイプの糸も使ってみようかな。薄暗くなる中、面倒だけどショックリーダーを付けなおし、ふたたびスプーンをセット。海面をよぉ~く見ると数匹の群れが波間に見えた!

すぐにポンポンとオスの中型を連続ゲット。ここで8月の早い時期に釣れるとは思っていなかったので嬉しさひとしお。明日からは盆明けまで休みは無いので出かけられませんがこの様子だと今年のカラフトマスはそこそこいいのかな・・?今後に期待です。

衝突する運命

本日の天の川銀河。今日は少しモヤが出ていたけど充分に見ることができました。流れ星や人工衛星も多数。外は半袖で涼しいぐらいで気持ちよく、干ばつのためか蚊が少なく、アブは夜は出ないので今の星空観察は快適です。

ちょっと小さいけど真ん中少し左が250万光年離れたアンドロメダ銀河。時速40万キロという猛スピード(人間の感覚だと)で我が天の川銀河に近づいていて40億年後には衝突というか融合する予定らしい。といってもとっくに人類どころか地球すら無くなっていそう・・そんな様子が時空を超えた別の次元で見るというか意識として感じ取ることってできないのかな?なんて考えていると眠くなってきました。

宿の前の外灯の下にはミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどが何匹も歩いています。ひっくり返っているやつを救助したり、車に踏まれないように草むらに放したりとなんかかわいい奴らです。いつまでも彼らの住める環境であることを願って・・おやすみなさいzzz・・・・

本日の人工衛星

今日も満天の星空。もちろん天の川もしっかり見えました。これは一緒に見ていたHさんが見つけてくれた人工衛星。清里の町の明かりがちょっと眩しくて下の方が白くなっています。天気予報では明日からついに曇りと雨のサイクルに入り雨が降りそう。観光としての雨はイヤですがさすがにこれだけ雨が降らず猛暑続きだと作物も水も土ぼこりもヤバイので夜だけでいいからしっかり降ってほしいものです。

 

流れ星と人工衛星

昼間は強風+32℃でホコリにまいったけど日が落ちると風もおさまり満天の星空へ。麦草ロールと斜里岳と木星の夏の夜。

天の川中心方向を撮っていると流れ星が!端のほうだけどいい感じで写りました。

天上を写し、よく見ると流れている光が3~4つも写っていました。人工衛星だとしたら相当数あるのでしょう。流れ星も今日は多かったので流れ星かな・・?

天の川の星の少なめな外縁方向と人工衛星。これは人工衛星を見つけて撮りました。うまくいってよかった!

ちょっと知床へ

今日の休みはぐったりしていないで外へ出よう!と知床へ。しかしウトロは33℃・・車のエアコンが気持ちよくて・・それでは避暑に知床峠へ行ってみる・・

やっぱりいつものように霧一色で人もまばら。連休の時はかなり混んだようですが・・

風があり寒いぐらいの21℃。ほんの10分走っただけで10℃以上下がりました。このままこの涼しいところで昼寝でも‥と思ったけど、竿も持ってきたし、今シーズン初のカラフトマスの様子を見てくるか・・

道の駅に車を停めて自転車でウトロの近くの有名ポイントへ。ウェーダーなんて暑くて履きたくないのでウェーディングシューズだけでジャバジャバと水に入ると気持ちいい~しかし33℃、快晴で季節も早くて釣れそうもないので誰もいません。とりあえずルアーをあちこちに30分ほど投げてダメだなこりゃ、と帰ろうとすると視界の端に背びれが出たのを発見!!いるじゃん!しかしルアーには反応なく、浮き釣りに換えてたぶんここを通るだろうというところで待ち伏せすると浮きの周りの水がざわめき・・スゥ―とアタリ!

岩と海藻をなんとかかわして釣れました!!50センチほどと小さいけどオスの銀ピカカラフトマス。幸先の良い初物。7月に釣ったことって初めてかも。さてこれからシーズンイン。道具ももっとちゃんと用意して食材調達にがんばります!

収穫始まる

宿の前の小麦の収穫が始まりました。大型ダンプの倍ぐらいあるコンバインで一気に刈り取る様子はなかなかの迫力。でも今年は干ばつがひどくて作柄が心配。おまけに今日の最高気温は35℃!風が強いのでまだいいのですが庭の草刈りをしたところ汗が吹き出し30分ほどで終了。これは宿にもエアコンの導入を検討する必要がありそう。使うのは年に一週間も無いのですが・・おまけに宿用の大きいやつは100万円ぐらいするのです・・どうしよう・・